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鳴子温泉駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
鳴子温泉駅[* 1]
駅舎(2023年7月)
なるこおんせん
Naruko-Onsen
鳴子御殿湯 (2.2 km)
(5.1 km) 中山平温泉
地図
所在地 宮城県大崎市鳴子温泉字湯元2-2[1]
北緯38度44分35.75秒 東経140度42分57.53秒 / 北緯38.7432639度 東経140.7159806度 / 38.7432639; 140.7159806座標: 北緯38度44分35.75秒 東経140度42分57.53秒 / 北緯38.7432639度 東経140.7159806度 / 38.7432639; 140.7159806
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 陸羽東線
キロ程 44.9 km(小牛田起点)
電報略号 ルコ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線[2]
乗車人員
-統計年度-
168人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1915年大正4年)4月18日[1][3]
備考 業務委託駅
  1. ^ 1997年(平成9年)に鳴子駅から改称[新聞 1]
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鳴子温泉駅(なるこおんせんえき)は、宮城県大崎市鳴子温泉字湯元[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)陸羽東線である[2]

鳴子温泉の玄関口である[2]。陸羽東線の運行上の要となる駅であり、一部の列車を除いて当駅で折り返しとなる[2]

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線(1番線)と島式ホーム1面2線(2・3番線)、計2面3線のホームを持つ地上駅である[2]。互いのホームは跨線橋で連絡している。隣接して乗務員宿泊所が設置されており、夜間滞泊が設定されている。

JR東日本東北総合サービス受託の業務委託駅であり、小牛田統括センター(古川駅)が当駅を管理する。直営駅時代は駅長・助役が配置され、旧・鳴子町内の各駅(川渡温泉駅 - 中山平温泉駅間)を管理していた。自動券売機指定席券売機[7]、簡易Suica改札機が設置されている。駅舎内に観光案内所があり、散策用に下駄を貸し出したり、下駄手形を販売するほか、駅レンタカー業務を受託している。また、案内所の女性職員が観光駅長を兼務する。駅舎は、当時の地元鳴子町の要望に応えて1991年(平成3年)6月に着工し、12月20日に完成したもので、小劇場やコミュニティ施設が併設されている。鉄筋コンクリート2階建て延べ床面積約622平方メートルあり、このうち約3分の2が地元の施設扱いである[5]

駅構内にヒノキ造りの浴槽の足湯「ぽっぽの足湯」がある[8]

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1・2 陸羽東線 上り 古川小牛田方面[9] おもに1番線
3 下り 新庄方面[9] 一部1・2番線
  • 快速「湯けむり」は1番線

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員168人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     464 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     439 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     433 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     409 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     394 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     376 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     387 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     387 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     354 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     312 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     274 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     246 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 147 112 259 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 163 116 279 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 156 107 264 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 146 88 235 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 146 80 226 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 153 76 229 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 138 77 216 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 127 82 209 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 78 57 136 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 88 49 138 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 103 53 157 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 111 56 168 [利用客数 1]

駅周辺

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駅前広場がある。商店などがある。住宅は川沿いに多い。

その他

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  • 「湯煙りに包まれた、温泉町の情報発信駅」として、東北の駅百選に選定された。
  • 旧駅名称である鳴子駅は「なるごえき」と読むが、かつての駅所在地の町名である鳴子町は「なるこちょう」と読み、駅名と町名で読み方が異なっていた。このことは、1971年(昭和46年)放送のNHK新日本紀行でも取り上げられた。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
陸羽東線
  • 臨時快速「湯けむり号」停車駅
鳴子御殿湯駅 - 鳴子温泉駅 - 中山平温泉駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d 駅の情報(鳴子温泉駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年10月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、20頁。 
  3. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、570頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 『鳴子町史 上巻』(1974年5月20日、宮城県玉造郡鳴子町役場発行)600頁。
  5. ^ a b 「大好評を博している鳴子駅の劇場つき駅舎」『鉄道ジャーナル』第310号、鉄道ジャーナル社、1992年8月、101頁。 
  6. ^ 営業職場の施策の提案と説明について (PDF)
  7. ^ a b c 駅の情報(鳴子温泉駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月2日閲覧。
  8. ^ 大崎・鳴子温泉コース” (PDF). 宮城オルレ「大崎・鳴子温泉コース」/大崎市. 大崎市 (2024年4月19日). 2024年10月20日閲覧。
  9. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(鳴子温泉駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月20日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ Suica の一部サービスをご利用いただける駅が増えます』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社、2013年11月29日http://jr-sendai.com/upload-images/2013/11/Suica_riyoukasyokakudai.pdf2014年1月2日閲覧 
  2. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月11日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ a b 「陸羽東線の6駅名改称 JR東北地域本社3月新ダイヤから」『交通新聞』交通新聞社、1997年1月28日、3面。
  2. ^ 七十七銀、鳴子支店の業務を岩出山に移転へ」『河北新報』2023年5月6日。2023年5月6日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月23日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月17日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月20日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月31日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月13日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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