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相馬駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
相馬駅[* 1]
駅舎(2022年4月)
そうま
Sōma
日立木 (5.9 km)
(4.4 km) 駒ケ嶺
地図
所在地 福島県相馬市中村字曲田1[1][2]
北緯37度48分10.03秒 東経140度55分31.76秒 / 北緯37.8027861度 東経140.9254889度 / 37.8027861; 140.9254889座標: 北緯37度48分10.03秒 東経140度55分31.76秒 / 北緯37.8027861度 東経140.9254889度 / 37.8027861; 140.9254889
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 常磐線
キロ程 307.0 km(日暮里起点)
電報略号 ソウ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,082人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1897年明治30年)11月10日[1][2]
備考 業務委託駅[3]お客さまサポートコールシステム導入駅[2]
  1. ^ 1961年(昭和36年)3月20日に中村駅から改称[1]
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相馬駅(そうまえき)は、福島県相馬市中村字曲田(まがた)[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である。

歴史

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駅名の由来

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開業当時の名称である中村駅は、開業時点での当駅所在地であった相馬郡中村町に由来する。中村町が合併により相馬市となるにあたって当駅の名称も相馬駅となった。

駅構造

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相対式ホーム2面2線とホームのない中線1線を有する地上駅である[1]。ホーム間は跨線橋にて連絡する。木造駅舎を有する。

原ノ町統括センター(原ノ町駅)が管理し、JR東日本ステーションサービスが業務を受託する業務委託駅である[3]。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝や一部の日中時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[2]。2017年(平成29年)2月までは直営駅であり、相馬 - 新地間を管理していた(現在は原ノ町管理)。

駅舎内には自動券売機指定席券売機[2]、簡易Suica改札機、NewDaysなどがある。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 常磐線 下り 岩沼仙台方面[10]
2 上り 原ノ町水戸上野方面[10]

1番線は原ノ町方面への折り返しにも対応している。東日本大震災の影響で当駅から岩沼方面が不通であった時期は、すべての列車が1番線で折り返していた[1]

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員1,082人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     2,002 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     1,936 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     1,863 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     1,833 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     1,766 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     1,722 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     1,748 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     1,758 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     1,703 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     1,593 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     1,502 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 非公表
2012年(平成24年) 220 681 901 [利用客数 13]
2013年(平成25年) 209 626 836 [利用客数 14]
2014年(平成26年) 206 557 764 [利用客数 15]
2015年(平成27年) 205 558 763 [利用客数 16]
2016年(平成28年) 269 581 850 [利用客数 17]
2017年(平成29年) 393 721 1,115 [利用客数 18]
2018年(平成30年) 395 748 1,144 [利用客数 19]
2019年(令和元年) 374 746 1,121 [利用客数 20]
2020年(令和02年) 193 648 841 [利用客数 21]
2021年(令和03年) 210 695 906 [利用客数 22]
2022年(令和04年) 277 731 1,009 [利用客数 23]
2023年(令和05年) 314 768 1,082 [利用客数 1]

駅周辺

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タクシーの待ち合い広場がある。

バス路線

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駅構内には乗り入れない。

  • 福島交通
    • 相馬駅から徒歩1 - 2分の相馬営業所に発着。

その他

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  • 瓦屋根が美しい和風の駅舎を有するとして、2002年(平成14年)に東北の駅百選へと選定された[1]
  • 2024年(令和6年)7月現在、JR東日本ステーションサービスの駅業務受託駅としては最北端に位置する[3]

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
常磐線
普通
日立木駅 - 相馬駅 - 駒ケ嶺駅

脚注

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記事本文

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 50号 郡山駅・会津若松駅・三春駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年8月4日、22頁。 
  2. ^ a b c d e f g 駅の情報(相馬駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月5日閲覧。
  3. ^ a b c 事業エリアマップ” (PDF). JR東日本ステーションサービス. 2024年11月5日閲覧。
  4. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、436頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ 「鉄道省告示第461号」『官報』1935年10月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  6. ^ 記念スタンプ「逓信省告示第2696号」『官報』1935年10月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
  7. ^ 【JR臨時代行バス 相馬駅〜亘理駅】運行期間 平成23年4月12日(火)から” (PDF). 東日本旅客鉄道水戸支社. 2011年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月21日閲覧。
  8. ^ 駅の情報(相馬駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月27日閲覧。
  9. ^ JR東日本路線図(東北エリア)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2023年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月25日閲覧。
  10. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(相馬駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年11月5日閲覧。

報道発表資料

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  1. ^ Suicaをご利用いただけるエリアが広がります。』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月22日。オリジナルの2020年5月24日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200524150337/https://www.jreast.co.jp/press/2008/20081218.pdf2020年5月25日閲覧 
  2. ^ 代行バスの運転について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2011年5月20日。オリジナルの2011年5月31日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20110531231247/http://www.jrmito.com/press/110520/20110520_press01.pdf2021年3月21日閲覧 
  3. ^ a b 常磐線の運転計画について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2011年12月14日。オリジナルの2012年2月7日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20120207073157/http://www.jrmito.com/press/111214/20111214_press03.pdf2021年3月21日閲覧 
  4. ^ a b 2016年12月 ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道水戸支社、2016年9月29日。オリジナルの2016年10月13日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20161013144930/http://www.jrmito.com/press/160929/press_01.pdf2021年3月21日閲覧 
  5. ^ 常磐線相馬〜浜吉田間の運転再開日の決定について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道仙台支社/水戸支社、2016年7月28日。オリジナルの2020年4月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200419033024/http://jr-sendai.com/upload-images/2016/07/jobansen.pdf2021年3月21日閲覧 
  6. ^ 常磐線全線運転再開にあわせた特急列車の直通運転について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2019年7月5日。オリジナルの2020年1月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190819232516/https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190709.pdf2020年3月20日閲覧 
  7. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月1日閲覧 

新聞記事

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  1. ^ JR常磐線・相馬駅にエレベーター設置 上下線をつなぐ通路に」『福島民友』福島民友新聞社、2021年3月21日。オリジナルの2021年3月21日時点におけるアーカイブ。2021年3月21日閲覧。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年3月3日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月8日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月12日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月24日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月7日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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