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白石駅 (宮城県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
白石駅
駅舎(2018年9月)
しろいし
Shiroishi
越河 (8.2 km)
(4.2 km) 東白石
地図
所在地 宮城県白石市沢目[1]
北緯38度00分12.61秒 東経140度37分34.23秒 / 北緯38.0035028度 東経140.6261750度 / 38.0035028; 140.6261750座標: 北緯38度00分12.61秒 東経140度37分34.23秒 / 北緯38.0035028度 東経140.6261750度 / 38.0035028; 140.6261750
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
キロ程 306.8 km(東京起点)
電報略号 シロ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[2]
乗車人員
-統計年度-
2,594人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1887年明治20年)12月15日[1]
備考
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白石駅(しろいしえき)は、宮城県白石市沢目[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である[2]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームを持つ地上駅である。開業当時から南側に留置線待避線がある[12]

JR東日本東北総合サービスが駅業務を受託する業務委託駅[3]白石蔵王駅管理)で、みどりの窓口自動改札機SuicaえきねっとQチケ対応)、自動券売機が設置されている。また、駅構内にはNewDaysがある[13]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 - 3 東北本線 下り 岩沼仙台利府方面[13] 2・3番線は当駅始発
2・3 上り 福島郡山方面[13] 2番線は当駅始発

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員2,594人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     3,590 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     3,516 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     3,324 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     3,340 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     3,317 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     3,240 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     3,104 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     3,063 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     3,030 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     3,009 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     2,897 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     2,806 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 465 2,434 2,900 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 487 2,497 2,985 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 479 2,369 2,849 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 494 2,414 2,908 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 474 2,462 2,936 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 474 2,454 2,928 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 466 2,426 2,892 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 452 2,407 2,860 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 258 2,005 2,264 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 291 2,114 2,405 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 368 2,083 2,452 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 404 2,189 2,594 [利用客数 1]

駅周辺

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バス路線

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断りがない限り西口に停留所が設置されている。

その他

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  • 当駅は、「徳川幕府の一国一城令から免れた白石城への最寄り駅」として、東北の駅百選に選定された。
  • 乗車券を購入の際は(北)白石-○○と発券され、券面に印字される。みどりの窓口でも同様に「(北)白石駅MM発行」となっている。「(北)」は東北本線の略号で、JRにあと2つある白石駅(前者は北海道にある函館本線白石駅で、後者は熊本県にある肥薩線白石駅)と区別するためのものである。
  • 当駅から福島方面は強風をまともに受けるため、頻繁に運休する。
  • 2009年(平成21年)3月13日まで、当駅が仙台エリアのSuica利用区域の南端であったが[報道 1][報道 2]、翌3月14日より矢吹駅まで利用可能となった[報道 2]
  • 開業当時から南側(上り線側)の待避線にて越河峠越えのために機関車の増・解結が頻繁に見られたが、機関車の性能向上や通過に変更などにより見られなくなった。現在は引き上げ線などを一部撤去し規模を縮小し、夜間の電車留置用に5線ほどが残されている。また北側(下り線側)にも貨物取り扱い所と白石興産の引き込み線があったが、輸送を自動車輸送に切り替え廃止され、跡地にはホテルとその駐車場が建設された。2008年(平成20年)5月現在、駅北側の郡山踏切付近は当時の面影を垣間見ることができる。
  • 改札口は西側(下り線側)のみである。東側(上り線側)の跨線橋通路周辺の材木置き場であった場所を道路整備して駅前ロータリーを設置した。しかし、改札口はないため、通勤・通学時以外は閑散としている。
  • 本屋は2022年(令和4年)にDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に認定されている[14]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北本線
越河駅 - 白石駅 - 東白石駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 4月改築と書いている文献もある[9]

出典

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  1. ^ a b c d 駅の情報(白石駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月21日閲覧。
  2. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 13号 仙台駅・船岡駅・松島海岸駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月4日、23頁。 
  3. ^ a b JR東日本東北総合サービス株式会社が運営する単独受託駅一覧” (PDF). JR東日本東北総合サービス. 2024年9月21日閲覧。
  4. ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、403頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 明治23年9月10日付官報(第2161号) 鉄道庁彙報
  6. ^ 明治23年10月21日付官報(第2194号) 鉄道庁彙報
  7. ^ 「鉄道省告示第461号」『官報』1935年10月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  8. ^ 記念スタンプ「逓信省告示第2696号」『官報』1935年10月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  9. ^ 『仙台鉄道管理局40年史』仙台鉄道管理局、1960年、216頁
  10. ^ 国鉄監修『交通公社の時刻表』1974年5月号
  11. ^ 業務部速報(提案「白石駅 駅業務委託の拡大について」)” (PDF). JREU仙台地本業務部 (2020年3月1日). 2020年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月7日閲覧。
  12. ^ 小学館『国鉄全線各駅停車・2 東北530駅』(1983年11月)p.40
  13. ^ a b c JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(白石駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月21日閲覧。
  14. ^ DOCOMOMO. “白石駅本屋”. docomomo. 2022年6月8日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ a b 2003年10月26日(日)仙台エリアSuica(スイカ)デビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2003年8月21日。オリジナルの2020年5月26日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200526144246/https://www.jreast.co.jp/press/2003_1/20030806.pdf2020年5月26日閲覧 
  2. ^ a b c Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200524150337/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2020年5月25日閲覧 
  3. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月1日閲覧 

新聞記事

[編集]
  1. ^ a b 「白石駅の新築成る」『交通新聞』交通協力会、1959年5月20日、1面。
  2. ^ 「小牛田駅など七駅にも」『交通新聞』交通協力会、1974年3月31日、3面。
  3. ^ 交通新聞 2008年10月29日

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月22日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月21日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月21日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月11日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月11日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月11日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月22日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月5日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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