東日本旅客鉄道東北本部
東日本旅客鉄道東北本部(ひがしにほんりょかくてつどう・とうほくほんぶ、英: East Japan Railway Company, Tohoku Area Headquarters[1])は、宮城県仙台市にある東日本旅客鉄道(JR東日本)の東北地域統括支社である。東北地方のうち、旧国鉄仙台鉄道管理局および秋田鉄道管理局の流れを汲んでいる。組織改正に伴い東北地域本社から仙台支社へ、さらに2022年10月1日には仙台支社から東北本部に改編された[2]。営業キロベースではJR東日本最大の支社である。
支社・支店所在地
- 東北本部
- 六道の辻の一角にあった仙台弥生会館跡地に建てられた旧支社ビルは、築50年超となり耐震強度不足も指摘されていたため、JR東日本では同じ場所での建て替えを計画し、2021年9月21日、完成した新しい支社ビルでの業務を開始する[3]。新ビルは旧ビルと同じ地上7階地下1階建てで、延べ床面積は従来より1割程度広い約1万9540平方メートル[3]。日本貨物鉄道(JR貨物)東北支社とグループ会社のジェイアールバス東北本社も入り、あわせて約1000名の社員が勤務。またビル1階の一部と2階にはJR東日本スポーツが運営するフィットネスクラブ「ジェクサー・ライトジム&スパ24仙台店」が11月18日にオープンし、近接するJR仙台病院とは運動器疾患の治療や検診で連携する[3]。
- 東北本部山形支店
- 東北本部福島支店
沿革
- 1950年(昭和25年)8月1日 - 地方組織改正で仙台鉄道管理局発足。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)
- 1989年(平成元年)4月26日 - 石巻線に万石浦駅を新設。
- 1990年(平成2年)3月10日 - 東北新幹線にくりこま高原駅を新設。
- 1991年(平成3年)3月16日 - 仙山線に葛岡駅を新設。奥羽本線の糠ノ目駅を高畠駅に改称。
- 1992年(平成4年)7月1日 - 山形新幹線が山形駅まで開業。奥羽本線の福島駅 - 山形駅間普通列車系統に「山形線」の愛称を使用開始。これに合わせて奥羽本線の上ノ山駅をかみのやま温泉駅、北上ノ山駅を茂吉記念館前駅に改称。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 陸羽東線に有備館駅を新設。
- 1997年(平成9年)3月22日 - 陸羽東線の上岩出山駅を西大崎駅、西岩出山駅を上野目駅、川渡駅を川渡温泉駅、東鳴子駅を鳴子御殿湯駅、鳴子駅を鳴子温泉駅、中山平駅を中山平温泉駅に改称。
- 1998年(平成10年)4月1日 - 東日本旅客鉄道 仙台支社に改編[4]。
- 1999年(平成11年)12月4日 - 山形新幹線が新庄駅まで延伸。「山形線」系統も同駅までとなる。これに合わせて奥羽本線の蟹沢駅をさくらんぼ東根駅と改称し移設、楯岡駅は村山駅に改称。また、陸羽東線の羽前赤倉駅を赤倉温泉駅、羽前向町駅を最上駅、瀬見駅を瀬見温泉駅に改称。
- 2000年(平成12年)3月11日 - 仙石線のあおば通駅 - 仙台駅間延伸開業。
- 2001年(平成13年)
- 2004年(平成16年)3月13日 - 仙石線に小鶴新田駅を新設。
- 2007年(平成19年)3月18日 - 仙台空港鉄道仙台空港線開業、仙台空港アクセス線として東北本線との相互直通運転開始。東北本線に太子堂駅、仙山線に東北福祉大前駅を新設。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)3月26日 - 仙石線に石巻あゆみ野駅を新設。
- 2017年(平成29年)
- 2019年(平成31年/令和元年)
- 4月1日 - 新幹線統括本部の発足に伴い[9]、東北新幹線(駅施設を除く)ならびに、新幹線総合車両センター、山形車両センター、仙台新幹線運輸区を同本部へ移管(山形車両センターは同時に山形新幹線車両センターへ改称[10])。
- 12月1日 - MaaS推進室を設置[11]。
- 2021年(令和3年)
