榊原紘
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榊󠄀原 紘 (さかきばら ひろ) | |
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誕生 |
1992年(31 - 32歳)[1] 日本 愛知県三河地方[1] |
職業 | 歌人 |
言語 | 日本語 |
ジャンル | 短歌 |
主な受賞歴 | 第2回笹井宏之賞大賞(2020年) |
デビュー作 | 『悪友』(2020年) |
所属 | 無所属 |
公式サイト | 榊原紘/遠馬|Official Website |
ウィキポータル 文学 |
榊󠄀原 紘(さかきばら ひろ、1992年 - )は、日本の歌人。
経歴
[編集]1992年、愛知県三河地方生まれ[1]。2012年、奈良女子大学在学中に京大短歌に入会[1]。2015年、未来短歌会黒瀬珂瀾選歌欄に入会(のち退会)[1]。同年、「奈良女短歌」の創刊編集人となる[2]。
2019年、同人誌「遠泳」創刊に参加[3]。同年、「悪友」50首で第2回笹井宏之賞大賞を受賞[4]。2020年、「生前」30首で第31回歌壇賞次席[5]。同年、第一歌集『悪友』を刊行(2021年に3刷)。
2021年、第二歌集『セーブデータ』(私家版)を刊行。
2023年、第二歌集『koro』、短歌入門書『推しと短歌』を刊行(2024年5刷)。
株式会社Unicocoでオンライン講座の講師を務める。
短詩集団「砕氷船」の一員。
著書
[編集]歌集
[編集]- 『悪友』、2020年8月4日、書肆侃侃房、ISBN 978-4-86385-405-5
- 『セーブデータ』、2021年7月9日、私家版
- 『koro』、2023年8月31日、書肆侃侃房、ISBN 978-4-86385-588-5
入門書
- 『推しと短歌入門』、2023年10月20日、左右社、ISBN 978-4-86528-400-3
同人誌
- 『遠泳』、創刊号・2号
- 『短歌の世』
- 『面影』、2024年3月
- 短詩集団「砕氷船」『詩ⅠA』、2024年5月
個人誌
- 『それは、とても広いテーブル』、2022年1月
- 『スパンコール』、2023年8月
雑誌掲載
[編集]総合誌
- 短歌連作「幽霊とスノードーム」(20首)- 短歌ムック「ねむらない樹」vol.5、書肆侃侃房、2020年
- 書評(朽木祐『鴉と戦争』)「痛みを隠さない」- 『短歌研究』2020年11月号、短歌研究社
- 短歌連作「水際」(20首)- 『短歌研究』2021年1月号、短歌研究社
- 短歌連作「目の敵」(12首)- 『歌壇』2021年8月号、本阿弥書店
- 短歌連作「Geschichte」(10首)- 『短歌研究』2021年8月号(水原紫苑責任編集号)、短歌研究社
- 自選10首など - 『現代短歌』2021年9月号、現代短歌社
- 評「しずかな歌たち」 - 短歌ムック「ねむらない樹」vol.8、書肆侃侃房、2022年2月
- 書評(渡辺松男『寒気氾濫』)「半身」 - 『歌壇』2022年4月号、本阿弥書店
- エッセイ「短歌という鋳型――「推し」を歌にする」 - 『文學界』2022年5月号、文藝春秋
- 短歌連作「謀反」(12首) - 『歌壇』2022年8月号、本阿弥書店
- 書評(小林久美子『小さな径の画』)「似て非なる双子」- 『歌壇』2023年5月号、本阿弥書店
- 短歌連作「悪い影響」(10首)- 『短歌研究』2023年7月号、短歌研究社
- 短歌連作「筋金入り」(7首) - 『文藝春秋』11月号
- 短歌連作「最愛」(12首)- 『歌壇』2023年11月号、本阿弥書店
- 10首連作「手塩」、『短歌研究』2024年2月号
- 「特集 榊原紘」、『ねむらない樹』vol.11、2024年
- 5首連作「総なめ」、『短歌研究』2024年5・6月合併号
- 大歌会に参加 - 『文學界』2024年9月号、文藝春秋
その他
