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橋本雄一 (地理学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

橋本 雄一(はしもと ゆういち、1963年[1][2] - )は、日本地理学者人文地理学都市地理学地理情報科学[3])。北海道大学大学院文学研究科・文学部教授[3]

都市の社会経済活動の時空間構造を、地理情報システム (GIS) を用いて分析している[3]。主宰する研究室は北海道においてGISに関する産学官連携の中心拠点となっており、積雪寒冷地の生活環境についての分析にも取り組んでいるが[3]、GIS技法に関連する編書や、東南アジアを分析対象とした著書も発表している[2]

経歴

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神奈川県鎌倉市出身[1]

1986年立命館大学文学部地理学科を卒業し、筑波大学大学院へ進む[1][4]1993年6月、筑波大学大学院博士課程地球科学研究科単位取得退学し、同年7月北海道大学文学部助手となった[5]

1995年、「The transformation of central place system in the Tokyo metropolitan area(東京大都市圏における中心地システムの変容)」により、筑波大学から博士(理学)を取得した[6]

1996年に文学部助教授、2000年に大学院文学研究科助教授となり、2007年に制度変更による准教授を経て、2011年に教授となった[1][5]

2015年、『東南アジアの経済発展と世界金融危機』(2014年刊行)に対し、地理空間学会より地理空間学会学術賞を受賞した[7]

主な業績

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単著

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  • 東京大都市圏の地域システム、大明堂、2001年
  • マレーシアの経済発展とアジア通貨危機、古今書院、2005年
  • 東南アジアの経済発展と世界金融危機、古今書院、2014年

編著

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  • 地理空間情報の基本と活用、古今書院、2009年
  • GISと地理空間情報、古今書院、2011年(2012年に増補版、2014年に3訂版)
  • QGISの基本と防災活用、古今書院、2015年

出典・脚注

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  1. ^ a b c d 橋本雄一「北海道における産業の集積とクラスター形成に関する地理学的考察」(PDF)『開発こうほう』、北海道開発協会、2005年、13頁、2016年3月8日閲覧 
  2. ^ a b 簡易検索結果「橋本, 雄一, 1963-」”. 国立国会図書館. 2016年3月8日閲覧。
  3. ^ a b c d 教員一覧 橋本雄一”. 北海道大学. 2016年3月8日閲覧。
  4. ^ 教員一覧 橋本雄一”. 北海道大学. 2016年3月8日閲覧。 - 「研究活動」のタブを開く
  5. ^ a b 橋本雄一”. 橋本雄一. 2016年3月8日閲覧。
  6. ^ The transformation of central place system in the Tokyo metropolitan area 橋本雄一”. 国立国会図書館. 2016年3月8日閲覧。
  7. ^ 橋本雄一教授が2015年度 地理空間学会学術賞 を受賞”. 北海道大学 (2015年6月23日). 2016年3月8日閲覧。地理空間学会 学会賞受賞者” (PDF). 地理空間学会. 2016年3月8日閲覧。

外部リンク

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