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福島西バイパス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道115号標識
国道115号標識

福島西バイパス(ふくしまにしバイパス)は、福島県福島市にある延長4.8キロメートル (km) の国道115号バイパス道路である。

概要

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鳥谷野南交差点で重複してきた国道4号福島南バイパスと分岐したところから、福島西インターチェンジの西側、旧土湯街道と交差するあたりまでの区間である。西側で荒井バイパスと接続する。かつての国道115号の南側に作られた。市内のバイパス道路では比較的早期に開発された道路である。郷野目交差点から西は全線東日本女子駅伝のコースに使われる。

路線データ

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  • 起点:福島県福島市鳥谷野
  • 終点:福島県福島市佐倉下
  • 全長:4.8 km
  • 車線数:4車線

歴史

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1970年昭和45年)
都市計画道路として工事が開始され、終点側から東北自動車道福島西インターチェンジまでの区間が最初に開通した区間。その後は、部分開通を重ねて西から東へと延伸された。
1983年(昭和58年)
東北新幹線の下部を潜り、東北本線大森川を跨ぐ方木田跨線橋が開通。これにより、福島市道南町浅川線(旧国道4号・通称旧4号)と郷野目交差点で接続した。
1988年(昭和63年)
最後まで残った郷野目交差点から東側、国道4号福島南バイパスとの鳥谷野南交差点までの区間が開通。全線開通をきっかけに、最高速度制限が50キロメートル毎時から法定速度に引き上げられた。旧国道は福島市道南町佐倉下線として福島市に移管されたものの、国道区域の変更が長らく行われず、2019年3月22日に当該区間の国道区域からの削除が行われた[1]
全線開通後の交差点改良
鳥谷野南交差点の交通渋滞(特に西バイパスから、国道4号上り方面への車両の列)が激しかったことから、交差点改良が行われた。

接続する道路など

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  • 上側が起点側、下側が終点側。左側が上り側、右側が下り側。
  • 交差する道路の記載がないものは市道
交差する道路など 交差する場所
市道 蓬萊橋方面
国道4号福島南バイパス 福島市 鳥谷野南交差点
県道148号水原福島線(旧国道4号) 福島市道南町浅川線(旧国道4号) 郷野目交差点
東北新幹線 東北本線 大森川 方木田跨線橋
市道(大森街道) 福島県道148号水原福島線(大森街道) 中屋敷交差点
国道13号福島西道路 八幡西交差点
E4 東北自動車道 福島西インターチェンジ
市道南町佐倉下線(旧国道115号) 佐倉下
国道115号(荒井バイパス土湯温泉猪苗代方面

道路施設

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濁川橋
  • 全長:35.3m
  • 幅員:22.0(28.0)m
  • 形式:単純プレビーム合成鋼桁橋
  • 竣工:1987年
最後の未供用区間(全長400m)のうち、国道4号から分岐する起点、鳥谷野南交差点に接続する橋梁であり、一級水系阿武隈川水系濁川を渡る。当橋梁の完成により1988年3月に当バイパスが全線開通した。総工費は11億1200万円[2]
方木田跨線橋JR東北本線大森川

脚注

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