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樋口清輝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

樋口 清輝(ひぐち きよてる、1981年3月22日[1] - )は、日本の男子テコンドー選手。

2000年シドニーオリンピック日本代表[1]。韓国の済州市で開催された2001年の世界テコンドー選手権で男子バンタム級(-62kg)で銅メダルを獲得しました。

樋口 清輝
個人情報
生誕名樋口 清輝
フルネームひぐち きよてる
国籍日本の旗 日本
生誕 (1981-03-22) 1981年3月22日(43歳)
熊本県の旗熊本県阿蘇市
身長175 cm (5 ft 9 in)
体重58 kg (128 lb)
スポーツ
日本の旗 日本
競技テコンドー
種目男子58 kg級
大学チーム大阪経済法科大学
成績・タイトル
五輪シドニーオリンピック

テコンドー男子58 kg級

1回戦敗退
獲得メダル
日本の旗 日本
テコンドー男子

世界テコンドー選手権男子バンタム級(-62kg)銅メダル

来歴

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現在の熊本県阿蘇市出身[2]。小学5年生の時に、後に県のテコンドー協会会長となった父(樋口悦夫[3])の指導を受けてテコンドーを始める[2]阿蘇町立阿蘇北中学校時代は剣道部に所属する一方で、テコンドー道場で指導を受けた[2]。中学時代に熊本県大会、九州大会で入賞[2]ブルース・リージャッキー・チェンらのカンフースターが見せる足蹴りへの憧れから、テコンドーに熱中したという[4]

1年生の時に合宿で渡航した大韓民国(韓国)で刺激を受け、父からの誘いもあり、1996年に韓国の豊生高等学校に留学する[2][5]。ホームシックに苦しみながら、3年生の時には高校の全国大会代表に選ばれた[2]

帰国後、大阪経済法科大学に進学[5]。1999年7月にクロアチアの世界選考会の結果により、シドニーオリンピック代表に選出される[5]

日本男子初の代表として臨んだオリンピック本番は[6]、1回戦で台湾の黄志雄に1-6で敗退した[7]

オリンピック後は、2001年に済州市で開催された世界テコンドー選手権の男子バンタム級で銅メダルを獲得した[要出典]。また、2005年時点では韓国の啓明大学に在籍していた[2]熊本県で、樋口道場[8]を設立し、本部、阿蘇支部、八代支部の3つがある。

脚注

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  1. ^ a b 樋口 清輝 - 日本オリンピック委員会(第27回オリンピック競技大会 日本選手代表団 テコンドー)
  2. ^ a b c d e f g 人 樋口清輝 (PDF) - 『広報あそ』2005年10月号、阿蘇市、p.9
  3. ^ ごあいさつ - 熊本県テコンドー協会(2022年3月12日閲覧)
  4. ^ #004 樋口清輝さん(シドニー五輪・テコンドー日本代表) - 熊本放送(村上美香のヒトコト、2018年10月28日)
  5. ^ a b c 韓国留学でつかんだ夢 テコンドー 樋口清輝(18)=大阪経法大1年”. asahi.com(スポーツ天国・Road to Sydney). 2022年3月12日閲覧。
  6. ^ テコンドー男子:伏兵日本が地の利を生かして旋風を巻き起こせるか - 国際オリンピック委員会(2019年1月17日)
  7. ^ 大会レポート 9/27 - 日本オリンピック委員会(2000年シドニーオリンピック)
  8. ^ 熊本テコンドー樋口道場”. kumamototaekwondo. 2022年4月22日閲覧。