- 2月5日 - 「エキツジ」跡地に建てられた地下1階、地上13階建てのオフィスビル「JR仙台イーストゲートビル」が開業[12][13][14]。
- 2月28日 - この日を最後に、支社公式サイトを閉鎖[15]。これを以ってJR東日本のすべての支社公式サイトが閉鎖された。
- 3月 - 住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)が施行した長町貨物ヤード跡地の再開発である「あすと長町土地区画整理事業」街区内に賃貸マンションおよび商業施設が入る地上12階建ての複合施設(「リエットテラスあすと長町」・「tekuteながまち2」)が開業[16][17][18]。
- 3月12日:奥羽本線の赤岩駅が廃止される[19][20]。
- 9月21日 - 新支社ビルにて業務を開始。
- 2022年(令和4年)10月1日 - 東日本旅客鉄道 東北本部に改編。それに伴い、秋田支社所属の秋田総合車両センター(南秋田センターを含む。)を編入。[2][21]
- 2023年(令和5年)6月 - 盛岡支社より盛岡車両センター(一ノ関・八戸派出および青森改造基地を含む)を編入。
管轄路線
宮城県(気仙沼地域を除く)、山形県(庄内地方と米坂線の一部を除く)、福島県(浜通り[注 1]と水郡線の磐城守山駅以南、磐越西線の山都駅以西を除く)の南東北3県を管轄する。2021年3月31日時点で、合計1089.1kmの在来線、223.6kmの新幹線、281の駅(猪苗代湖畔駅ならびに仙台貨物ターミナル駅を含むが、BRT区間の停留場は含まず)を管轄している[22]。新幹線については2019年4月1日より発足した新幹線統括本部へ列車運行・線路設備管理業務を順次移管しているが、現在も元々の管轄区間が営業エリアとして位置づけられている。
- 宮城県内の気仙沼地域ならびに東北本線有壁駅は盛岡支社(一ノ関駅管理)、福島県浜通り地域および水郡線の磐城守山駅以南は水戸支社、磐越西線の山都駅以西および米坂線の萩生駅以西ならびに山形県の庄内地域は新潟支社がそれぞれ管轄する。
- 路線
※支社境界はいずれも閉塞区間上にあるため、境界線の内側の停車場(駅・信号場など)を記載している。なお、◇が付いた路線は全線が管理区間内に入っている路線、●印が付いた路線は他線接続駅しか管轄区間内に入っていない路線である。
路線名 | 区間 | 駅数 | 備考 |
---|---|---|---|
東北新幹線 | (新白河駅・郡山駅・福島駅・白石蔵王駅 ・仙台駅・古川駅・くりこま高原駅) |
[* 1]2(7) | 左記7駅の駅運転・営業業務のみ担当 列車運行・線路設備管理は新幹線統括本部の管轄 |
東北本線 | 白坂駅[注 2] - 石越駅[注 3] | 55 | |
岩切駅 - 利府駅(利府支線) | [* 2]2 | ||
松島駅 - 高城町駅(仙石線・東北本線接続線) | [* 3]0 | 当該区間経由列車は「仙石東北ライン」として運行 | |
長町駅 - 東仙台駅(宮城野貨物線) | [* 4]1 | 定期旅客列車の運行なし | |
常磐線 | 坂元駅[注 4] - 岩沼駅 | [* 5]5 | |
磐越東線 | 赤井駅[注 5] - 郡山駅 | [* 6]14 | |
磐越西線 | 郡山駅 - 喜多方駅[注 6] | [* 7]21 | |
只見線 | 只見駅[注 7] - 会津川口駅 - 会津若松駅 | [* 8]27 | |
奥羽本線 | 福島駅 - 新庄駅 - 及位駅[注 8] | [* 9]40 | このうち福島駅 - 新庄駅間は「山形線」として案内される 山形線区間は山形新幹線列車も走行 |
米坂線 | 米沢駅 - 今泉駅[注 9] | [* 10]7 | |
◇左沢線 | 北山形駅 - 左沢駅 | [* 11]10 | |
◇仙石線 | あおば通駅 - 石巻駅 | [* 12]30 | |
◇仙山線 | 仙台駅 - 羽前千歳駅 | [* 13]16 | |
◇石巻線 | 小牛田駅 - 女川駅 | [* 14]13 | |
