樋口裕大
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樋口 裕大(ひぐち ゆうた、1997年4月22日 - )は、日本の柔道家。大阪府出身。階級は60kg級。身長161cm。段位は四段。組み手は右組み。血液型はB型。得意技は背負投[1]。
経歴
[編集]柔道は6歳の時にミキハウス柔道教室で始めた[1]。小学校6年の時には全国小学生学年別柔道大会の50kg級で5位になった[1]。扇中学2年の時には全国中学校柔道大会50kg級で2位、3年の時に55kg級で2位になった[1][2]。 足立学園高校へ進むと、2年の時に全日本カデで優勝したが、アジアカデでは2位に終わった[1]。3年の時には全日本ジュニアで優勝するも、アジアユースでは2位、世界ジュニアでは初戦で敗れた[1][3]。2016年に天理大学へ進学すると、1年の時に全日本ジュニアの60kg級で2位になった[1][3]。3年の時には学生体重別で優勝した[4]。4年の時には学生体重別と体重別団体でともに3位だった[4][5]。 2020年に大阪府警の所属となると、全国警察柔道選手権大会で2連覇を果たした[1][6]。2023年の講道館杯では決勝で天理大学1年の足立悠晟を一本背負投で破って優勝した[7]。グランドスラム・東京では初戦で中立選手として出場したロシアのアユブ・ブリエフに合技で敗れた[8]。2024年3月のグランプリ・リンツでは準々決勝でフランスのセドリク・ルボルに技ありで敗れるなどして7位にとどまった[9]。
IJF世界ランキングは182ポイント獲得で143位(2024年4月1日現在)[10]。
戦績
[編集]50kg級での戦績
- 2009年 - 全国小学生学年別柔道大会 5位
- 2011年 - 全国中学校柔道大会 2位
55kg級での戦績
- 2012年 - 全国中学校柔道大会 2位
- 2012年 - 韓国ジュニア国際 2位
- 2014年 - 全日本カデ 優勝
- 2014年 - アジアカデ 2位
- 2015年 - アジアユース 2位
- 2015年 - 全日本ジュニア 優勝
60kg級での戦績
- 2016年 - 全日本ジュニア 2位
- 2017年 - ロシアジュニア国際 2位
- 2017年 - 講道館杯 7位
- 2018年 - 学生体重別 優勝
- 2019年 - ヨーロッパオープン・オディベーラス 3位
- 2019年 - 学生体重別 3位
- 2019年 - 体重別団体 3位
- 2022年 - 全国警察柔道選手権大会 優勝
- 2023年 - 全国警察柔道選手権大会 優勝
- 2023年 - 講道館杯 優勝
- 2024年 - グランプリ・リンツ 7位
- 2024年 - 体重別 3位
(出典[1]、JudoInside.com)
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 「柔道全日本強化選手名鑑 2019」近代柔道 ベースボールマガジン社、2019年4月号
- ^ 全国中学校柔道大会
- ^ a b 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
- ^ a b 全日本学生柔道体重別選手権大会
- ^ 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
- ^ 全国警察柔道選手権大会
- ^ 柔道講道館杯、天野開斗が初制覇 武岡毅・植岡虎太郎V2 日本経済新聞 2023年11月5日
- ^ Tokyo Grand Slam 2023
- ^ Grand Prix Upper Austria 2024
- ^ World ranking list
外部リンク
[編集]- 樋口裕大 - JudoInside.com のプロフィール