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オレンジページ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社オレンジページ
The Orangepage Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
108-0073
東京都港区三田1-4-28三田国際ビル16階
設立 1988年2月12日
業種 情報・通信業
法人番号 9011101034118 ウィキデータを編集
事業内容 雑誌『オレンジページ』他図書雑誌の出版
情報提供サービス・これに関する事業
代表者 代表取締役社長 立石貴己
資本金 5億円
売上高 20億6700万円
(2023年2月期)[1]
営業利益 △3億1700万円
(2023年2月期)[1]
経常利益 △3億0400万円
(2023年2月期)[1]
純利益 △4億1,000万円
(2024年2月期)[2]
純資産 30億9,000万円
(2024年2月期)[2]
総資産 39億3,200万円
(2024年2月期)[2]
従業員数 170名
決算期 3月末
主要株主 東日本旅客鉄道 (99.7%)
外部リンク https://www.orangepage.net/
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株式会社オレンジページは、料理雑誌『オレンジページ』などを刊行する出版社東日本旅客鉄道(JR東日本)の連結子会社である。

概要

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1985年ダイエーの出版部門として設立され、『オレンジページ』を創刊。レシピ本や生活関係のムック本なども刊行している。先行している『クロワッサン』とタイトルの書体が類似しているが、同誌は生活全般を題材とするものに対して、本誌は料理レシピの掲載が中心である。

2001年に巨額の有利子負債を抱えたダイエーの保有資産売却が急務となり、オリエンタルホテルリクルートの株式などと合わせてオレンジページも売却されることになった。そこで、2001年12月に完全民営化(日本国有鉄道清算事業団の保有株式売却)したJR東日本が生活サービス事業強化の一環として買収した[3]

JR東日本グループ(2015年3月にJR東日本グループがキャラクタービジネス事業を本格的に参入し、第1弾としてタカラトミー小学館集英社プロダクションとの3社共同で『新幹線変形ロボ シンカリオン』、同年11月に第2弾として独自で『とれたんず』を展開)傘下入り後は、鉄道を題材とした図鑑児童書カレンダーSuicaのマスコットキャラクター「ペンギン」のスケジュール帳などの刊行が新たに行われるようになった。2015年11月から『とれたんず』の出版権を取得したが(2016年1月より全国発売されるがNEWDAYS・ブックエクスプレスにて先行発売されている)、『トランヴェール』などJR東日本関係の既刊誌(この内、JR東日本におけるジパング倶楽部を中心とした中高年向けブランド「大人の休日倶楽部」は会報誌連載分をまとめたムック本を刊行した)についてはジェイアール東日本企画による編集が維持されるなど親会社との接点は限定的だが、広告出稿に関しては子会社化以降は積極的である。

沿革

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  • 1985年6月17日 - ダイエーの出版部門として雑誌『オレンジページ』創刊(オレンジ色はダイエーのコーポレートカラー)。
  • 1988年2月12日 - ダイエーから独立し、株式会社オレンジページ設立。
  • 2001年
    • 12月17日 - ダイエー保有のオレンジページ株式(全体の約98.5%)がJR東日本に約85億円で売却され、JR東日本グループとなる。
    • 12月20日 - オレンジページと東京モノレール日立グループ)の2社をそれぞれの親会社から買収した(する)旨がJR東日本からプレスリリースされる。
  • 2021年3月28日 - 東京の新大久保に「フードラボ」をJR東日本や株式会社C&Cと共同で開設[4]

主な発行誌

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  • 月刊誌 - 『オレンジページ』(毎月2日・17日発売)
  • 季刊誌 - 元気になる!きれいになる!『からだの本』

脚注

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  1. ^ a b c 株式会社オレンジページ 第36期決算公告
  2. ^ a b c 株式会社オレンジページ 第37期決算公告
  3. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、187頁。ISBN 4-88283-123-6 
  4. ^ 【NEWS】[CO&CO]フードラボ「Kimchi, Durian, Cardamom,,, (略称:K,D,C,,,)」が新大久保にオープン” (2021年3月28日). 2022年5月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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