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永田大士

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
永田 大士
基本情報
階級 スーパーライト級
身長 175cm
リーチ 177cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1990-01-12) 1990年1月12日(34歳)
出身地 宮崎県児湯郡川南町
スタイル 左ボクサースタイル
プロボクシング戦績
総試合数 25
勝ち 20
KO勝ち 6
敗け 3
引き分け 2
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永田 大士(ながた だいし、1990年1月12日 - )は、日本プロボクサー宮崎県児湯郡川南町出身[1]。第42代日本スーパーライト級王者。第43代OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者。現WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者。三迫ボクシングジム所属。

人物

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日章学園高校卒業後[2]自衛隊に入隊[3]、陸上自衛隊朝霞駐屯地自衛隊体育学校(ボクシング班)転属、2012年全日本社会人ボクシング大会で優勝[4]。2012年陸上自衛隊練馬駐屯地転属後、2014年3月自衛隊退職、2014年8月プロデビュー。

来歴

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2014年8月2日のプロデビュー戦は6回引き分け[5]

その後2018年10月11日に後楽園ホールOPBF東洋太平洋スーパーライト級王者内藤律樹とOPBFスーパーライト級タイトルマッチを行い、12回1-2(113-114×2、114-113)判定負けでOPBF王座獲得に失敗[6][7]

そして2019年10月21日に後楽園ホールで日本スーパーライト級1位のアオキクリスチャーノとチャンピオンカーニバル最強挑戦者決定戦を行い、8回3-0(77-75×2、79-73)判定勝ちで日本王座への挑戦権を獲得した[8]

2020年7月16日、後楽園ホールで日本・WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者の井上浩樹と日本タイトルマッチを行い、7回2分17秒負傷TKO勝ちを収め、王座を獲得した。これにより、三迫ジムは同時期に6人の日本王者を抱えることになった[9]

2020年12月10日、後楽園ホールで元日本ライト級WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者で日本同級2位の近藤明広を相手に防衛戦を行い、7回1-0(67-66、67-67×2)の負傷判定で引き分けとなり、初防衛に成功した[10]

2021年6月10日、後楽園ホールで日本スーパーライト級5位の鈴木雅弘を相手に防衛戦を行うも、10回2分9秒TKO負けを喫し、王座から陥落した[11]

2022年12月5日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の近藤明広と2年ぶりに再戦、12回3-0(114-113、115-112×2)の判定勝ちで王座を獲得した。

2024年2月22日、後楽園ホールでWBOアジアパシフィックスーパーライト級王者の井上浩樹とOPBF東洋太平洋・WBOアジアパシフィックスーパーライト級王座統一戦で再戦し、12回2-0(114-114、115-113、116-112)の判定勝ちでOPBF王座の初防衛とWBOアジアパシフィック王座の獲得に成功、王座統一を果たした。

2024年6月7日、韓国ソウルで元韓国スーパーウェルター級王者でWBOアジアパシフィックスーパーライト級3位のキム・ヨンウクと対戦し、12回3-0(118-109×2、114-113)の判定勝ちで初防衛に成功した[12]

獲得タイトル

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アマチュア

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プロ

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  • 2019年度日本スーパーライト級最強挑戦者
  • 第42代日本スーパーライト級王座(防衛1)
  • 第43代OPBF東洋太平洋スーパーライト級王座(防衛1)
  • WBOアジアパシフィックスーパーライト級王座(防衛1)

