江川みさお
江川 みさお | |
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生誕 |
1921年 日本 東京府(現在の東京都) |
死没 | 2014年10月17日(満93歳没) |
国籍 | 日本 |
著名な実績 | 挿絵、表紙画 |
運動・動向 | 少女小説 |
活動期間 | 1940年代 - 1960年代 |
影響を与えた 芸術家 | 1960年代の少女マンガ |
江川 みさお(えがわ みさお、1921年 - 2014年10月17日)[1]は、日本の画家、イラストレーターである。小説・絵物語等の挿絵、雑誌・貸本漫画等の表紙画で知られる[2]。蕗谷虹児、糸賀君子、佐藤漾子、山本サダらとならび、1960年代以降の日本の少女マンガの意匠の原型に、影響を与えた人物として知られる[3][4]。元日本出版美術家連盟会員[5]。
人物・来歴
[編集]1921年(大正10年)、東京府(現在の東京都)に生まれる[1]。挿絵画家・漫画家の木村光久(のちの剪紙作家・木村祥刀)は、義弟(妹の夫)に当たる[1][6]。
1940年代からのキャリアがあるとされるが[3]、国立国会図書館蔵書にみるかぎりでは、その活動の詳細は不明である[2]。1950年代 - 1960年代に、『少女世界』(少女世界社)、『少女サロン』(偕成社)、『少女ライフ』(新生閣)、『少女クラブ』『なかよし』(講談社)、『少女』(光文社)、『少女の友』(実業之日本社)、『女学生の友』(小学館)、『少女ブック』『りぼん』『週刊マーガレット』『別冊マーガレット』(集英社)、『ひとみ』(秋田書店)といった数々の「少女雑誌」を中心に、小説・絵物語の挿絵を描き、『泉』や『泉別冊』『こけし』『ゆめ』(若木書房)といった雑誌の表紙や、他の漫画家による漫画の扉絵も描いた[2]。円地文子や三井嫩子(三井ふたばこ)、吉屋信子、川端康成、富島健夫、城夏子、大庭さち子、小糸のぶらの書いた「少女小説」の書籍にも、表紙や本文に添えられる挿絵を江川は描いている[2]。
江川の活動期は、「少女雑誌」が「少女マンガ雑誌」に変貌していく前の時代であり、読者である少女たちは、小説を読むたのしみの重要な要素がその挿絵であり、挿絵が膨らむ形で絵物語が生まれ、江川ら挿絵作家は、その時代の表現を支えていた、とされる[7]。1960年代になって、徐々に少女雑誌に少女マンガが増え始めても、江川の少女趣味の色彩は人気があり、若手の漫画家の描く漫画本体の扉部分は、江川が一枚絵を描いた[2][8]。
江川が50代を迎える1970年代以降の活動は不明である[2]。
2008年(平成20年)7月4日 - 同年9月28日、東京・弥生美術館で行なわれた『乙女のイコン展』で、中原淳一、佐藤清子、辰巳まさ江、松本雅美、藤井千秋、池田かずお、勝山ひろし、藤田ミラノ、内藤ルネらとともに、戦後を代表する乙女イコンの画家たちのひとりとして、江川が取り上げられ、作品が展示された[9]。同年11月、日本の近世以降の浮世絵・版画を含めた挿絵、口絵、装幀画、絵本等の作家1,200人を対象とした大型事典『図説絵本・挿絵大事典』(全3巻)に、江川が1項目をもって取り上げられる[10]。2009年(平成21年)12月17日には、講談社が『懐かしの少女夢ふろく - 昭和30年代少女クラブからの贈りもの』として、江川がかつて挿絵を描いた『少女クラブ』新年特大号(1956年1月)の別冊付録、『少女コゼット物語』(原作ヴィクトル・ユーゴー、文村松千代)が復刻された[11]。
2014年10月17日死去[12]。93歳没。
作品
[編集]1951年 - 1952年
[編集]- 『みやこわすれ』三谷晴美、『少女世界』昭和23年11月号-昭和28年7月号、富国出版社(少女世界社)、1948年11月-1953年7月 - 挿絵(掲載号詳細は不明)
- 『また逢う日まで』『愛の花束』加藤武雄、『願かけ星』三木澄子、『天使の胸に』堀ふゆみ、『母の呼び声』多田裕計、『友情は星のごとく』水島あやめ、『夕空はれて』横山美智子、『涙の母子星』清閑寺健、『少女サロン』昭和25年6月号-昭和30年8月号、偕成社、1950年6月-1955年8月 - 挿絵(掲載号詳細は不明)
- 『クリスマスの手紙』『心花のように』中島光子、『すばらしい忘れ物』三井ふたばこ、『少女ライフ』昭和26年7月号-昭和27年4月号最終号、新生閣、1951年-1952年4月 - 挿絵(掲載号詳細は不明)
- 『母月夜』、円地文子、ポプラ社、1951年 - 絵(著者)
- 『高原の少女』、三井嫩子(三井ふたばこ)、『少女クラブ』第29巻第10号、講談社、1951年9月 - 挿絵(p.74-85.)
