歩道橋(曲)
「歩道橋」 | ||||
---|---|---|---|---|
乃木坂46 の シングル | ||||
B面 |
相対性理論に異議を唱える 世界一のダイヤモンド 夕陽は何色か? 乃木坂饅頭 雪が降る日にまた会おう それまでの猶予 | |||
リリース | ||||
規格 |
マキシシングル 音楽配信 | |||
ジャンル | J-POP | |||
時間 | ||||
レーベル | N46Div. | |||
作詞 | 秋元康 | |||
作曲 | 杉山勝彦 | |||
プロデュース | 秋元康 | |||
乃木坂46 シングル 年表 | ||||
| ||||
EANコード | ||||
EAN 4547366716580(初回仕様限定盤Type-A) EAN 4547366716597(初回仕様限定盤Type-B) EAN 4547366716603(初回仕様限定盤Type-C) EAN 4547366716627(初回仕様限定盤Type-D) EAN 4547366716610(通常盤) |
「歩道橋」(ほどうきょう)は、日本の女性アイドルグループ乃木坂46の楽曲。2024年12月11日に乃木坂46の37作目のシングルとしてN46Div.から発売された。秋元康が作曲、杉山勝彦が作曲した。楽曲のセンターポジションは遠藤さくらが務めた[1]。
背景とリリース
[編集]CDシングルの発売は前作『チートデイ』以来、約3か月ぶり。2024年10月27日深夜放送のテレビ東京系『乃木坂工事中』で発売が発表され[2]、11月9日21時から公式YouTubeチャンネル『乃木坂配信中』で選抜メンバー発表と初披露の生配信が行われた[1][3]。初披露の様子は公式YouTubeチャンネルで11月12日から26日まで2週間限定で公開された[4]。なお、CDシングル発売に先駆けて表題曲『歩道橋』(11月10日より)[5]、通常版に収録されるアンダー楽曲「それまでの猶予」(12月5日より)[6]、共通C/W曲の5期生楽曲「相対性理論に異議を唱える」(12月8日より)がそれぞれ先行配信された[7]。
初回仕様限定盤Type-A・B・C・D、通常盤の5形態での発売。初回仕様限定盤各TypeにはBlu-rayが付属され、全国イベント参加券かスペシャルプレゼント応募券と生写真1枚が封入されている[8]。Blu-rayには特典映像として2024年6月に香港コンベンション・アンド・エキシビション・センターで開催された「乃木坂46 Live In Hong Kong」で披露された楽曲や舞台裏のメンバーの様子が収録されている[9]。
11月14日放送の読売テレビ・日本テレビ系『ベストヒット歌謡祭2024』でTV初披露された[10]。
アートワーク
[編集]Type-A 表 | 遠藤さくら |
Type-B 表 | 井上和、池田瑛紗 |
Type-C 表 | 梅澤美波、賀喜遥香 |
Type-D 表 | 五百城茉央、一ノ瀬美空、川崎桜、久保史緒里、中西アルノ、与田祐希 |
通常盤 表 | 岩本蓮加、奥田いろは、小川彩、金川紗耶、田村真佑、筒井あやめ、林瑠奈、弓木奈於 |
コンセプトは「Knit×Geometry×Error」で、グループの温かみや団結力を象徴する「ニット」素材と幾何学模様、そして新たな個性と挑戦心を表する「エラー感」を掛け合わせた斬新なデザインとなっている。クリエイティブディレクションは和田昇(AGLAONEMA)が、撮影は西川元基が担当した。また、メンバーの後ろに佇むモノクロの市松模様は東京藝術大学在学中の池田瑛紗がデザインした[12]。
ミュージック・ビデオ
[編集]- 歩道橋
- 監督:三木孝浩、振付:Seishiro[13]
- 雪が降る中でのダンスシーンや、白い吐息を漂わせながらの歌唱シーンなど、冬の情緒がたっぷりと感じられる映像に仕上がっている[13]。
- それまでの猶予
- 監督:吉川エリ[14]
- 静岡県静岡市の静岡県立大学で撮影された[15]。センターの冨里奈央演じる主人公が「小さなことで、自分が何かの首謀者になることがある」というテーマを表現するミステリアスな映像に仕上がっている[14]。
- 相対性理論に異議を唱える
- 監督:頃安祐良、振付:LICO[16]
- 「宇宙の中での自分の存在とは」がテーマ[17]。センターの岡本姫奈が「自分がなぜここにいるのか?」を求める女の子を演じる映像となっている[18]。
シングル収録トラック
[編集](この節の出典:[19])
Type-A
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「歩道橋」 | 秋元康 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | |
2. | 「相対性理論に異議を唱える」 | 秋元康 | ナスカ | Mellow | |
3. | 「世界一のダイヤモンド」 | 秋元康 | 山田智和 | ||
4. | 「歩道橋 ~off vocal ver.~」 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | ||
5. | 「相対性理論に異議を唱える ~off vocal ver.~」 | ナスカ | Mellow | ||
6. | 「世界一のダイヤモンド ~off vocal ver.~」 | 山田智和 | |||
合計時間: |
# | タイトル |
---|---|
1. | 「シンクロニシティ」 |
2. | 「気づいたら片想い」 |
3. | 「何度目の青空か?」 |
4. | 「おひとりさま天国」 |
5. | 「ドキュメント「香港到着編」」 |
Type-B
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「歩道橋」 | 秋元康 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | |
2. | 「相対性理論に異議を唱える」 | 秋元康 | ナスカ | Mellow | |
3. | 「夕陽は何色か?」 | 秋元康 | 八木篤史 | ||
