磐梯熱海駅
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磐梯熱海駅[* 1] | |
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駅舎(2022年9月) | |
ばんだいあたみ Bandaiatami | |
◄安子ケ島 (3.6 km) (5.4 km) 中山宿► | |
所在地 | 福島県郡山市熱海町熱海4丁目[3] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■磐越西線[3] |
キロ程 | 15.4 km(郡山起点) |
電報略号 | タミ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[4] |
乗車人員 -統計年度- |
212人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1898年(明治31年)7月26日[3][5] |
備考 | 業務委託駅 |
磐梯熱海駅(ばんだいあたみえき)は、福島県郡山市熱海町熱海4丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である[3]。
「熱海」の地名は静岡県の熱海温泉の名を鎌倉時代に拝借したもの[4](磐梯熱海温泉を参照)で、駅名は静岡県熱海市の熱海駅と区別するために「磐梯」を冠している。
歴史
[編集]- 1898年(明治31年)7月26日[3]:岩越鉄道の熱海駅(あたみえき)として開業[5]。
- 1906年(明治39年)11月1日:岩越鉄道が国有化[5]。
- 1925年(大正14年)3月20日:岩代熱海駅(いわしろあたみえき)に改称[1]。
- 1965年(昭和40年)6月1日:磐梯熱海駅に改称[2]。
- 1978年(昭和53年)9月10日:貨物の取り扱いを廃止[6]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[6][8]。
- 2002年(平成14年):東北の駅百選に選定される。
- 2009年(平成21年)4月1日:業務委託化。磐梯熱海駅長(郡山駅助役待遇)を廃止。
- 2014年(平成26年)4月1日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[9]。
- 2022年(令和4年)10月31日:みどりの窓口の営業を終了[3]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[10][11]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線[4]を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線であり、3番線は当駅始発列車と主に普通列車の待避に使われていた。のちに、旧3番線は架線もレールも取り払われている。構内の安子ケ島方が急カーブとなっているため、40 km/hの速度制限を受ける。2015年(平成27年)3月14日改正のダイヤでは1日5往復当駅で交換を行っている。信号設備上では駅舎側の1番線が上下本線となっており、交換がないときは両方向とも1番線から発着する。
郡山駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。自動券売機と簡易Suica改札機が設置されている。駅舎は、なだらかな三角屋根をもつコンクリート平屋のもので、トイレは水洗式である。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■磐越西線 | 上り | 郡山方面[12] |
1・2 | 下り | 会津若松・喜多方方面[12] |
- 2番線は列車交換時のみ使用
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改札口と切符売り場(2022年9月)
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待合室(2022年9月)
-
ホーム(2022年9月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は212人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 449 | [利用客数 2] | ||
2001年(平成13年) | 418 | [利用客数 3] | ||
2002年(平成14年) | 393 | [利用客数 4] | ||
2003年(平成15年) | 399 | [利用客数 5] | ||
2004年(平成16年) | 389 | [利用客数 6] | ||
2005年(平成17年) | 382 | [利用客数 7] | ||
2006年(平成18年) | 373 | [利用客数 8] | ||
2007年(平成19年) | 377 | [利用客数 9] | ||
2008年(平成20年) | 360 | [利用客数 10] | ||
2009年(平成21年) | 336 | [利用客数 11] | ||
2010年(平成22年) | 299 | [利用客数 12] | ||
2011年(平成23年) | 302 | [利用客数 13] | ||
2012年(平成24年) | 186 | 114 | 301 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 180 | 122 | 302 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 177 | 106 | 284 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 182 | 98 | 281 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 161 | 101 | 262 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 159 | 88 | 247 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 170 | 83 | 254 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 164 | 80 | 244 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)94 | 73 | 167 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)100 | 72 | 172 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)128 | 72 | 200 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)135 | 76 | 212 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]駅のすぐ近くや、南側の五百川沿いに磐梯熱海温泉の温泉街が広がっており、宿泊施設なども多い[4]。
- ほっとあたみ
- 郡山市役所熱海行政センター
- 磐梯熱海観光物産館
- 熱海フットボールセンター
- 熱海郵便局
- 郡山北警察署熱海駐在所
- 郡山地方広域消防組合郡山消防署熱海分署
- 郡山市立熱海中学校
- 日本きもの文化美術館
- 磐梯熱海アイスアリーナ
- 磐梯熱海スポーツパーク
- 安達太良山南登山口
- 母成高原
- 郡山石筵ふれあい牧場
- 銚子ケ滝
- 郡山市ケヤキの森
- 駅前に足湯
- かんぽの宿郡山(2019年〈令和元年〉12月20日をもって閉館)
- 郡山ユラックス熱海
- 福島交通熱海車庫(駅より約1.2キロメートル)
- 福島県道8号本宮熱海線
- 福島県道24号中の沢熱海線
- 福島県道200号磐梯熱海停車場線
- 国道49号
- 磐越自動車道 磐梯熱海インターチェンジ
- 五百川
- 福島交通・会津バス「熱海駅前」停留所
-
駅前広場
-
磐梯熱海駅前足湯
-
温泉宿(四季彩一力)
その他
[編集]「山あいの温泉の駅として親しまれている駅舎」として、東北の駅百選に選定された[4]。
隣の駅
[編集]- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■磐越西線
脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、15頁
- ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、16頁
- ^ a b c d e f “駅の情報(磐梯熱海駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、23頁、2018年7月9日閲覧。
- ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、514頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、154頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
- ^ 『Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日 。2024年11月13日閲覧。
- ^ “駅の情報(磐梯熱海駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月13日閲覧。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年7月31日閲覧。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(磐梯熱海駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月13日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月9日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月10日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
参考文献
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(磐梯熱海駅):JR東日本