横浜ステーシヨンビル
表示
(横浜ステーションビルから転送)
種類 | 株式会社 |
---|---|
市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒231-0005 神奈川県横浜市中区本町2-22 京阪横浜ビル8F |
設立 | 1961年1月28日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 6020001016343 |
事業内容 | ショッピング施設の営業・運営 他 |
代表者 | 代表取締役社長 栗田 勝 |
資本金 | 2億円 |
発行済株式総数 | 40万株 |
売上高 | 34億70百万円 |
純利益 |
▲4億0800万円 (2023年3月期)[1] |
純資産 |
52億6700万円 (2023年3月期)[1] |
総資産 |
86億3200万円 (2023年3月期)[1] |
決算期 | 3月末 |
主要株主 |
東日本旅客鉄道 (85.0%) 崎陽軒 (9.7%) |
主要子会社 | 横浜駅ビル建物株式会社 |
外部リンク | http://www.cial.co.jp/ |
株式会社横浜ステーシヨンビル(よこはまステーシヨンビル(ヨは大字))は、神奈川県横浜市中区に本社を置いていた商業施設運営企業。
かつては相鉄グループの企業であったが、2004年12日に相模鉄道の全所有株式を東日本旅客鉄道(JR東日本)が譲り受けて、東日本旅客鉄道の子会社(連結子会社)となった。2024年4月1日に、湘南ステーションビル(現・JR横浜湘南シティクリエイト)に吸収合併され、法人格消滅[2]。
沿革
[編集]本節では企業の歴史について記述する。建物の歴史については「CIAL#沿革」を参照。横浜駅西口の歴史については「横浜駅#横浜駅周辺開発の歴史」を参照。
- 1961年2月3日 - 相模鉄道と崎陽軒のそれぞれが計画していた国鉄横浜駅西口駅舎の建設計画を統合し、相模鉄道(40%)・鉄道弘済会(30%)・崎陽軒(20%)・東京急行電鉄(10%)の4社の共同出資で株式会社横浜ステーシヨンビルを設立[3][4]。資本金1億円。社長には相模鉄道社長の鳥居菊造が就任[5][6]。
- 1962年11月23日 - 民衆駅として横浜駅西口駅舎「横浜ステーションビル」が開業[7][8](のち「シァル」を経て「横浜CIAL」と改称)。
- 1981年10月 - 国鉄が資本参加[10]。
- 1982年11月 - 施設名を「横浜ステーションビル」から「シァル」に変更[10]。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道(JR東日本)が発足、国鉄横浜駅がJR東日本の駅となる。
- 1992年11月 - 筆頭株主が東日本旅客鉄道になる[10]。
- 2000年11月22日 - バブル崩壊後の鉄道輸送人員減少や地価下落などを受け、相模鉄道が新経営管理体制を発表。持株会社化によるグループ再編の方針を掲げ、不採算事業の見直しや撤退を含むグループ会社の統合を進めるとした[11]。
- 2004年12月27日 - JR東日本からの要請を受け、相模鉄道が、保有株式のうち15.75%をJR東日本へ譲渡。横浜ステーシヨンビルは子会社の横浜駅ビル商事株式会社・横浜駅ビル建物株式会社とともに相鉄グループから離脱し、JR東日本グループとなる[12]。
- 2007年3月 - 港南台駅に「プチール港南台」が開業[10]。
- 2009年
- 2011年3月27日 - 横浜駅周辺再開発事業「エキサイトよこはま22」により、横浜CIALが閉館[13]。
- 2012年11月1日 - CIAL鶴見が開業[10][14][15][16][17]。
- 2014年
- 2015年12月 - 「EKiST保土ヶ谷」を「CIAL保土ヶ谷」に改称[10]。
- 2017年3月22日 - 「EKiST鎌倉」を改装し、CIAL鎌倉が開業[10][21]。
- 2018年9月 - 菊名駅に「CIAL菊名」が開業[10]。
- 2020年
- 2024年4月1日 - JR東日本グループ事業の再編に伴い、湘南ステーションビル株式会社に吸収合併され、当社は解散し法人格消滅[2]。
事業所
[編集]- 本社・事務所
- 本社旧所在地
業務内容
[編集]- 店舗・事務所の管理及び運営
- 不動産賃貸業
- 専売物の販売及び食料品・雑貨を含む一般商品の販売
- 広告代理業務
- 宝くじ、テレホンカード及び音楽コンサート・演劇・映画・スポーツなど各種催物の入場券、チケットなどの委託販売
- 食堂・喫茶及びその他娯楽施設の経営
- 駅ビル・商業施設の管理及び運営
- 駐車場の管理・運営(JR横浜鶴屋町ビル)
関連会社
[編集]- 横浜駅ビル建物株式会社(2014年4月1日、横浜駅ビル商事株式会社を吸収合併)
- 横浜駅ビル商事株式会社(2014年4月1日、横浜駅ビル建物株式会社へ吸収合併により消滅)
脚注
[編集]- ^ a b c 株式会社横浜ステーシヨンビル 第89期決算公告
- ^ a b “JR東日本グループ事業の再編について” (PDF). 東日本旅客鉄道株式会社 (2023年12月20日). 2024年9月15日閲覧。
