水野勝之
人物情報 | |
---|---|
生誕 | 1956年7月27日(68歳) |
出身校 |
早稲田大学政治経済学部(経済学士) 早稲田大学(経済学修士) |
学問 | |
研究分野 | 経済教育学 |
研究機関 | (機関)明治大学 |
学位 | 明治大学博士(商学) |
水野 勝之(みずの かつし、1956年7月27日 - )は日本の経済学者。明治大学商学部教授、博士(商学)。
専門は計量経済学(システム―ワイド・アプローチ理論)。元経済教育学会長、2022年10月より経済教育学会長に再就任。現明治大学経済教育研究センター代表。
略歴
[編集]千葉県出身。 東京都立広尾高等学校卒業。1980早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。1985年同大学院経済学研究科博士課程単位修得退学。
1985年北九州大学(現北九州市立大学)商学部専任講師、1988年同助教授、1995年年明治大学商学部助教授、1996年同教授。
著書
[編集]研究書
[編集]- 『ディビジア指数』創成社(1991年5月)
- 『システム-ワイド・アプローチの理論と応用-計量経済モデルの新展開-』梓出版(1992年3月)
- 『経済指数の理論と適用-消費分析への経済指数の適用-』創成社(1998年9月)
- 『林業の計量経済分析』水野勝之・土居拓務・安藤詩緒・井草剛・竹田英司 五弦舎(2019年11月)[注釈 1]
- 『防衛の計量経済分析』水野勝之・安藤詩緒・安藤潤・井草剛・竹田英司 五弦舎(2020年4月)[注釈 2]
主要な教科書
[編集]- 『テキスト経済数学』中央経済社(1997年4月)
- 『マクロ経済分析入門』創成社(1997年5月)
- 『経済指数の理論と適用-消費分析への経済指数の適用-』創成社(1998年9月)
- 『テキスト計量経済学』中央経済社(1999年3月)
- 『入門編テキスト経済数学』中央経済社(2000年3月)
- 『どうなってるの!?日本の経済』中央経済社(2001年10月)
- 『マクロ経済学&日本経済』創成社(2005年5月)
- 『エコノミクス』泉文堂(2006年6月)
- 『エレメンタル現代経済学』金子邦彦編著 第2章「ミクロ経済学」担当(共著 土居拓務)晃洋書房 (2016 年10月)
- 『新テキスト経済数学』水野勝之・南部和香・安藤詩緒・井草剛 中央経済社(2017年3月)
- 『余剰分析の経済学』水野勝之・土居拓務・宮下春樹 中央経済社(2018年11月)
- 『ドラマで学ぼう!統計学~森の中の物語 Statistics in the Forest』水野勝之・土居拓務・安藤詩緒・井草剛 五絃舎(2020年4月)
- 『基本経済学視点で読み解くアベノミクスの功罪』中央経済社(2021年4月)
- 『変革と共存の現代経済史: 日米中の経済力学を解き明かす』水野勝之・楠本眞司・土居拓務・本田知之、中央経済社(2023年8月)
主要な一般書
[編集]- 『コロナ時代の経済復興-専門家40人からの明日への緊急提案-』水野勝之 編著、創成社(2020年8月)[注釈 3]
- 『イノベーションの未来予想図―専門家40名が提案する20年後の社会―』水野勝之・土居拓務 編著 創成社(2021年9月)
- 『新行動経済学読本−地域活性化への行動経済学の活用−』水野勝之・土居拓務 明治大学出版会(発行所:丸善出版)(2021年11月)
- 『ウンチの経済学』水野勝之・赤石秀之・南部和香・土居拓務 編著 八千代出版(2022年4月)
社会活動
[編集]経済学の分野、経済教育の分野で幅広く活躍している。経済教育学会では会長を務めた。2013年経済教育学会賞(実践部門)を受賞している。2020年2月22日には衆議院財政金融委員会に参考人として招致され、特例公債法案審議についての説を披露している。
目の不自由な方の経済学の勉強の機会がないという意識から、audiobookでリスニング経済学シリーズを作っている。
『リスニング経済学』水野勝之・土居拓務・井草剛(ナレーター:磯貝圭子,北脇一徹,藤田悟,佐山光里,小林エレキ)五絃舎(2020年4月)[1]
『リスニングアベノミクス総括』水野勝之・井草剛・土居拓務・楠本眞司(ナレーター:友瀬まり)五絃舎(2020年10月)[2]
『リスニング現代経済史』水野勝之・井草剛・土居拓務・楠本眞司(ナレーター:TRYプロジェクト)五絃舎(2020年12月)[3]
『リスニング行動経済学』水野勝之・井草剛・土居拓務・楠本愼司(ナレーター:TRYプロジェクト)五絃舎(2021年3月)[4]
脚注
[編集]- ^ “リスニング経済学”. audiobook.jp. 2021年2月24日閲覧。
- ^ “リスニング・アベノミクス”. audiobook.jp. 2021年2月24日閲覧。
- ^ “リスニング現代経済史”. audiobook.jp. 2021年2月24日閲覧。
- ^ “リスニング行動経済学”. audiobook.jp. 2023年1月10日閲覧。