◇気仙沼線 | 前谷地駅 - 柳津駅 | [* 15] | 気仙沼線BRTと並行運用 |
◇陸羽東線 | 小牛田駅 - 新庄駅 | [* 16]25 | |
陸羽西線 | 新庄駅 - 南野駅[注 10] | [* 17]8 | |
●水郡線 | (阿武隈川東側)[注 11] - 安積永盛駅 | [* 18]0 | |
一般乗合旅客自動車運送事業 | |||
気仙沼線BRT | 前谷地駅 - 陸前小泉駅[注 12] | [* 19]10 | 鉄道と並行している前谷地駅 - 柳津駅間のBRTは途中停車駅なし。 |
- 駅数についての注釈
- ^ カッコ内は在来線併設駅を含めた駅数。
- ^ 支線分岐駅である岩切駅は含まない。
- ^ 支線分岐駅である松島駅、仙石線と接続する高城町駅ともに含まず、途中駅も存在しない。
- ^ 登記上旅客併設駅である貨物駅(仙台貨物ターミナル駅)を計上。支線分岐駅である長町駅と東仙台駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する岩沼駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する郡山駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する郡山駅は含まない。
- ^ 磐越西線と接続する会津若松駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する福島駅は含まない。
- ^ 奥羽本線と接続する米沢駅は含まない。
- ^ 奥羽本線と接続する北山形駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する仙台駅、石巻線と接続する石巻駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する仙台駅、奥羽本線と接続する羽前千歳駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する小牛田駅は含まない。
- ^ 石巻線と接続する前谷地駅は含まない。
- ^ 東北本線と接続する小牛田駅、奥羽本線と接続する新庄駅は含まない。
- ^ 奥羽本線と接続する新庄駅は含まない。
- ^ 安積永盛駅は東北本線の駅として計上される。
- ^ 鉄道併設駅を除いた停留場の数。
なお、国鉄時代の管轄は次のとおり。
車両基地
- 郡山総合車両センター「北コリ」・「郡」- 旧郡山工場
- 郡山派出所 - 旧磐越東線営業所郡山車両派出
- 会津若松派出所 - 旧会津若松運輸区検修部門
- 仙台車両センター「北セン」- 旧仙台電車区
- 新庄統括センター - 現在は車両配置なし
なお、山形地区(主に標準軌区間)については在来線車両も含め、新幹線統括本部管轄の山形新幹線車両センター(旧山形電車区)所属となる[10]。
- 秋田総合車両センター - 旧土崎工場。JR東日本管内の車両の改造・点検の他、主要駅で使用する駅備品の製作も行う[注 13]。
- 盛岡車両センター「北モリ」
管理駅・地区駅
東北本部管内では数駅ごとに管理駅・単独駅を設け駅長を配置する管理駅制を取っている。またその管理駅を各地区ごとに統括する地区駅を設けている。下記の他にも駅長配置がある駅もあるが、被管理駅への在勤であり管理駅の配下にある(管理駅の助役待遇)。
仙台地区の一部管理駅では、路線に関係なく管理駅と同一市町村に所在する駅を管理範囲としている。そのため必ずしも同一路線上にある駅が管理駅とは限らない。
JR東日本東北総合サービスへの業務委託拡大に伴い、管理駅や管理範囲の変更が頻繁に行われている。また仙台地区の一部については、仙台地区センターが直接管理する体制が採られている。
2019年6月には福島地区センター、2020年10月に会津若松地区センターが廃止され、郡山地区センターに統合された(郡山地区センター福島派出・会津若松派出を新たに設置)。郡山地区の直営駅は旧会津若松地区を除き自駅単独管理となり、郡山駅が広域管理する体制に改められた。