- ^ 野並豊『大正浜っ子奮闘記』神奈川新聞社、2007年2月8日、ISBN 978-4-87645-395-5、103-106ページ
- ^ 榊原博之・金井久、神奈川サンケイ新聞 編『ヨコハマ再開発物語』日刊工業新聞社、1982年1月、213-216ページ、ISBN 4-8191-0510-8
- ^ 『相鉄七十年史』相模鉄道、1987年12月、259ページ
- ^ a b 『相鉄グループ100年史』 相鉄ホールディングス 、2018年12月、81-82ページ
- ^ a b c “1962年 横浜ステーシヨンビル開業 ステーシヨンビル開業前日の広告|あの頃の横浜ステーション|写真見本サイト”. 神奈川新聞アーカイブズ. 神奈川新聞. 2020年6月27日閲覧。
- ^ a b c “「シァル」名店会が解散総会/横浜”. カナロコ. 神奈川新聞 (2011年6月15日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ 『相鉄グループ100年史』 相鉄ホールディングス 、2018年12月、197ページ
- ^ 『相鉄グループ100年史』 相鉄ホールディングス 、2018年12月、209-213ページ
- ^ 『相鉄グループ100年史』 相鉄ホールディングス 、2018年12月、212ページ
- ^ “地元に愛され50年、横浜シァル閉店/横浜”. カナロコ. 神奈川新聞 (2011年3月27日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “鶴見駅の駅ビル「シァル鶴見」が11月1日オープン、屋上には枯れ山水の庭園/横浜”. カナロコ. 神奈川新聞 (2012年8月30日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “「シァル鶴見」10月30日内覧会、一般参加者を募集/神奈川”. カナロコ. 神奈川新聞 (2012年9月12日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “「禅カフェ」など71店出店、駅ビル「CIAL鶴見」内覧会/横浜”. カナロコ. 神奈川新聞 (2012年10月30日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “JR東日本横浜支社が子育て支援事業に注力、保育園開園や増床/神奈川”. カナロコ. 神奈川新聞 (2012年11月28日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “JR桜木町駅に北改札を新設 1日から利用スタート にぎわい期待”. カナロコ. 神奈川新聞 (2014年7月1日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ a b “「駅と街 一体に」CIAL桜木町オープン”. カナロコ. 神奈川新聞 (2014年7月17日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “歴代の横浜駅舎が壁画に 鉄道開通の地・桜木町駅 札幌の画家が手掛ける”. カナロコ. 神奈川新聞 (2014年7月18日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “CIAL鎌倉、3月22日開業-鎌倉駅ビル”観光客特化”リニューアル”. 都市商業研究所 (2017年3月25日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ “JR横浜タワー、2020年6月18日から順次開業-ニュウマン横浜・シァル・Tジョイが進出”. 都市商業研究所 (2020年2月20日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ a b “「CIAL横浜」「CIAL横浜ANNEX」開業日決定のお知らせ”. CIAL横浜. 株式会社横浜ステーションビル (2020年6月8日). 2020年6月27日閲覧。
- ^ a b 「CIAL横浜」「CIAL横浜ANNEX」オープン 個性あふれる飲食店そろう ヨコハマ経済新聞、2020年6月18日
- ^ 『桜木町駅がますます便利になります! ~新改札口の利用開始およびJR桜木町ビルの開業について~』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道株式会社横浜支社、2020年1月23日 。2020年1月25日閲覧。
- ^ “桜木町駅新南口に蒸気機関車やジオラマ、旧横濱鉄道歴史展示「旧横ギャラリー」充実!”. はまこれ横浜 (2020年6月28日). 2020年7月7日閲覧。
- ^ (仮称)横浜駅西口開発ビルの名称が 「JR 横浜タワー」 等に決定 (PDF) (東日本旅客鉄道株式会社横浜支社 2018年11月22日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- CIAL(駅ビル・商業施設「CIAL」公式サイト)