橋詰将義
橋詰 将義(はしづめ まさよし、1993年11月28日 - )は、日本のプロボクサー。大阪府松原市[1]。第39代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者、元WBOアジアパシフィックスーパーフライ級王者。 角海老宝石ボクシングジム所属。かつては井岡ボクシングジムに所属していた[2]。
人物
[編集]来歴
[編集]2013年9月11日のプロデビュー戦は3回TKO勝ち[4]。
2014年9月14日、2014年度西日本新人王決勝で梶川武士と対戦し、1回0分38秒でKO勝ちし、西日本新人王となり、MVPとなった [5]。
2014年11月9日、2014年全日本新人王西軍代表決定戦で櫻井栄太と対戦し、1回2分00秒でKO勝ちし、西軍代表となり、MVPとなった [6]。
2014年12月21日、2014年スーパーフライ級新人王西軍代表として、東軍代表米永章吾を相手に3回負傷判定勝ちで全日本新人王獲得[7]。
また2018年12月9日に大阪府立体育会館第2競技場で日本スーパーフライ級王者奥本貴之と日本スーパーフライ級タイトルマッチを行い、10回1-1(95-96、97-93、95-95)ドローで王座獲得に失敗[8]。
さらに2021年3月、角海老宝石ボクシングジムに移籍[9]。
翌2022年2月28日に後楽園ホールで開催された「第85回フェニックスバトル」のメインイベントにて古谷昭男とOPBF&WBOアジアパシフィックスーパーフライ級タイトルマッチを行い、12回3-0(115-113、118-110、116-112)判定勝ちでOPBF&アジア王座獲得に成功で2冠王者になる[10][11]。
2022年6月29日、東京・後楽園ホールで元世界3階級制覇王者の田中恒成と対戦し、序盤は橋詰が体格差を生かし有利に試合を進めるが、5回に橋詰が右目の眉尻を切り流血し、レフェリーが試合を止め、5回2分52秒TKO負けとなった[12]。
戦績
[編集]- プロボクシング - 22戦19勝(11KO)2分 1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2013年9月11日 | ☆ | 3R 1:53 | TKO | ペットサーイファー・ルークメーラムプーイジム | タイ | プロデビュー戦 |
2 | 2013年12月31日 | ☆ | 1R 1:13 | KO | ロッタン・ウォーポーシーサケット | タイ | |
3 | 2014年4月20日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 田中隆介(森岡) | 日本 | |
4 | 2014年7月20日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | 木久健次(大鵬) | 日本 | |
5 | 2014年9月14日 | ☆ | 1R 0:38 | KO | 梶川武士(守口東郷) | 日本 | 2014年度西日本新人王決勝 |
6 | 2014年11月9日 | ☆ | 1R 2:00 | KO | 櫻井栄太(富士) | 日本 | 2014年全日本新人王西軍代表決定戦 |
7 | 2014年12月21日 | ☆ | 3R | 負傷判定3-0 | 米永章吾(宮田) | 日本 | 2014年度全日本スーパーフライ級新人王決定戦 |
8 | 2015年4月22日 | ☆ | 3R 2:08 | KO | セーンラチャン・ソーテパタニー | タイ | |
9 | 2015年9月27日 | ☆ | 1R 1:04 | KO | ペットナムヌン・ソーパンヨーキット | タイ | |
10 | 2015年12月31日 | ☆ | 4R 0:14 | TKO | ケン・メナヨーシン | タイ | |
11 | 2016年7月20日 | ☆ | 5R 2:57 | TKO | セーントーン・トーブアマート | タイ | |
12 | 2016年12月31日 | ☆ | 4R 2:38 | KO | チャットペット・サイトーンジム | タイ | |
13 | 2017年4月23日 | ☆ | 4R 1:50 | TKO | チャンチャイ・サイトーンジム | タイ | |
14 | 2017年9月13日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | トンクラー・イサーントラクター | タイ | |
15 | 2017年12月10日 | △ | 8R | 判定0-1 | 藤本耕太(江見) | 日本 | |
16 | 2018年2月24日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | 村井貴裕(グリーンツダ) | 日本 | |
17 | 2018年7月29日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | マージュン・パンティルガン | フィリピン | |
18 | 2018年12月9日 | △ | 10R | 判定1-1 | 奥本貴之(グリーンツダ) | 日本 | 日本スーパーフライ級タイトルマッチ |
19 | 2019年4月21日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ジェイアール・エスティリモス(六島) | フィリピン | |
20 | 2021年7月21日 | ☆ | 8R 0:46 | TKO | 湊義生(JM加古川) | 日本 | |
21 | 2022年2月28日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | 古谷昭男(六島) | 日本 | OPBF・WBOアジア太平洋スーパーフライ級王座決定戦 |
22 | 2022年6月29日 | ★ | 5R 2:52 | TKO | 田中恒成(畑中) | 日本 | WBOアジア太平洋王座陥落 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]- 全日本スーパーフライ級新人王
- 第39代 OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座(防衛0)
- WBOアジアパシフィックスーパーフライ級王座(防衛0=返上)
脚注
[編集]- ^ 2.28東洋太平洋S・フライ級、4.17日本ミドル級王座決定戦 六島ジムの古谷昭男と国本陸が決意表明 Boxing News(ボクシングニュース) 2022年1月13日
- ^ 井岡ボクシングジム 橋詰 将義 井岡ボクシングジム
- ^ 将義~! 井岡ボクシング・プロフェッショナルのブログ 2011年8月12日
- ^ 2013年9月試合結果 日本ボクシングコミッション
- ^ MVPはS・フライ級の橋詰将義 西日本新人王決勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月15日
- ^ 全日本新人王西軍代表決定戦 MVPは橋詰将義 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年11月9日
- ^ 全日本新人王決定戦、MVPは別府優樹 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月21日
- ^ 矢田良太が9回TKOで日本ウェルター級V2 S・フライ級王者の奥本貴之は無念のドロー防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年12月9日
- ^ 角海老ジムに無敗のホープが移籍! エビ☆ログ 2021年3月4日
- ^ S・フライ級に新王者誕生 橋詰将義が古谷昭男くだしアジア2冠獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2022年2月28日
- ^ 橋詰将義が判定勝利で2冠王者「ベルト防衛を何回かして」世界挑戦へ決意新た 日刊スポーツ 2022年2月28日
- ^ 田中恒成が5回TKO勝ちで4階級制覇挑戦アピール WBOアジアパシフィック王者を圧倒 Boxing News(ボクシングニュース) 2022年6月29日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 角海老宝石ボクシングジム 選手プロフィール
- 橋詰将義 (@masayoshi11281) - X(旧Twitter)
- 橋詰将義 (@hashizume.1) - Instagram
- 橋詰将義の戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 福永亮次 |
第39代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者 2022年2月28日 - 2022年(返上) |
空位 次タイトル獲得者 KJ・カタラハ |