2021年10月に古川地区センターが廃止され、仙台地区センターに統合された(仙台地区センター小牛田派出を新たに設置)。
2022年3月以降、駅と運輸区・運転区を融合した統括センターが順次発足している。
★印の駅は管理助役配置駅(管理助役は地区センター助役を兼務)、☆印の駅は助役配置駅。
仙台地区
地区管理業務については、仙台地区センターの業務を引い継いだ仙台統括センターエリア管理が行う。
- 仙台統括センター(2023年3月18日発足)[24]
- 小牛田統括センター(2023年6月1日発足)
郡山地区
地区管理業務については、郡山地区センターの業務を引き継いだ郡山統括センターエリア管理が行う。郡山地区センター福島派出・会津若松派出は、そのまま郡山統括センターエリア管理の福島在勤・会津若松在勤として業務に当たる。
山形地区
地区管理業務については、山形地区センターの業務を引い継いだ山形統括センターエリア管理が行う。
駅たびコンシェルジュ(旧 びゅうプラザ・びゅう旅センター)
仙台支社管内にはびゅうプラザ・びゅう旅センターが設置されていた。前者は元々駅組織とは別に所長の配下に社員と配置されていたが、組織改編で設置駅の駅長配下に所長(助役待遇)・社員が配置されている。びゅう旅センターは従前より駅長配下に社員が配置され、国内旅行商品のみを取り扱っていた。仙台団体旅行センターのみ駅とは別組織となっていた。
その後、びゅう旅センターの廃止、びゅうプラザ店舗縮小と子会社びゅうトラベルサービス(現JR東日本びゅうツーリズム&セールス)への移管が行われ、残った店舗も「びゅうプラザ」から「駅たびコンシェルジュ」へ衣替えした。
現存店舗
- 駅たびコンシェルジュ仙台 - 旧・びゅうプラザ仙台
- 駅たびコンシェルジュ福島 - 旧・びゅうプラザ福島
- 駅たびコンシェルジュ山形 - 旧・びゅうプラザ山形
廃止箇所
- びゅうプラザ仙台合同庁舎店
- びゅうプラザ仙台東口
- びゅうプラザ岩沼(国内旅行のみ取扱)
- びゅうプラザ本塩釜(びゅうプラザ多賀城に統合)
- 須賀川駅びゅう旅センター
- 二本松駅びゅう旅センター
- 三春駅びゅう旅センター
- 小牛田駅びゅう旅センター
- くりこま高原駅びゅう旅センター
- 白石蔵王駅びゅう旅センター
- 新白河駅びゅう旅センター
- 赤湯駅びゅう旅センター
- さくらんぼ東根駅びゅう旅センター
- 村山駅びゅう旅センター
- 天童駅びゅう旅センター(旧・びゅうプラザ天童)
- びゅうプラザ米沢 - 2017年5月31日を以って営業終了。
- びゅうプラザ新庄 - 同上。
- びゅうプラザ仙台 あおば通店(国内旅行のみ取扱、JR券カウンター統合駅) - びゅうトラベルサービス移管後、閉店。
- 仙台団体旅行センター - 現在びゅうトラベルサービス東北支店として存続。
- びゅうプラザ 仙台グリーンパル
- びゅうプラザ古川
- びゅうプラザ多賀城(JR券カウンター統合駅)
- びゅうプラザ石巻(JR券カウンター統合駅)
- びゅうプラザ郡山 - 2020年2月29日を以って営業終了。
- びゅうプラザ会津若松 - びゅうトラベルサービスに移管後、2021年3月31日を以て閉店[27]。
乗務員区所
運転士
運転士・車掌
- 仙台統括センター(旧・仙台運輸区、宮城野運輸区)
- 小牛田統括センター(旧・小牛田運輸区)
- 山形統括センター(旧・山形運輸区)
- 福島統括センター(旧・福島総合運輸区)
- 郡山統括センター(旧・郡山運輸区)
- あいづ統括センター(旧・会津若松運輸区)
設備保全区所
保線関係区所
- 仙台保線技術センター
- 郡山保線技術センター
- 会津若松エリアセンター
- 福島保線技術センター
- 山形保線技術センター
- 新庄エリアセンター
- 小牛田保線技術センター
電気関係区所
- 仙台電力技術センター
- 山形メンテナンスセンター
- 郡山電力技術センター
- 福島メンテナンスセンター
- 仙台信号通信技術センター
- 山形メンテナンスセンター
- 米沢メンテナンスセンター
