橋 (アルバム)
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『橋』 | |
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ソニー・ロリンズ の スタジオ・アルバム | |
リリース | |
録音 | 1962年1月30日-2月14日 |
ジャンル | ジャズ |
時間 | |
レーベル | RCAビクター |
プロデュース | ボブ・プリンス |
専門評論家によるレビュー | |
橋(The Bridge)とは、ジャズ・サックス奏者、ソニー・ロリンズのスタジオ・アルバム。活動を停止して以来、3年振りとなる復帰作。
解説
[編集]1959年から活動を停止したロリンズは、ウィリアムズバーグ橋で人知れずサックスの練習を重ねていた。自作曲「橋」およびアルバム・タイトルは、その練習場所にちなんでいる。そして、1961年11月に、公衆の面前での演奏を再開。ほどなく、RCAビクターのプロデューサー、ジョージ・アヴァキャンがロリンズとの契約を取り付けた。なお、アヴァキャンは以前コロムビア・レコードに在籍し、マイルス・デイヴィスを獲得した実績がある。
「ウィザウト・ア・ソング」は、ロリンズのコンサートでしばしば演奏された曲で、アメリカ同時多発テロ事件から4日後のボストン公演でも披露され、同公演を収録したライブ・アルバムのタイトルにもなった。「ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド」は、ビリー・ホリデイが1941年に発表した曲のカバー。
本作では、エラ・フィッツジェラルドの伴奏ギタリストとして知られていたジム・ホールが重要な役割を果たしている。ホールの1999年のインタビューによれば、ロリンズはピアノの和音よりもギターの和音の方が隙間があって触発されやすいと考え、サックス・ギター・ベース・ドラムのカルテットで制作することを決めたそうである。
収録曲
[編集]- ウィザウト・ア・ソング - Without a Song(Billy Rose, Edward Eliscu, Vincent Youmans)
- ホエア・アー・ユー - Where are You(Harold Adamson, Jimmy McHugh)
- ジョン・S - John S.(Sonny Rollins)
- 橋 - The Bridge(S. Rollins)
- ゴッド・ブレス・ザ・チャイルド - God Bless the Child(Arthur Herzog, Billy Holiday)
- ユー・ドゥ・サムシング・トゥ・ミー - You Do Something to Me(Cole Porter)
演奏メンバー
[編集]参考文献
[編集]- ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100(小川隆夫・著、河出書房新社、ISBN 4-309-26912-5)
- ジム・ホールの発言に関して参照