コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

檀崎竜孔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
檀崎 竜孔
名前
愛称 ダン、りく
カタカナ ダンザキ リク
ラテン文字 DANZAKI Riku
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-05-31) 2000年5月31日(24歳)
出身地 宮城県名取市
身長 174cm
体重 63kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
ユース
2016-2018 日本の旗 青森山田高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2019-2022 日本の旗 北海道コンサドーレ札幌 3 (0)
2020-2021 オーストラリアの旗 ブリスベン・ロアーFC (loan) 26 (9)
2021 日本の旗 ジェフユナイテッド千葉 (loan) 4 (0)
2022 オーストラリアの旗 ブリスベン・ロアーFC (loan) 12 (0)
2023 スコットランドの旗 マザーウェルFC 3 (0)
2023- オーストラリアの旗 ウェスタン・ユナイテッドFC 20 (2)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年7月24日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

檀崎 竜孔(だんざき りく、2000年5月31日 - )は、宮城県名取市出身のプロサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー[1]

来歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

小学1年生の時に館腰サッカースポーツ少年団(以下、館腰SSS)でサッカーを始めた[2]。館腰SSSからアバンツァーレ仙台SC、ベガルタ仙台ジュニアに進み[3]、ベガルタ仙台ジュニアでは第36回全日本少年サッカー大会宮城県大会で6年連続6回目の優勝を経験[4]。小学6年生の時に青森山田中学校全国中学校サッカー大会で優勝したのを観て憧れるようになった[5]。ベガルタ仙台ジュニアユースへ昇格まで決まっていたが地元を離れ[5]、檀崎が憧れた青森山田中学校に進学した。2年生の時に第45回全国中学校サッカー大会で優勝し、3年生になると背番号10番の主将となり、第46回全国中学校サッカー大会を優勝し連覇に貢献し、檀崎は同大会で優秀選手と[6]、得点王になった[7][注 1]

青森山田は中高一貫のため、青森山田高校に進学。1年生の時からスタメンを獲得して[5]高円宮杯プレミアリーグイースト、高円宮杯プレミアリーグチャンピオンシップ第95回全国高等学校サッカー選手権大会の優勝を経験した[5]。2年生の時に同学年で唯一スタメン起用された[8]。青森山田高校サッカー部では7番と10番の背番号がダブルエースナンバーとされており[9]、その7番を付け第96回全国高等学校サッカー選手権大会で出場し優秀選手に選出された[10]。3年生になるとキャプテンとして10番を背負い、高円宮杯プレミアリーグで活躍。7月頃にセレッソ大阪の練習に参加し、練習参加していたらクラブから『インターハイを見てから決断する』と言葉をかけられた[5]インターハイ2回戦で敗退し、オファーには至らなかった[5]。8月下旬に北海道コンサドーレ札幌の練習に参加。練習参加の最終日に札幌監督のミハイロ・ペトロヴィッチから『突破の部分でも、インサイドでプレーする分にも面白いプレーヤーだね。これから他のクラブに練習参加をするかもしれないけど、決断できるなら私の下でやってほしい』と言葉をかけられた[5]。数日後に正式オファーを受け、9月18日に札幌への来季加入内定が発表された[11]。大会前の12月に黒田剛監督から檀崎の負担軽減のため主将を交代させられた[12]第97回全国高等学校サッカー選手権大会に出場、決勝では流通経済大柏高校相手に檀崎の2得点などもあり3-1で優勝に貢献し[13]、優秀選手に選出された[14]

プロ入り後

[編集]

2019年、北海道コンサドーレ札幌に加入。背番号は前年まで所属していた、稲本潤一が背負っていた「17」に決定した。3月6日、ルヴァンカップ第1節の横浜F・マリノス戦でプロデビューを果たした[15]。4月10日、ルヴァンカップ第3節の湘南ベルマーレ戦でプロ入り初得点を決めた[16]

2020年11月19日、Aリーグブリスベン・ロアーFCへの期限付き移籍が発表された[17]。2021年1月20日、ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFC戦で移籍後初ゴールを決めた[18]。7月23日、期限付き移籍の満了とともに札幌への復帰が発表された[19]

2021年8月12日、ジェフユナイテッド市原・千葉期限付き移籍で加入[20]

2022年シーズン、札幌に復帰。だがカップ戦要員としての起用に留まり、2022年7月9日にブリスベン・ロアーFCへ再度レンタル移籍すると発表された[21]

2023年1月7日北海道コンサドーレ札幌より退団する事が発表された[22]

2023年1月28日スコットランド1部のマザーウェルへ入団する事が発表された[23]

2023年7月24日オーストラリア・Aリーグのウェスタン・ユナイテッドFCへ入団する事が発表された[24]

所属クラブ

[編集]

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2019 札幌 17 J1 2 0 8 1 1 0 11 1
2020 1 0 2 0 - 3 0
オーストラリア リーグ戦 リーグ杯FFA杯 期間通算
2020-21 ブリスベン 10 Aリーグ 26 9 - 4 1 30 10
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2021 札幌 17 J1 0 0 - - 0 0
2021 千葉 8 J2 4 0 - - 4 0
2022 札幌 17 J1 0 0 5 0 2 0 7 0
オーストラリア リーグ戦 リーグ杯FFA杯 期間通算
2022-23 ブリスベン 8 Aリーグ 12 0 - 12 0 24 0
スコットランド リーグ戦 S・リーグ杯スコティッシュ杯 期間通算
2022-23 マザーウェル 14 プレミア 3 0 - 1 0 4 0
オーストラリア リーグ戦 リーグ杯FFA杯 期間通算
2023-24 ウェスタンU 77 Aリーグ 20 2 - 1 1 21 3
2024-25 4 0 - - - - -
通算 日本 J1 3 0 15 1 3 0 21 1
日本 J2 4 0 - - 4 0
オーストラリア Aリーグ 58 11 0 0 17 2 75 13
スコットランド プレミア 3 0 0 0 1 0 4 0
総通算 68 11 15 1 21 2 104 14