- 新庄メンテナンスセンター
- 郡山信号通信技術センター
- 福島メンテナンスセンター
その他区所
- 仙台建築技術センター
- 仙台機械技術センター
- 仙台土木技術センター
- 郡山土木技術センター
車両塗装
自動改札化
仙台都市圏
JR仙台支社は2002年12月8日、仙台駅で自動改札機の運用を開始した。JR東日本管内の在来線としては首都圏に次いで2箇所目。仙台支社ではまず2003年8月までに東北本線・白石駅 - 小牛田駅間、岩切駅 - 利府駅間、常磐線・岩沼駅 - 山下駅間、仙山線・仙台 -愛子駅間、仙石線・あおば通駅 - 石巻駅間の42駅を対象に、自動改札機計154通路を設置。更に自動改札機を設置しない委託駅・無人駅など24駅にはIC専用の簡易改札機を設置し、2003年10月26日にSuicaによるサービスを開始した。
運用開始日(仙台都市圏)
その他
仙台都市圏の自動改札化に引き続いて、2004年4月1日に福島駅に自動改札機を導入、運用を開始した。その後2005年3月25日には山形駅、4月1日には郡山駅にも相次いで導入、運用を開始している。 なお、2009年3月14日にSuicaのサービスが東北本線矢吹駅 - 白石駅間、常磐線原ノ町駅 - 山下駅間、磐越東線郡山駅 - 船引駅間に拡大された。
運用開始日
- 4月1日 - 福島駅(東口・西口のみ)
- 1月30日 - 郡山駅(北口)
- 3月頃 - 福島駅(エスパル改札口)
- 4月1日 - 会津若松駅
乗車人員ベスト20
2022年度、東北本部管内で一日平均の乗車人員が多かった20駅は下記の通り[28][29]。
順位 | 駅名 | 一日平均 乗車人員 |
順位 | 駅名 | 一日平均 乗車人員 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 仙台駅 | 79,075人 | 11 | 小鶴新田駅 | 5,666人 |
2 | あおば通駅 | 18,987人 | 12 | 宮城野原駅 | 5,291人 |
3 | 郡山駅 | 14,310人 | 13 | 中野栄駅 | 4,941人 |
4 | 福島駅 | 13,182人 | 14 | 陸前高砂駅 | 4,891人 |
5 | 名取駅 | 12,062人 | 15 | 北仙台駅 | 4,120人 |
6 | 南仙台駅 | 9,003人 | 16 | 岩切駅 | 4,024人 |
7 | 長町駅 | 8,943人 | 17 | 古川駅 | 3,986人 |
8 | 山形駅 | 8,737人 | 18 | 愛子駅 | 3,947人 |
9 | 岩沼駅 | 6,199人 | 19 | 太子堂駅 | 3,878人 |
10 | 多賀城駅 | 5,857人 | 20 | 陸前原ノ町駅 | 3,757人 |
仙台輸送指令
管理線区
- 東北本線
- 黒磯駅 - 石越駅間
- ※黒磯駅構内を除く。
- 長町駅 - 仙台貨物ターミナル駅 - 東仙台駅間
- 仙山線
- 仙台駅 - 羽前千歳駅間
- 奥羽本線
- 福島駅 - 院内駅間
- ※院内駅構内は秋田輸送指令の管轄。
- 左沢線
- 北山形駅 - 左沢駅間
- ※2022年11月、寒河江CTCより移管。
下記CTCセンターは駅所管(宮城野CTCのみ宮城野運輸区所管)であるが仙台輸送指令の傘下にあり、通常時は各センターにて運行管理を行うが、異常時などの場合は仙台輸送指令が指揮する。
- 郡山CTC(磐東指令)
- 磐越東線
- 郡山駅 - いわき駅間 ※いわき駅構内除く
- 小牛田CTC(小牛田指令)
- 会津若松CTC(若松指令)
- 宮城野CTC(仙石指令)
- 仙石線
- あおば通駅 - 石巻駅間
- 新庄CTC(陸西指令)
- 陸羽西線
- 新庄駅 - 余目駅間 ※余目駅構内除く(同駅は新潟輸送指令管轄)
- 今泉CTC(今泉指令)
- 米坂線
- 米沢駅 - 今泉駅間
運転取扱駅
駅側にて制御を行う駅(CTCにおける表示駅)。
- 郡山貨物ターミナル駅(JR貨物)
- 郡山駅
- 小牛田駅
- 宮城野駅
- 石巻駅
