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橘紅樂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

橘 紅樂(たちばな こうらく、本名:蒲池由佳里[1])は橘流寄席文字書家。女性。

経歴

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福岡県出身[1]日本福祉大学卒。大学卒業後鹿児島県の実家に戻っていたが寄席文字に興味を抱く。落語協会に連絡をして橘右樂を紹介してもらい、1998(平成10年)1月より師事。当初は鹿児島でファクスを通して指導を受けていた[1]1999(平成11年)1月に上京、寄席文字橘会勉強会に参加。2003(平成15年)11月、橘流寄席文字一門の総意のもと「橘紅樂」の名前を許される。寄席文字伝承者として普及と啓蒙のために幅広く活動中[2]

大師匠にあたる橘右近の遺品については一門の橘右龍と共に資料の散逸を恐れて一括収蔵先を探し、2013(平成25)年に3466点が江戸東京博物館に「橘右近コレクション」として収蔵されるまで奔走した[3][4]

主な作品・筆耕

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  • 地域寄席・落語会のめくり・題字などの筆耕多数

脚注

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  1. ^ a b c 「うまい!が集う」第11回…橘 紅樂氏”. 日本酒造組合中央会. 2024年4月18日閲覧。
  2. ^ 佐藤友美『東京人 2024年3月号 「寄席文字」』都市出版、2024年3月3日、201-107頁。 
  3. ^ 佐藤友美 編『東京かわら版 7月号 演芸界最新情報TOPICS「橘右近 寄席関係資料江戸東京博物館へ」』東京かわら版、2013年6月28日、29頁。 
  4. ^ 市民からの贈り物2013”. 東京都江戸東京博物館. 2024年4月25日閲覧。

外部リンク

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