タイトル

[編集]

クラブ

[編集]
青森山田中学校
青森山田高校

個人

[編集]

代表歴

[編集]

脚注

[編集]
注釈
  1. ^ 決勝でゴールを決めたチームメイトの三國ケネディエブスも得点王になった[7]
出典
  1. ^ 札幌、MF檀崎竜孔とDF濱大耀の負傷を発表”. 超ワールドサッカー (2019年11月9日). 2020年5月31日閲覧。
  2. ^ 札幌、高校トップMF檀崎と仮契約 決め手は指揮官(2018年9月19日付) 日刊スポーツ 2018年11月1日閲覧。
  3. ^ (報告)資料No.2① 参加選手リスト U13東北” (PDF). 日本サッカー協会. p. 1. 2018年11月1日閲覧。
  4. ^ 【ジュニア】全日本少年サッカー大会宮城県大会決勝結果(2012年6月25日付) ベガルタ仙台 2018年11月1日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g 絶対にプロになると中1で決断した男。青森山田→札幌と夢を掴んだ檀崎竜孔。(2018年9月18日付) Nuber Web 2018年11月1日閲覧。
  6. ^ 第46回全国中学校サッカー大会 青森山田中学校が2連覇、3度目の優勝!(2015年8月26日付) 日本サッカー協会 2018年11月1日閲覧。
  7. ^ a b 決勝無得点で単独得点王逃すも…青森山田主将檀崎「チームが勝てたのでいい」(2015年8月24日付) ゲキサカ 2018年11月1日閲覧。
  8. ^ 青森山田・檀崎竜孔主将の加入が内定「クラブの顔になれるように頑張りたい」(2018年9月18日付) スポーツ報知 2018年11月1日閲覧。
  9. ^ 青森山田「7番と10番」の物語。熱き想いは伝統となって引き継がれていく(2018年1月4日付) サッカーダイジェスト 2018年11月1日閲覧。
  10. ^ 第96回全国高等学校サッカー選手権大会 表彰 優秀選手(2018年1月9日付) 日本サッカー協会 2018年11月1日閲覧。
  11. ^ 青森山田高校 檀崎竜孔選手 2019年シーズン新加入内定のお知らせ(2018年9月18日付) 北海道コンサドーレ札幌 2018年11月1日閲覧。
  12. ^ 全国大会直前の主将交代「重圧は預かる」青森山田のエース檀崎と守護神の友情(2019年1月21日)ゲキサカ 2019年2月4日閲覧。
  13. ^ 檀崎が同点&決勝弾!青森山田 逆転で平成最後の日本一(2019年1月15日)スポニチ 2019年2月4日閲覧。
  14. ^ 第97回全国高等学校サッカー選手権大会 優秀選手(2019年1月15日)日本サッカー協会 2019年2月4日閲覧
  15. ^ 18歳檀崎スタメンの札幌、劣勢しのいで敵地ドロー! 前回準Vの横浜FMは猛攻実らずゲキサカ(2019年3月6日)
  16. ^ ルーキー檀崎がプロ初ゴール! 武蔵がハット! 湘南下した札幌がルヴァン杯初勝利で首位浮上ゲキサカ(2019年4月10日)
  17. ^ 檀崎 竜孔選手 ブリスベン・ロアーFC(オーストラリア1部)へ 期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)北海道コンサドーレ札幌、2020年11月19日https://www.consadole-sapporo.jp/news/2020/11/5562/2020年11月19日閲覧 
  18. ^ MF檀崎竜孔がオーストラリア3試合目で初ゴール!先制ミドルで勝利に貢献”. フットボールチャンネル (2021年1月20日). 2021年2月6日閲覧。
  19. ^ 札幌復帰のMF檀崎竜孔、入籍も発表「幸せな家庭を築いていきたい」”. ゲキサカ (2021年7月23日). 2021年7月23日閲覧。
  20. ^ 檀崎竜孔選手の加入について』(プレスリリース)ジェフユナイテッド市原・千葉、2021年8月12日https://jefunited.co.jp/news/2021/08/top/162875406014731.html2021年8月12日閲覧 
  21. ^ 檀崎 竜孔選手 ブリスベン・ロアーFC(オーストラリア1部)へ 期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)北海道コンサドーレ札幌、2022年7月9日https://www.consadole-sapporo.jp/news/2022/07/7557/2022年7月9日閲覧 
  22. ^ 檀崎 竜孔 選手 退団のお知らせ』(プレスリリース)北海道コンサドーレ札幌、2023年1月7日https://www.consadole-sapporo.jp/news/2023/01/8230/2023年7月24日閲覧 
  23. ^ 元札幌MF檀崎竜孔がスコットランド1部・マザーウェルに入団”. スポーツニッポン (2023年1月28日). 2023年7月24日閲覧。
  24. ^ 青森山田高出身FW檀崎竜孔が豪州ウエスタン・Uに加入決定!! 日本人DFと同僚に”. ゲキサカ (2023年7月24日). 2023年7月24日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]