- 会津若松駅
- 山形駅
準運転取扱駅
通常時はCTC制御だが、入換時などは駅側にて制御を行う駅。
- 新庄駅
所管する関連会社
- JR東日本東北総合サービス
- 仙台ターミナルビル
- JR東日本テクノサービス
- 東北本部管内の駅舎等清掃、車両基地等の構内運転業務、車両メンテナンス業務及び車両の清掃等受託。
その他
脚注
注釈
- ^ 福島県いわき市内の磐越東線赤井駅-川前駅間は東北本部管轄。
- ^ 豊原駅との間にある黒川橋梁の福島方入口付近に大宮支社との境界がある。なお、運行系統上の境界は黒磯駅である。
- ^ 油島駅との間の、宮城県と岩手県の県境北側の最初の踏切の付近(東京起点425.0km地点)が盛岡支社との境界となっている。なお、運行系統上の境界は一ノ関駅である。
- ^ 東日本大震災で当該区間が壊滅する以前は、新地駅との間の宮城県と福島県の県境付近(日暮里起点317.4km地点)を水戸支社との境界としていた。
- ^ いわき駅との間の常磐線並走区間の手前(いわき起点1.0km地点)を水戸支社との境界としている。
- ^ 山都駅との間の濁川橋梁西側の最初の踏切から、若干山都寄り(会津若松起点18.3km地点)に新潟支社との境界がある。
- ^ 大白川駅との間の六十里越トンネル内(会津若松起点95.7km地点)に新潟支社との境界がある。
- ^ 院内駅との間の院内トンネルの新庄方の出入口付近に秋田支社との境界がある。なお、運行系統上の境界は新庄駅であり、狭軌区間の新庄駅 - 及位駅間は秋田支社が列車運行を行う。
- ^ 萩生駅との間の第二黒沢踏切から若干萩生駅寄り(米沢起点26.0km地点)に新潟支社との境界がある。
- ^ 余目駅との間の県道358号線の交差から若干南野寄りに新潟支社との境界がある。
- ^ 磐城守山駅との間に跨ぐ阿武隈川の橋梁の東側(水戸起点135.0km地点)に水戸支社との境界がある。
- ^ 東日本大震災で当該区間が壊滅する以前は、本吉駅の前谷地駅方の最初のトンネル出入口付近(前谷地起点51.0km地点)に盛岡支社との境界があった。
- ^ JR東日本では2004年(平成16年)5月からテロ対策として、側面が透けて見えるゴミ箱約2,300台を主要駅から順次設置しているが、その全てが秋田総合車両センターで造られたものである。
出典
- ^ “英語版組織図”. JR東日本 (2022年10月1日時点). 2022年11月29日閲覧。
- ^ a b “サステナブルなJR東日本グループを創るための組織の改正について”. 東日本旅客鉄道. 2022年11月5日閲覧。
- ^ a b c “JR東日本仙台支社の新ビル、9月21日使用開始”. 『河北新報』. (2021年8月20日) 2021年8月24日閲覧。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '98年版』ジェー・アール・アール、1998年7月1日、183頁。ISBN 4-88283-119-8。
- ^ “仙台駅前に野菜直売所・総菜店 JRアグリ仙台”. 『日本経済新聞』. (2017年7月29日) 2017年9月15日閲覧。
- ^ “仙台駅近くに産直・総菜・レストランの複合施設「AOYA」 地域食材の魅力発信”. 仙台経済新聞. (2017年9月5日) 2017年9月15日閲覧。
- ^ “仙台駅東口に期間限定スペース「エキツジ」 「東口交差点」コンセプトに”. 仙台経済新聞. (2017年11月15日) 2017年11月18日閲覧。
- ^ “<仙台駅東口>駅と街、気軽に交流 ゼップ仙台跡地「エキツジ」オープン”. 『河北新報』. (2017年11月11日) 2017年11月18日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 組織の改正について - 東日本旅客鉄道 2019年2月5日
- ^ a b 『JR電車編成表』2019夏 ジェー・アール・アール 交通新聞社 2019年 p.18