- 『少女詩 つくしんぼ』、小野忠孝、『少女クラブ』第30巻第4号、講談社、1952年4月 - 挿絵(p.53.)
- 『少女詩 あたしのかがみ』、小野忠孝、『少女クラブ』第30巻第5号、講談社、1952年5月 - 挿絵(p.65.)
- 『エミ物語』、中野実、『少女』5月号-12月号、光文社、1952年5月-12月 - 挿絵
- 『純情小説 霧の中の少女』、三井ふたば子(三井ふたばこ)、『少女クラブ』第30巻第9号、講談社、1952年8月 - 挿絵(p.286-299.)
- 『少女小説 かわいそうなママ』、中河与一、『少女クラブ』第30巻第11号、講談社、1952年10月 - 挿絵(p.250-261.)
- 『星物語 三っ星の祈り』、北条誠、『少女クラブ』第30巻第11号、講談社、1952年10月 - 挿絵(p.179-186.)
1953年
[編集]- 『母星子星』、城夏子、ポプラ社、1953年 - 絵(著者)
- 『雪割草』、円地文子、ポプラ社、1953年 - 絵(著者)
- 『少女期』、吉屋信子、ポプラ社、1953年 - 絵(著者)
- 『故郷の空晴れて』、大庭さち子、ポプラ社、1953年 - 表紙画(著者)
- 『少女小説 おみやげ物語』、多田裕計、『少女クラブ』第31巻第1号、講談社、1953年1月 - 挿絵(p.138-149.)
- 『小鳥の手袋』、三木澄子、『少女クラブ』第31巻第2号、講談社、1953年1月 - 挿絵(p.288-299.)
- 『読切小説 ともしびは消えず』、寒川光太郎、『少女クラブ』第31巻第7号、講談社、1953年6月 - 挿絵(p.200-222.)
- 『白けし』、清水恵子、『少女の友』6月号(第46巻第6号)、実業之日本社、1953年6月1日 - 画
- 『春待つ花』、円地文子、『6年の学習』第8巻第4号-第12号連載、学習研究社、1953年7月-1954年3月 - 挿絵
- 『はまべの花火』、三井ふたば子、『少女クラブ』第31巻第9号、講談社、1953年8月 - 挿絵(p.231-233.)
- 『海の子の友情』、松井玲子、『少女クラブ』第31巻第10号、講談社、1953年9月 - 挿絵(p.94-103.)
- 『アンヌのクリスマス』、水上不二、『三年ブック』第3巻第9号、学習研究社、1953年12月 - 挿絵(p.46-49.)
1954年
[編集]- 『野ばらの歌』、城夏子、ポプラ社、1954年 - 絵(著者)
- 『あらしの白鳩』、西条八十、偕成社、1954年 - 絵(著者)
- 『天使の翼』、西条八十、偕成社、1954年 - 絵(著者)
- 『かえで鳥の歌』、堤千代、『少女クラブ』第32巻第1号-第13号連載、講談社、1954年1月-11月 - 挿絵
- 『北斗星のかなた』、三木澄子、『少女の友』新年号-7月号、実業之日本社、1954年1月1日-7月1日 - 画
- 『夢のみずうみ』、北条誠、『少女ブック』9月号、集英社、1954年9月 - 挿絵
- 『少女小説 友情の小道』、田島準子、『女学生の友』第5巻第6号、小学館、1954年9月 - 挿絵(p.170-178.)
- 『少女小説 友情の小箱』、二反長半、『女学生の友』第5巻第7号、小学館、1954年10月 - 挿絵(p.118-126.)
- 『あかい風車・ふたりの女王・あや子とかず子』、吉屋信子・菊池寛・佐藤紅緑、画勝山ひろし、『少女』11月号別冊付録、光文社、1954年11月1日 - 画
- 『星はゆれるよ』、阿木翁助、『少女』連載、光文社、1954年11月-1955年5月 - 挿絵
1955年
[編集]- 『母のまぼろし』、北川千代、『少女クラブ』第33巻第2号、講談社、1955年1月 - 挿絵(p.35-42.)
- 『星はわが家に』、原作北條誠、作原準之助、『少女』新年号別冊付録、光文社、1955年1月1日 - 扉・挿絵
- 『一年生の少女童話』、坪田譲治、装幀中尾彰、表紙・挿画佐藤漾子、口絵・挿画川島はるよ、挿画鳥居敏文・渡辺郁子・山本サダ・いわさきちひろ・西原比呂志・大石哲路、金の星社、1955年1月10日 - 挿画
- 『少女小説 貧しさの中に花は咲く』、住井すえ、『女学生の友』第5巻第11号、小学館、1955年2月 - 挿絵(p.206-217.)
- 『花いつの日に』、小糸のぶ、偕成社、1955年 - 絵(著者)
- 『涙の母子鳥』、大林清、偕成社、1955年 - 絵(著者)
- 『親友』、川端康成、装幀山中冬児、1955年3月 - カバー絵・挿絵(著者)
- 『少女小説 秘密のおくり物』、村松千代、『女学生の友』第6巻第1号、小学館、1955年4月 - 挿絵(p.270-281.)