4. | 「歩道橋 ~off vocal ver.~」 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | ||
5. | 「相対性理論に異議を唱える ~off vocal ver.~」 | ナスカ | Mellow | ||
6. | 「夕陽は何色か? ~off vocal ver.~」 | 八木篤史 | |||
合計時間: |
# | タイトル |
---|---|
1. | 「平行線」 |
2. | 「あらかじめ語られるロマンス」 |
3. | 「心のモノローグ」 |
4. | 「ごめんね、スムージー」 |
5. | 「でこぴん」 |
Type-C
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「歩道橋」 | 秋元康 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | |
2. | 「相対性理論に異議を唱える」 | 秋元康 | ナスカ | Mellow | |
3. | 「乃木坂饅頭」 | 秋元康 | 成本智美 | 曽木琢磨 (SUPA LOVE) | |
4. | 「歩道橋 ~off vocal ver.~」 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | ||
5. | 「相対性理論に異議を唱える ~off vocal ver.~」 | ナスカ | Mellow | ||
6. | 「乃木坂饅頭 ~off vocal ver.~」 | 成本智美 | 曽木琢磨 (SUPA LOVE) | ||
合計時間: |
# | タイトル |
---|---|
1. | 「制服のマネキン」 |
2. | 「インフルエンサー」 |
3. | 「命は美しい」 |
4. | 「ここにはないもの」 |
5. | 「ドキュメント「バックヤード編」」 |
Type-D
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「歩道橋」 | 秋元康 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | |
2. | 「相対性理論に異議を唱える」 | 秋元康 | ナスカ | Mellow | |
3. | 「雪が降る日にまた会おう」 | 秋元康 | 早川暁雄 | ||
4. | 「歩道橋 ~off vocal ver.~」 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | ||
5. | 「相対性理論に異議を唱える ~off vocal ver.~」 | ナスカ | Mellow | ||
6. | 「雪が降る日にまた会おう ~off vocal ver.~」 | 早川暁雄 | |||
合計時間: |
# | タイトル |
---|---|
1. | 「空扉」 |
2. | 「君に𠮟られた」 |
3. | 「夜明けまで強がらなくてもいい」 |
4. | 「人は夢を二度見る」 |
5. | 「ドキュメント「ライブ終了後編」」 |
通常盤
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「歩道橋」 | 秋元康 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | |
2. | 「相対性理論に異議を唱える」 | 秋元康 | ナスカ | Mellow | |
3. | 「それまでの猶予」 | 秋元康 | フジノタカフミ | 玉木千尋 | |
4. | 「歩道橋 ~off vocal ver.~」 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | ||
5. | 「相対性理論に異議を唱える ~off vocal ver.~」 | ナスカ | Mellow | ||
6. | 「それまでの猶予 ~off vocal ver.~」 | フジノタカフミ | 玉木千尋 | ||
合計時間: |
Supecial Edition
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「歩道橋」 | 秋元康 | 杉山勝彦 | 石原剛志、杉山勝彦、麻尾悠太 | |
2. | 「相対性理論に異議を唱える」 | 秋元康 | ナスカ | Mellow | |
3. | 「世界一のダイヤモンド」 | 秋元康 | 山田智和 | ||
4. | 「夕陽は何色か?」 | 秋元康 | 八木篤史 | ||
5. | 「乃木坂饅頭」 | 秋元康 | 成本智美 | 曽木琢磨 (SUPA LOVE) | |
6. | 「雪が降る日にまた会おう」 | 秋元康 | 早川暁雄 | ||
7. | 「それまでの猶予」 | 秋元康 | フジノタカフミ | 玉木千尋 | |
合計時間: |
歌唱メンバー
[編集]歩道橋
[編集]- 3列目:奥田いろは、金川紗耶、弓木奈於、小川彩、筒井あやめ、田村真佑、岩本蓮加、林瑠奈
- 2列目:五百城茉央、川崎桜、久保史緒里、与田祐希、一ノ瀬美空、中西アルノ
- 1列目:賀喜遥香、井上和、遠藤さくら、池田瑛紗、梅澤美波
遠藤さくらが34thシングル「Monopoly」(賀喜遥香とのWセンター)以来3作ぶり4度目(単独センターとしては27thシングル「ごめんねFingers crossed」以来7作ぶり3度目)のセンターを務める[1][20]。選抜メンバーは前作と同じ19人で、福神メンバーも前作と同じ11人(十一福神)[21]。前作の選抜メンバーからは、5期生の菅原咲月と冨里奈央以外の全メンバーが今作でも選抜入りしている[21]。5期生の奥田いろはが初の選抜入りとなったほか、4期生の林瑠奈が31stシングル「ここにはないもの」以来6作ぶりの選抜復帰となった。また、5期生の中西アルノが29thシングル「Actually...」以来8作ぶり、同じく5期生の川崎桜が35thシングル「チャンスは平等」以来2作ぶりの福神復帰となった[21]。
相対性理論に異議を唱える
[編集](センター:岡本姫奈)[22]
5期生による楽曲。
世界一のダイヤモンド
[編集]夕陽は何色か?