- 短歌連作「TAKEOUT ONLY」(8首)- 朝日新聞「歩き出す言葉たち」、2020年8月19日
- 書評(石川美南『砂の降る教室』) - 「図書新聞」2020年11月7日号
- 1首評など - 「ぬばたま」第6号 、2021年11月
- 1首 - 『ほんのひとさじvol.17』、書肆侃侃房、2021年11月
- 水原紫苑『女性とジェンダーと短歌』 、短歌研究社、2022年
- インタビュー「推しの短歌、私も作れますか? 推しをイメージした短歌の作り方&楽しみ方をプロの歌人に聞いてみた」 - pixiv
- 川柳1句評 - 「川柳スパイラル」15号
- 俳句連作(5句) - 「円錐」94号
- 短詩トークショー「船コーン 砕氷船(ユニコーンが乗っています)」、2022年8月26日
- トークショー「悪友と水上バスに乗る!」、2022年9月22日
- 「短歌道場」(愛知県蒲郡市)審査員、2022年10月2日
- 短歌連作「不凍港」(5首)、つくば現代短歌会機関誌「つくば集」第2号
- 人物紹介「むじな」2022年号
- 高島鈴『布団の中から蜂起せよ――アナーカ・フェミニストのための断章』(人文書院)刊行記念トークイベント 「言葉・革命・創作」
- 短歌連作「グッド・モーニング」(7首) 、 うちまちだんち「部屋にうたえば」第26回
- 短歌連作「不凍港」(18首)カリフォルニア檸檬編『エリア解放区』、2023年1月13日
- コラム「本ッ当に好きな短歌の本 教えてください〜榊原紘 編〜」 - TANKANESS、2023年3月
- インタビュー掲載 - 『GINZA』2023年4月号
- コラム「歌集が買える本屋さん〜東京三鷹・UNITÉ編〜」- TANKANESS、2023年5月
- 監修「花ゆめ推し短歌コンテスト」 - 『花とゆめ』、2023年
- トークイベント「気になる短歌とアートの話」、2023年9月27日
- トークイベント「短歌み・俳句み・川柳み~ajiro編~」、2023年10月21日
- トークイベント「推し短歌入門実践編」、UNITÉ、2023年11月19日
- 「榊原紘×高島鈴『推し短歌入門』発売記念トークイベント」、2023年12月2日
- 15首連作「安心して」とロングインタビュー、Q短歌会機関誌第六号、2023年11月
- 5首連作「銘柄はPeace」、しんぶん赤旗、2024年1月8日
- インタビュー、しんぶん赤旗、2024年1月21日
- 「本棚探偵」、『ダ・ヴィンチ』2024年3月号
- 「本について」、『ブレーン』2024年4月号
- 「現代短歌フェスティバルin奈良」座談会登壇、2024年3月10日
- 読売新聞「空想書店」、2024年4月14日
- チャリティー百人一首、胎動短歌会
- 「短歌とともに暮らす入り口〜榊原紘の短歌教室」、2024年5月25日、ほんの入り口
- 「歌会の入り口」、2024年6月15日、ほんの入り口
- トークイベント「萌えと美学の短歌論」、2024年6月
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 榊󠄀原紘『悪友』書肆侃侃房、2020年8月4日、128頁。ISBN 978-4-86385-405-5。
- ^ “短歌情報あれこれ 5月3日 - えくぼ”. 短歌情報あれこれ 5月3日 - えくぼ. 2021年1月10日閲覧。
- ^ 「同人紹介」『遠泳』第1巻、遠泳、2019年1月20日、75頁。
- ^ 「第2回笹井宏之賞発表!」『ねむらない樹』第4号、書肆侃侃房、福岡、2020年2月1日、7頁、ISBN 978-4-86385-389-8。
- ^ 「第三十一回歌壇賞決定発表」『歌壇』第34巻第2号、本阿弥書店、2020年2月、42-45頁、ISSN 0914-1510、NAID 40022133282。
外部リンク
[編集]- 榊原紘 (@hiro_geist) - X(旧Twitter)
- Hiro & Tohma's Official Website