相馬南バイパス
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相馬南バイパス(そうまみなみバイパス)は、福島県相馬市粟津から中野まで至る延長2.9キロメートル (km) の国道115号バイパスである。
概要
[編集]- 起点 : 福島県相馬市粟津
- 終点 : 福島県相馬市中野
- 距離 : 2.9 km
- 車線数 : 片側2車線
沿革
[編集]路線概況
[編集]- 相馬市粟津から国道115号の現道を分岐,相馬市街南側の今田・成田・中野地区を通り、県道394号(旧国道6号、中野交差点)へ抜ける道路として利用されている。
- 相馬市街地の渋滞緩和、常磐自動車道・東北中央自動車道(相馬福島道路)相馬IC及び福島市方面へのアクセス強化の役割をもつ。
接続・交差する道路
[編集]- 福島県道34号相馬浪江線(相馬市成田地区)
- 福島県道121号日下石新沼線(相馬市中野地区)
- 福島県道394号相馬新地線(相馬市中野交差点)
- 国道6号相馬バイパス(相馬市大曲交差点)
- 福島県道74号原町海老相馬線(相馬市大曲交差点)
橋梁
[編集]- 天神前橋
- 全長:72.8 m(上下線)
- 主径間:35.9 m(上下線)
- 幅員:13.00 m (25.0 m)
- 形式:2径間鋼連続非合成鈑桁橋
- 施工:東開工業(上り線)・矢田工業(下り線)
- 粟津字粟津から今田字天神前に至り、二級水系宇多川を渡る。国道改良整備事業関連橋梁として建設された。総工費は上り線橋梁が5億3000万円[1]。開通当初は上り線側を用いた暫定2車線で供用されていたが、2016年3月24日に当橋梁を含む1.4 kmが4車線化され、下り線側も供用が開始された。下り線側の総工費は6億800万円[2]。
- 中野跨線橋
- 全長:328.0m
- 主径間:47.0m
- 幅員:13.0(14.5)m
- 形式:3径間鋼連続鈑桁橋+3径間鋼連続箱桁橋+3径間鋼連続鈑桁橋(計9径間)
- 竣工:1999年度(上り線)2015年11月(下り線)
- 中野字寺前から字桜町、字大橋を経て成田字栗町に至り、JR常磐線と福島県道121号日下石新沼線とが交わる踏切付近で両者を渡る。上り線側橋梁を用い暫定2車線で供用されたのちに下り線側が開通し、現在は片側2車線で供用されている。橋梁の両端は県道121号に至る立体交差のランプが分岐しており、東側はバイパスの当初の起点である中野交差点である。上り線は橋上で車線が減少し、中野交差点以東は片側1車線となる。上り線の総工費は160億円[3]。
周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ 福島県の橋梁 平成10年度版 - 福島県土木部
- ^ 福島県の橋梁 平成28年度版 - 福島県土木部
- ^ 福島県の橋梁 平成12年度版 (PDF) - 福島県土木部