- ^ 「JR東、仙台にMaaS推進室」『日経産業新聞』2020年1月10日(食品・日用品・サービス面)2020年1月16日閲覧
- ^ “仙台イーストゲートビル開業 JRの東口再開発完了”. 『河北新報』. (2021年2月6日) 2021年2月9日閲覧。
- ^ “仙台駅東口にオフィスビル、JR東、20年度開業”. 日本経済新聞ニュースサイト. (2019年1月24日) 2020年1月16日閲覧。
- ^ “<仙台駅東口>ゼップ仙台跡地のオフィスビル 駅に直結、イベント会場も”. 『河北新報』. (2019年1月25日) 2019年2月2日閲覧。
- ^ JR東日本 仙台支社ウェブサイトの統合に関するお知らせ - 東日本旅客鉄道 2021年2月26日
- ^ “不動産ニュース 仙台・長町に商業併設の賃貸マンション”. 不動産流通研究所. (2020年11月26日) 2021年2月9日閲覧。
- ^ “長町駅東に12階の賃貸マンション 低層部は商業施設 21年春開業”. 『河北新報』. (2019年9月27日) 2019年10月15日閲覧。
- ^ “JR東、仙台市内に賃貸住宅 首都圏以外で初”. 日本経済新聞ニュースサイト. (2019年9月26日) 2020年1月16日閲覧。
- ^ 『奥羽本線 赤岩駅廃止について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2021年1月20日。オリジナルの2021年1月20日時点におけるアーカイブ 。2021年1月20日閲覧。
- ^ “JR奥羽線「赤岩駅」3月12日廃止 秘境駅...鉄道ファンに人気”. 福島民友 (福島民友新聞社). (2021年1月21日). オリジナルの2021年1月21日時点におけるアーカイブ。 2021年1月21日閲覧。
- ^ “業務部速報(提案②「『変革2027』の実現に向けた組織の再編について」”. JR東労組 仙台地本. 2022年11月29日閲覧。
- ^ 第34回定時株主総会招集ご通知 - 事業報告 (PDF) p.43 - 東日本旅客鉄道 2021年6月7日閲覧。
- ^ 太田浩道 編「東日本旅客鉄道 秋田総合車両センター南秋田センター 秋アキ」『JR電車編成表 2021夏』発行人 横山裕司、交通新聞社〈ジェー・アール・アール編〉、2021年5月24日、20頁。ISBN 978-4-330-02521-6。
- ^ a b ジェー・アール・アール編『JR気動客車編成表』 2023巻、交通新聞社、2023年6月15日、167頁。ISBN 978-4-330-02623-7。
- ^ a b ジェー・アール・アール編『JR気動客車編成表』 2023巻、交通新聞社、2023年6月15日、161頁。ISBN 978-4-330-02623-7。
- ^ ジェー・アール・アール編『JR気動客車編成表』 2023巻、交通新聞社、2023年6月15日、157頁。ISBN 978-4-330-02623-7。
- ^ 『びゅうプラザ(高崎駅・八戸駅・一ノ関駅・会津若松駅)の閉店について』(プレスリリース)(株)びゅうトラベルサービス、2020年11月2日 。2021年2月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員 2022年度 ベスト100|企業サイト:JR東日本”. JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社. 2023年8月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員 2022年度 ベスト100以下|企業サイト:JR東日本”. JR東日本:東日本旅客鉄道株式会社. 2023年8月23日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 東北エリア|事業エリア|採用情報:JR東日本
- JR東日本 仙台支社(ウェイバックマシン 2021年1月18日時点のアーカイブ)
- JR東日本 東北本部(JRE MALLのページ)