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磐梯熱海駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
磐梯熱海駅[* 1]
駅舎(2022年9月)
ばんだいあたみ
Bandaiatami
安子ケ島 (3.6 km)
(5.4 km) 中山宿
地図
所在地 福島県郡山市熱海町熱海4丁目[3]
北緯37度28分50.94秒 東経140度16分14.85秒 / 北緯37.4808167度 東経140.2707917度 / 37.4808167; 140.2707917座標: 北緯37度28分50.94秒 東経140度16分14.85秒 / 北緯37.4808167度 東経140.2707917度 / 37.4808167; 140.2707917
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 磐越西線[3]
キロ程 15.4 km(郡山起点)
電報略号 タミ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[4]
乗車人員
-統計年度-
212人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1898年明治31年)7月26日[3][5]
備考 業務委託駅
  1. ^ 改称経歴
    - 1925年(大正14年):熱海駅→岩代熱海駅[1]
    - 1965年(昭和40年):岩代熱海駅→磐梯熱海駅[2]
テンプレートを表示

磐梯熱海駅(ばんだいあたみえき)は、福島県郡山市熱海町熱海4丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線である[3]

「熱海」の地名は静岡県熱海温泉の名を鎌倉時代に拝借したもの[4]磐梯熱海温泉を参照)で、駅名は静岡県熱海市熱海駅と区別するために「磐梯」を冠している。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線[4]を有する地上駅である。互いのホームは跨線橋で連絡している。かつては単式ホーム1面1線、島式ホーム1面2線の計2面3線であり、3番線は当駅始発列車と主に普通列車の待避に使われていた。のちに、旧3番線は架線もレールも取り払われている。構内の安子ケ島方が急カーブとなっているため、40 km/hの速度制限を受ける。2015年(平成27年)3月14日改正のダイヤでは1日5往復当駅で交換を行っている。信号設備上では駅舎側の1番線が上下本線となっており、交換がないときは両方向とも1番線から発着する。

郡山駅が管理し、JR東日本東北総合サービスが受託する業務委託駅である。自動券売機と簡易Suica改札機が設置されている。駅舎は、なだらかな三角屋根をもつコンクリート平屋のもので、トイレ水洗式である。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 磐越西線 上り 郡山方面[12]
1・2 下り 会津若松喜多方方面[12]
  • 2番線は列車交換時のみ使用

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員212人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     449 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     418 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     393 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     399 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     389 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     382 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     373 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     377 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     360 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     336 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     299 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     302 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 186 114 301 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 180 122 302 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 177 106 284 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 182 98 281 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 161 101 262 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 159 88 247 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 170 83 254 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 164 80 244 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 94 73 167 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 100 72 172 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 128 72 200 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 135 76 212 [利用客数 1]

駅周辺

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駅のすぐ近くや、南側の五百川沿いに磐梯熱海温泉の温泉街が広がっており、宿泊施設なども多い[4]

その他

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「山あいの温泉の駅として親しまれている駅舎」として、東北の駅百選に選定された[4]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
磐越西線
快速「あいづ
喜久田駅 - 磐梯熱海駅 - 猪苗代駅
快速
喜久田駅 - 磐梯熱海駅 - (一部川桁駅) - 猪苗代駅
普通
安子ケ島駅 - 磐梯熱海駅 - 中山宿駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、15頁
  2. ^ a b 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、16頁
  3. ^ a b c d e f 駅の情報(磐梯熱海駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月7日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『週刊JR全駅・全車両基地』第50号、朝日新聞出版、2013年8月4日、23頁、2018年7月9日閲覧 
  5. ^ a b c 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、14頁
  6. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、514頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  7. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、154頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  8. ^ 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 6号、17頁
  9. ^ Suicaの一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2013年11月29日https://www.jreast.co.jp/press/2013/20131114.pdf2024年11月13日閲覧 
  10. ^ 駅の情報(磐梯熱海駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月13日閲覧。
  11. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年7月31日閲覧 
  12. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(磐梯熱海駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月13日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月24日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年7月9日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月21日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月13日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月25日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月10日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。

参考文献

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  • 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。 

関連項目

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外部リンク

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