神戸らんぷ亭
表示
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目8-8 とみん新宿ビル 4階 |
設立 | 1993年(平成5年)8月25日 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 2010501018620 |
事業内容 | 飲食店のチェーン展開 |
主要株主 | 株式会社ガーデン |
特記事項:2018年3月1日、株式会社ガーデンに吸収合併され法人格消滅。 |
神戸らんぷ亭(こうべらんぷてい)は、牛丼を主力商品とする外食チェーンストアで、株式会社神戸らんぷ亭が経営した。
概要
[編集]1993年にダイエーグループの一員として設立される。牛丼チェーン店では後発のため、知名度を求めて1号店を渋谷区恵比寿で開店した。
牛丼チェーン店「神戸らんぷ亭」をフランチャイズ方式で関東地方の東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県へ展開し、店舗数は最大時に50店であった[1]。
牛丼チェーン店のうちで早期の1995年に290円へ値下げし、2010年に醤油を使わない「塩牛丼」を開発するなど、一時期は売上額が牛丼業界5位となる[1]。
2014年に一部の店舗を新業態のカツ丼専門店「かつ丼屋」へ転換した[2]。
2015年にマックグループに買収されてグループのラーメン店「壱角家」へ転換され、7月31日までに全て閉店した[3][4]。銀座店のみ[4]「銀座らんぷ亭」として牛丼を含まないラーメン中心のメニュー構成で営業を再開し[5][6]、2017年4月28日に閉店した。
沿革
[編集]- 1993年(平成5年)
- 2月 - ダイエーグループの株式会社蔵椀が、牛丼事業を開始して恵比寿に1号店を開店する。
- 8月25日 - ダイエーが全額出資して株式会社神戸らんぷ亭を設立する。
- 1994年(平成6年)2月 - 牛丼店のチェーン展開を開始。
- 2003年(平成15年)12月24日 - アメリカ合衆国でBSE感染疑いの牛が発見され、米国産牛肉の輸入が禁止となる。
- 2004年(平成16年)
- 2月19日 - 当初は同年3月末で牛丼販売を休止する方針が、オーストラリア産牛肉の確保に目処が立ち、店舗は首都圏を中心で他牛丼チェーンに比して少ない事から、4月以降も牛丼販売の継続を発表する[7]。
- 4月1日 - オーストラリア産牛肉へ切り替えて牛丼の販売を再開する。
- 2005年(平成17年)12月12日 - 親会社のダイエーが、全株式をITサービス企業ミツイワ株式会社へ譲渡し[8]、同社の子会社となる。
- 2008年(平成20年)9月1日 - 豪州産に加えメキシコ産牛肉を導入する。
- 2014年(平成26年)1月20日 - 田町店が「かつ丼屋」芝大門店へ転換し[2]、以降、いくつかの店舗がカツ丼屋に転換する。
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)4月28日 - 「銀座らんぷ亭」が閉店する。
- 2018年(平成30年)3月1日 - 株式会社ガーデンに吸収合併されて解散する。
-
神戸らんぷ亭水道橋店
-
神戸らんぷ亭店時代の牛丼並盛り
社名の由来
[編集]牛丼店を運営する『神戸らんぷ亭』の社名と店舗名について諸説見られる。店舗は首都圏4都県のみで、神戸市を含む他地区の出店はなかった。
脚注
[編集]- ^ a b 「神戸らんぷ亭」の牛丼店がひっそり閉店 店舗は「家系ラーメン」へ業態転換 J-CASTニュース 2015年08月13日18時58分 (2021年7月23日閲覧)
- ^ a b “田町の牛丼店が「かつ丼屋」にリニューアル-神戸らんぷ亭が新業態”. 品川経済新聞 (2014年2月20日). 2014年12月25日閲覧。
- ^ “店舗情報”. 神戸らんぷ亭. 2015年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月12日閲覧。
- ^ a b c d “牛丼チェーン「らんぷ亭」がひっそり完全消滅 家系ラーメンに転換している”. Excite Bit コネタ. 2015年8月12日閲覧。
- ^ a b “店舗情報”. 神戸らんぷ亭. 2015年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月3日閲覧。
- ^ “銀座ランプ亭 銀座店”. 神戸らんぷ亭. 2015年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月19日閲覧。
- ^ 読売新聞・2004年2月19日(インターネットアーカイブ)より
- ^ 子会社の売却に関するお知らせ(PDF) 株式会社ダイエー
- ^ ミツイワ株式会社 ミツイワグループの紹介
- ^ マックグループ、神戸らんぷ亭を買収。
- ^ a b c 神戸らんぷ亭公式サイト(インターネットアーカイブ)より