武雄温泉新館
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武雄温泉新館 | |
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情報 | |
用途 | 観光施設 |
設計者 | 辰野・葛西事務所 |
構造設計者 | 辰野金吾 |
施工 | 清水組 |
建築面積 | 409.53 m² |
階数 | 地上2階 |
着工 | 1914年 |
所在地 | 武雄市武雄町大字武雄7425番地 |
座標 | 北緯33度11分47.5秒 東経130度0分51.2秒 / 北緯33.196528度 東経130.014222度座標: 北緯33度11分47.5秒 東経130度0分51.2秒 / 北緯33.196528度 東経130.014222度 |
文化財 | 国の重要文化財(建造物)[1] |
指定・登録等日 | 2005年7月22日 |
武雄温泉新館(たけおおんせんしんかん)は、佐賀県武雄市にある建築物。国の重要文化財。所在地は佐賀県武雄市武雄町大字武雄7425番地。
沿革
[編集]設計者は辰野金吾。1914年11月20日に上棟、翌1915年4月12日に落成した。地上2階建ての入母屋造りで、延べ床面積は409.5平方メートル。正面中央に玄関車寄を備えた木造二階建の主体部を中心に,玄関に車寄せが設けられている。中心部から両翼に平屋部分が張り出す構造で、背面に八角形の大浴場や大正天皇のために作られた浴室がある[1]。また、当時の建築界をリードしていた建築家の辰野金吾が関与した数少ない和風建築である。建築以来、公衆浴場として使われたものの、老朽化などを理由に1973年に休館した。1986年に県重要文化財に指定された。2000年、創建時の建築に忠実に復元することが決定。復元に向けた調査は地元の建築士グループ「まち研武雄」が担った。2003年、復元工事が完了。2005年7月22日に国の重要文化財に指定された[2]。武雄温泉の資料館となっている。
周辺
[編集]アクセス
[編集]注釈
[編集]- ^ a b “武雄温泉新館及び楼門 楼門 文化遺産オンライン”. bunka.nii.ac.jp. 2020年6月11日閲覧。
- ^ “<平成 この日、>武雄温泉新館を復元=平成15年3月8日(16年前) 辰野金吾設計、国重文に指定|まちの話題|佐賀新聞ニュース|佐賀新聞LiVE”. 佐賀新聞LiVE. 2020年6月11日閲覧。
関連項目
[編集]- 浜田温泉資料館 - 当館同様、資料館に転用された共同浴場建物。