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武田時昌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
武田 時昌
人物情報
生誕 1954年(69 - 70歳)
日本の旗 日本大阪府
出身校 京都大学工学部文学部、文学研究科
学問
研究分野 中国哲学中国科学術数学
研究機関 京都大学信州大学関西医療大学
学位 文学修士(京都大学)
称号 京都大学名誉教授
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武田 時昌(たけだ ときまさ、1954年 - )は、日本の中国学者。専門は中国哲学中国科学京都大学名誉教授

経歴

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出生から修学期

1954年、大阪府生まれ[1]1973年静岡県立静岡高等学校卒業し[2]京都大学工学部電子工学科に進んだ。1977年に卒業[3]。同年、京都大学文学部に入学し(学士)、哲学科中国哲学史専攻で学んだ[3]1980年に卒業[3]1981年京都大学大学院文学研究科修士課程中国哲学史専攻に進学[3]1983年に修士課程を修了し[3]、同年、博士課程中国哲学史専攻に進学[3]。1985年、博士課程を退学[3]

中国哲学研究者として

1985年5月、京都大学文学部助手(中国哲学史)に採用された[3]。1990年4月、信州大学教育学部助教授となり、国語科漢文学を担当した[3]。1995年4月、京都大学人文科学研究所助教授となり、中国科学史の研究に従事[3]。2000年4月からは同研究所(附属漢字情報研究センター)教授・京都大学大学院文学研究科現代文化学専攻協力講座教授[3]。2019年に京都大学人文科学研究所を退任し、名誉教授となった。

その後は関西医療大学保健医療学部客員教授を務めている[4]

受賞

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研究内容・業績

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科学と占術の複合領域である「術数学」の研究を推進し、京都大学人文科学研究所拠点研究班「東西知識交流―班アジア科学文化論」[6](班長)、「鍼灸医術の形成―近世医学史の再構築」[7](副班長)を主宰した。

著作

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単書
  • 『術数学の思考 : 交叉する科学と占術』(京大人文研東方学叢書 5) 臨川書店 2018[8]
編訳共著
  • 『東アジア伝統医療文化の多角的考察』(京都大学人文科学研究所共同研究報告) 大形徹ほか編 臨川書店 2024
  • 『京大人文研科学史資料叢書』武田時昌・平岡隆二責任編集、臨川書店 2023
  • 『素女妙論』武田時昌・平岡隆二責任編集、永塚憲治編、臨川書店 2023
  • 『天と地の科学:東と西の出会い』武田時昌編、臨川書店 2021
  • 『術数学の射程:東アジア世界の「知」の伝統』武田時昌編、臨川書店 2021
  • 『一本堂南洋先生門人録』(近世医家新出史料集 2) 永塚憲治・松岡尚則編、2020
  • 医姓名録:後藤艮山門人帳の影印・翻刻』(近世医家新出史料集 1) 長野仁編集 2019
  • 『天と地の科学:東と西の出会い』武田時昌・麥文彪編 京都大学人文科学研究所 2019
  • 小島寶素堂關連資料集』多田伊織・武田時昌編、京都大學人文科學研究所附屬東アジア人文情報學研究センター 2012
  • 陰陽五行のサイエンス』(京都大學人文科學研究所研究報告 思想編) 武田時昌編、京都大学人文科学研究所 2011
  • 『漢籍はおもしろい』(京大人文研漢籍セミナー 1) 京都大学人文科学研究所附属漢字情報研究センター編、研文出版 2008
  • 『韓国科学史:技術的伝統の再照明』全相運著、許東粲訳、宮島一彦・武田時昌校訂、日本評論社 2005
  • 『易のニューサイエンス : 八卦太極図コンピュータ』蔡恒息著、中村璋八・武田時昌訳、東方書店 1989
論文

外部リンク

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脚注

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