戦績

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  • アマチュアボクシング - 62戦41勝21敗(11KO)
  • プロボクシング - 25戦 20勝(6KO) 3敗 2分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2014年8月2日 6R 判定1-0 井上岳志ワールドS 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2014年11月25日 6R 判定2-1 ジェフリー・アリエンザ フィリピンの旗 フィリピン
3 2015年2月9日 3R TKO 宮城伶次(島袋) 日本の旗 日本
4 2015年6月30日 1R KO 松坂拓哉(石神井S) 日本の旗 日本
5 2015年9月29日 5R 判定3-0 飯塚稔(E&Jカシアス) 日本の旗 日本 2015年度B級トーナメントスーパーライト級決勝
6 2015年12月7日 8R TKO 鈴木義行(マナベ) 日本の旗 日本
7 2016年2月11日 6R 判定2-0 遠藤健太郎(大橋 日本の旗 日本
8 2016年6月9日 8R TKO 松山和樹(山上) 日本の旗 日本
9 2016年11月15日 8R 判定3-0 クウエ・ピーター(大橋) ガーナの旗 ガーナ
10 2017年4月21日 7R 1:42 TKO デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地) ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
11 2017年11月28日 8R 判定3-0 チョ・ヨンイ 大韓民国の旗 韓国
12 2018年3月23日 5R 1:01 負傷判定3-0 稲垣孝(フラッシュ赤羽) 日本の旗 日本
13 2018年7月12日 5R 1:37 TKO ジミー・ボルボン フィリピンの旗 フィリピン
14 2018年10月11日 12R 判定1-2 内藤律樹(E&Jカシアス) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ
15 2019年4月11日 8R 判定3-0 塚田祐介(角海老宝石 日本の旗 日本
16 2019年7月26日 8R 判定2-0 ジュン・ミンホ 大韓民国の旗 韓国
17 2019年10月21日 8R 判定3-0 アオキ・クリスチャーノ(角海老宝石) 大韓民国の旗 韓国 2019年度日本スーパーライト級最強挑戦者決定戦
18 2020年7月16日 7R 2:17 TKO 井上浩樹(大橋) 日本の旗 日本 日本スーパーライト級タイトルマッチ
19 2020年12月10日 7R 1:14 負傷判定0-1 近藤明広(一力) 日本の旗 日本 日本王座防衛1
20 2021年6月10日 10R 2:09 TKO 鈴木雅弘(角海老宝石) 日本の旗 日本 日本王座陥落
21 2022年5月30日 8R 判定3-0 近藤哲哉(横田S) 日本の旗 日本
22 2022年12月5日 12R 判定3-0 近藤明広(一力) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋スーパーライト級タイトルマッチ
23 2023年10月10日 8R 判定3-0 キム・ジンス 大韓民国の旗 韓国
24 2024年2月22日 12R 判定2-0 井上浩樹(大橋) 日本の旗 日本 WBOアジアパシフィック・OPBF東洋太平洋スーパーライト級王座統一戦
OPBF防衛1・WBOアジアパシフィック獲得
25 2024年6月7日 12R 判定3-0 キム・ヨンウク 大韓民国の旗 韓国 WBOアジアパシフィック防衛1
テンプレート

脚注

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  1. ^ 故郷【川南町】 永田大士〜寝ても覚めても良い夢みよう〜 2014年11月12日
  2. ^ インタビュー ボクシングモバイル 2019年9月29日
  3. ^ 永田、初タイトル戦「ガンガン攻める」11日に王者・内藤と激突/BOX サンスポ 2018年10月10日
  4. ^ 黒木佳菜さん(日章学園高校2年)が全日本女子ボクシング選手権バンタム級で準優勝しました 学校法人日章学園 2012年12月25日
  5. ^ 2014年8月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 内藤律樹が2-1勝ち 永田に大苦戦し薄氷防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年10月11日
  7. ^ 内藤律樹辛くも2度目防衛「ただつながっただけ」 日刊スポーツ 2018年10月11日
  8. ^ ヘビー級の藤本京太郎「世界あきらめない」1年ぶりV永田大士が日本S・ライト級挑戦権獲得 Boxing News(ボクシングニュース) 2019年10月21日
  9. ^ 再開興行で波乱! 井上浩樹が日本王座陥落 殊勲の永田大士 7回負傷TKOでタイトル奪取 Boxing News(ボクシングニュース)2020年7月16日
  10. ^ 負傷ドローでV1 無念の近藤明広 日本2階級制覇ならず
  11. ^ 鈴木雅弘が6戦目で日本S・ライト級王者 永田大士に10回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2021年6月10日
  12. ^ S・ライト級2冠王者の永田大士 韓国でWBO-AP王座初防衛成功 Boxing News(ボクシングニュース)2024年6月8日

関連項目

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外部リンク

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前王者
井上浩樹
第42代日本スーパーライト級王者

2020年7月16日 - 2021年6月10日

次王者
鈴木雅弘
前王者
近藤明広
第43代OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者

2022年12月5日 - 現在

次王者
N/A
前王者
井上浩樹
WBOアジア太平洋スーパーライト級王者

2024年2月22日 - 現在

次王者
N/A