[編集]愛知県出身メンバーによるユニット曲。
乃木坂饅頭
[編集]雪が降る日にまた会おう
[編集]- 五百城茉央、池田瑛紗、井上和、一ノ瀬美空、岩本蓮加、梅澤美波、遠藤さくら、小川彩、奥田いろは、賀喜遥香、金川紗耶、川崎桜、久保史緒里、田村真佑、筒井あやめ、中西アルノ、林瑠奈、弓木奈於、与田祐希[8]
歌唱メンバーは、表題曲の選抜メンバーと同じ。
それまでの猶予
[編集](センター:冨里奈央)[23]
アンダーメンバーによる楽曲。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “乃木坂46遠藤さくら、37thシングルセンターに決定【「歩道橋」フォーメーション】”. モデルプレス. ネットネイティブ (2024年11月9日). 2024年12月11日閲覧。
- ^ “乃木坂46 37thシングル 12月11日(水)に発売決定!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年10月28日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “乃木坂46 37thシングルのタイトルが「歩道橋」に決定!11月9日(土)21時より選抜メンバー発表&初披露YouTube生配信を実施!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年11月3日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “【2週間限定】「乃木坂46『歩道橋』-初披露 ver.-」をOFFICIAL YouTube CHANNELにて公開!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年11月12日). 2024年12月7日閲覧。
- ^ “37thシングル「歩道橋」先行配信スタート!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年11月10日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “37thシングルアンダー曲「それまでの猶予」先行配信スタート!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年12月5日). 2024年12月7日閲覧。
- ^ “37thシングル5期生曲「相対性理論に異議を唱える」Music Video公開&先行配信スタート!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年12月8日). 2024年12月11日閲覧。
- ^ a b c d e f “37thシングル「歩道橋」の収録楽曲・歌唱メンバーを公開!”. 乃木坂46公式サイト. 2024-12-02. 2024年12月6日閲覧。
- ^ “37thシングル「歩道橋」の特典映像が「香港ライブ&ドキュメンタリー映像」に決定!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年11月22日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “【今夜放送!】『ベストヒット歌謡祭 2024』タイムテーブル 乃木坂46は新曲テレビ初披露”. クランクイン! (2024年11月14日). 2024年12月7日閲覧。
- ^ “乃木坂46 37thシングル「歩道橋」ジャケットアートワーク公開!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年11月15日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “乃木坂46「歩道橋」現役芸大生の5期生・池田瑛紗も携わったジャケットデザイン公開”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2024年11月15日). 2024年12月11日閲覧。
- ^ a b “乃木坂46 37thシングル「歩道橋」Music Video公開!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年11月27日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ a b “37thシングルアンダー曲「それまでの猶予」Music Video公開!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年12月5日). 2024年12月6日閲覧。
- ^ “乃木坂46「それまでの猶予」のミュージックビデオが静岡市で撮影されました”. 静岡市公式ホームページ. 静岡市 (2024年12月9日). 2024年12月11日閲覧。
- ^ 岡本姫奈 (2024年12月8日). “相対性理論に異議を唱える #hinadaniblog #岡本姫奈”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC. 2024年12月8日閲覧。
- ^ 頃安祐良☀️ [@KOROYASU] (2024年12月8日). "乃木坂46 37thシングル「歩道橋」の5期生楽曲「相対性理論に異議を唱える」MV、公開されました。". X(旧Twitter)より2024年12月8日閲覧。
- ^ “37thシングル5期生曲「相対性理論に異議を唱える」Music Video公開&先行配信スタート!”. 乃木坂46公式サイト. 乃木坂46LLC (2024年12月8日). 2024年12月8日閲覧。
- ^ “乃木坂46 37th single「歩道橋」2024.08.21 RELEASE”. 乃木坂46 37th single「歩道橋」2024.12.11 RELEASE. 2024年12月7日閲覧。
- ^ “乃木坂46新曲で遠藤さくらが約3年半ぶり3度目単独センター 奥田いろはが初選抜入り”. 日刊スポーツ (2024年11月9日). 2024年12月11日閲覧。
- ^ a b c 乃木坂46#楽曲の選抜・福神を参照。
- ^ “乃木坂46岡本姫奈、最新5期生曲センターに決定 5期生11人全員がセンター経験者に「これは快挙なのでは?」”. ORICON NEWS. oricom ME (2024年12月8日). 2024年12月11日閲覧。
- ^ “乃木坂46、37thシングル『歩道橋』収録内容&歌唱メンバー発表!冨里奈央が初のアンダーセンターを務める楽曲MVも決定”. ACTRESS PRESS (2024年12月2日). 2024年12月7日閲覧。