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有壁駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有壁駅
駅舎(2023年6月)
ありかべ
Arikabe
清水原 (3.4 km)
(7.3 km) 一ノ関
地図
所在地 宮城県栗原市金成有壁上原前[1]
北緯38度52分2.93秒 東経141度7分15.00秒 / 北緯38.8674806度 東経141.1208333度 / 38.8674806; 141.1208333座標: 北緯38度52分2.93秒 東経141度7分15.00秒 / 北緯38.8674806度 東経141.1208333度 / 38.8674806; 141.1208333
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 東北本線
キロ程 437.8 km(東京起点)
電報略号 カヘ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[2]
開業年月日 1924年大正13年)10月16日[1][2]
備考 無人駅[1][2]乗車駅証明書発行機あり)
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有壁駅(ありかべえき)は、宮城県栗原市金成有壁(かんなりありかべ)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線である。

歴史

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駅構造

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単式ホーム2面2線を持つ地上駅である[2]。元は2面3線で、中線が撤去された。互いのホームは跨線橋で連絡している。

一ノ関駅管理の無人駅で、乗車駅証明書発行機が設置されている。元は開業以来の木造の大きな駅舎を持っていたが、1998年平成10年)にコンパクトな物に立て替えられた[2]。なお、清水原駅油島駅のほか、大船渡線真滝駅も同時期に、同様な設計の小さな駅舎に建て替えられている。

無人化後も臨時で行っていた駅員を派遣しての出札業務は、1990年代には取りやめになり、旧駅舎の出札口も板打ちされた。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 東北本線 上り 小牛田仙台方面[7]
3 下り 一ノ関方面[7]

駅周辺

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有壁は旧奥州道中の宿場町だったが、現在は往時の賑わいはない。しかし、延享年間の建築である旧有壁宿本陣の建物等から偲ぶことはできる。駅は旧街道から川を渡った対岸にある。

バス路線

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「有壁駅前」停留所にて、栗原市民バスが発着する。

その他

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両隣の清水原駅と一ノ関駅はともに岩手県に所在する。石越 - 一ノ関間では、宮城(石越) - 岩手(油島・花泉・清水原) - 宮城(有壁) - 岩手(一ノ関)と3回県境を越える。このような例は全国でも珍しく、他に横浜線長津田 - 相原)、武蔵野線新秋津 - 新座)があるのみである(私鉄も含めれば京王相模原線小田急小田原線東急田園都市線も挙げられる。廃線には三江線宇都井 - 香淀)が該当した)。

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
東北本線
清水原駅 - 有壁駅 - 一ノ関駅

脚注

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  1. ^ a b c d e 駅の情報(有壁駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月3日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 23号 盛岡駅・平泉駅・山寺駅ほか74駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年1月20日、21頁。 
  3. ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、409頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第195号」『官報』1983年1月31日。
  5. ^ 「通報 ●東北本線有壁ほか8駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1983年1月31日、2面。
  6. ^ Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20240711051550/https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240711_ho02.pdf2024年8月1日閲覧 
  7. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(有壁駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年9月3日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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