正受院 (東京都北区)
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正受院 | |
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所在地 | 東京都北区滝野川二丁目49番5号 |
位置 | 北緯35度45分5.3秒 東経139度44分1.5秒 / 北緯35.751472度 東経139.733750度座標: 北緯35度45分5.3秒 東経139度44分1.5秒 / 北緯35.751472度 東経139.733750度 |
山号 | 思惟山[1] |
宗旨 | 浄土宗 |
本尊 | 阿弥陀如来[2] |
創建年 | 弘治年間[1] |
開山 | 学仙房[1] |
正式名 | 思惟山正受院浄業三昧寺 |
別称 | 赤ちゃん寺 |
札所等 | 上野王子駒込辺三十三ヶ所観音霊場4番札所、北豊島三十三ヶ所霊場23番札所 |
法人番号 | 3011505000159 |
正受院(しょうじゅいん)は、東京都北区滝野川二丁目にある浄土宗の寺院。
歴史
[編集]伝承によると、室町時代の弘治年間(1555年 - 1558年)に、大和国(現在の奈良県)で修行をしていた学仙房という僧が、霊夢によって同地を訪れ、正受院を開いたと言われている[2]。
同院には、蝦夷地探検で著名な江戸時代後期の探検家・近藤重蔵の石像がある[3]。同像は、近藤が正受院の隣に「滝野川文庫」と名付けた書斎を建て、居住していたことによるものである[4]。
本堂裏には石神井川が流れているが、そこにはかつて不動の滝という滝があったことが『江戸名所図会』にて説明されている[5][6]。
また水子や赤ちゃんを供養する納骨堂があることから、同院は「赤ちゃん寺」とも呼ばれている[7][4]。
不動堂には、学仙坊が川からすくい上げたと言われている不動明王像(一説によると弘法大師作とも言われている)が祀られている[4]。
主な施設
[編集]- 本堂
- 慈眼堂(納骨堂)
- 不動堂
- 山門 - 1902年の竣工。
- 近藤守重像
- 不動の滝跡
- 墓地