喜多方駅
喜多方駅 | |
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駅舎(2015年12月) | |
きたかた Kitakata | |
◄会津豊川 (1.7 km) | |
所在地 | 福島県喜多方市町田下無番地[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越西線 |
キロ程 | 81.2 km(郡山起点) |
電報略号 | キタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
642人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1904年(明治37年)1月20日[1][3] |
備考 | |
喜多方駅 | |
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きたかた Kitakata | |
(2.9 km) 会津村松► | |
所属事業者 | 日本国有鉄道 |
所属路線 | 日中線 |
キロ程 | 0.0 km(喜多方起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
開業年月日 | 1938年(昭和13年)8月18日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)4月1日 |
喜多方駅(きたかたえき)は、福島県喜多方市町田下(まちだした)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である。
2024年(令和6年)5月17日付けでの会津若松駅から当駅間の電化廃止までは、郡山からの交流電化区間は当駅までで、新津方面は非電化区間となっていた[2]。また、郡山から当駅までの各駅の管轄は東北本部であり、当駅以西は新潟支社に変わる[2]。
歴史
[編集]- 1904年(明治37年)1月20日:岩越鉄道・若松駅 - 当駅間開業の際に開設[3]。
- 1906年(明治39年)11月1日:岩越鉄道が国有化[3]。
- 1910年(明治43年)12月15日:岩越線・当駅 - 山都駅間が延伸開業[3]。
- 1938年(昭和13年)8月18日:日中線・当駅 - 熱塩駅間が開業し全通[4]。
- 1947年(昭和22年)8月18日:昭和天皇の戦後巡幸があり、お召し列車が福島駅発 - 喜多方駅着で運転[5]。
- 1958年(昭和33年)8月2日:駅舎を改築[新聞 1][6]。改築費全額分の利用債を地元が負担した[新聞 1]。
- 1972年(昭和47年)9月1日:自動券売機を設置[新聞 2]。
- 1984年(昭和59年)4月1日:日中線が全線廃止[7]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の扱いを廃止[8]。
- 1986年(昭和61年)10月21日:貨物の取り扱いを廃止[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[7]。
- 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
- 2014年(平成26年)4月1日:会津若松方面でICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2017年(平成29年)10月1日:業務委託化。
- 2024年(令和6年)10月1日:会津若松方面でえきねっとQチケのサービスを開始[1][報道 2]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で結ぶ[2]。国鉄時代は1番線ホームの新潟側(現在の駐車場の部分)に切欠きの4番線があり、朝・晩に日中線の列車がここから発着していた。また、転車台や給水塔などの設備も駅西側の日中線沿いに存在していた。旧4番線ホームは現存しており、駅名標が残されているほか、一部の線路が保線基地に転用されている。
あいづ統括センター(会津若松駅)が管理し、JR東日本東北総合サービス(LiViT)が受託する業務委託駅である。喜多方駅は新潟支社と東北本部の境界駅の機能を持ち、当駅から先の会津豊川方面が東北本部、山都から先が新潟支社の営業エリアである。業務委託化までは直営駅(駅長・助役配置)で、管理駅として、塩川駅、姥堂駅、会津豊川駅の3駅を管理していた。
コンクリートブロック造平屋建ての駅舎[新聞 1]には、みどりの窓口[1]、自動券売機のほか、簡易Suica改札機、待合室、自動販売機、トイレなどを置いている。このほか、テナントとして観光案内所(約30平方メートル)がある。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1・2 | ■磐越西線 | 下り | 野沢・新津方面[9] | |
上り | 会津若松・郡山方面[9] | |||
3 | 一部の当駅始発 |
-
改札口(2022年9月)
-
1番線ホーム(2022年9月)
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2・3番線ホーム(2022年9月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は642人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 1,386 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 1,420 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 1,422 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 1,370 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 1,326 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 1,276 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 1,193 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 1,141 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 1,157 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 1,164 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 1,186 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 1,139 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 285 | 833 | 1,119 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 278 | 792 | 1,070 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 267 | 711 | 978 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 265 | 727 | 992 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 248 | 696 | 944 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 248 | 660 | 909 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 242 | 602 | 844 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 226 | 538 | 765 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)128 | 525 | 654 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)138 | 504 | 642 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)163 | 491 | 654 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)187 | 455 | 642 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]喜多方市は蔵の町、ラーメンの町として知られ、駅周辺には多くの蔵や喜多方ラーメンの店が建ち並ぶ。
バス路線
[編集]- 会津バス(駅より約150メートルの喜多方営業所発着。一部喜多方駅前発着)
その他
[編集]隣の駅
[編集]- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■磐越西線
- 臨時快速「SLばんえつ物語」停車駅
- 会津鉄道直通運転臨時快速「AIZUマウントエクスプレス」1号終着駅
廃止路線
[編集]- 日本国有鉄道
- 日中線
- 喜多方駅 - 会津村松駅
脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f “駅の情報(喜多方駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月16日閲覧。
- ^ a b c d e f 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、24頁、2014年10月23日閲覧。
- ^ a b c d 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、15頁
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、96頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 『仙台鉄道管理局40年史』仙台鉄道管理局、1960年、216頁
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
- ^ a b 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、517頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(喜多方駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月16日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日 。2024年11月16日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
新聞記事
[編集]利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(喜多方駅):JR東日本