- 『少女小説 野ばら紅ばら』、美川きよ、『少女の友』連載、実業之日本社、1954年 - 画
- 『ニュース・ストーリィ 花はとわに美しく』、篠木嘉男、『女学生の友』第6巻第2号、小学館、1955年5月 - 挿絵(p.246-250.)
- 『母をよぶ鳥』、二反長半、『なかよし』連載、講談社、1955年5月-1956年2月 - 挿絵
- 『少女小説 白鳥で来る人』、園田てる、『女学生の友』第6巻第4号、小学館、1955年7月 - 挿絵(p.100-110.)
- 『愛情のコーラス』、氏原大作、『少女クラブ』第33巻第10号、講談社、1955年8月 - 挿絵(p.218-227.)
- 『少女小説 押し花の思い出』、佐伯千秋、『女学生の友』第6巻第6号、小学館、1955年9月 - 挿絵(p.158-172.)
- 『ニュース・ストーリー 盲学生の願い私たちにも教科書を』、斎藤栄、『女学生の友』第6巻第8号、小学館、1955年11月 - 挿絵(p.200-204.)
- 『少女小説のご本 花の靴・千鳥と共に』、大林清・原準之助、『少女』11月号別冊付録、光文社、1955年11月 - 挿絵
1956年
[編集]- 『ニュース・ストーリー 雨の日も風の日も』、荒井喜太郎、『女学生の友』第6巻第10号、小学館、1956年1月 - 挿絵(p.106-110.)
- 『少女コゼット物語』、原作ヴィクトル・ユーゴー、文村松千代、『少女クラブ』新年特大号別冊付録(第34巻第1号)、講談社、1956年1月 - 挿絵(2009年復刻)
- 『スター物語 おとめの祈り 左幸子さん』(左幸子)、佐伯千秋、『少女クラブ』第34巻第3号、講談社、1956年2月 - 挿絵(p.82-87.)
- 『少女小説 愛の花束』、北条誠、『女学生の友』第6巻第11号-第7巻第9号連載、小学館、1956年2月-12月 - 挿絵(p.144~155.)
- 『山びこ峠』、宮本旅人、『少女』3月号、光文社、1956年3月 - 挿絵
- 『ひみつの花園』、松村千代、『少女クラブ』3月号別冊付録、講談社、1956年3月 - 挿絵
- 『かなしみの門』、村岡花子、『なかよし』5月号-10月号、講談社、1956年5月-10月 - 挿絵
- 『水色の万年筆』、松村千代、『少女クラブ』第34巻第10号、講談社、1956年8月 - 挿絵(p.179-188.)
- 『折りヅル少女』、淡島鯛三、『少女』夏休みの増刊号、光文社、1956年8月 - 挿絵
- 『花におう丘』、大林清、表紙・口絵相沢光朗、『少女クラブ』10月号別冊付録、講談社、1956年10月 - 挿絵
- 『ノラをたずねて』、船山馨、『少女』秋の増刊号別冊付録『探偵小説 あっ顔がみえた』所収、光文社、1956年10月 - 挿絵
- 『にじのおとめ』、西条八十、『りぼん』連載、集英社、1956年 - 画
- 『ゆめの花びら』、北条誠、『りぼん』連載、集英社、1956年-1957年 - 画
1957年 - 1959年
[編集]- 『スター小説 白鳥の歌』、結城いづみ、『少女クラブ』第35巻第1号、講談社、1957年1月 - 挿絵(p.101-106.)
- 『からたちの花』、北原節子、『少女クラブ』第35巻第2号、講談社、1957年1月 - 挿絵(p.53-63.)
- 『あの星のかなたに』、白藤茂、表紙勝山ひろし、『少女クラブ』6月号別冊付録、講談社、1957年6月 - 挿絵
- 『久遠の鐘』、大庭さち子、偕成社、1958年 - 表紙画
- 『泉』、若木書房、1958年6月-1965年5月 - 表紙画・扉・装幀
- 『父の名よべば』、安藤はつえ、『なかよし増刊』夏やすみ臨時増刊号、1958年8月 - 画
- 『空にさく花』、三谷晴美、『たのしい四年生』第14巻第4号-第11号連載、講談社、1958年11月 - 挿絵
- 『ねらわれた白鳥』、梶龍雄、『りぼん』11月号-12月号、集英社、1958年11月-12月 - 挿絵
- 『なきぼくろの奈加ちゃん』、宇野信夫、『なかよし』12月号、講談社、1958年12月 - 挿絵
- 『ふとった子』、幸田文、『少女ブック』連載、集英社、1959年
- 『ひみつの花ぞの』、山本藤枝、『たのしい四年生』第14巻第13号-第15号連載、講談社、1959年1月-3月 - 挿絵
- 『泉別冊』、若木書房、1959年4月-1964年10月 - 表紙画・扉・装幀
- 『その火はきえない』、速水龍夫、『なかよし』7月号-11月号、講談社、1959年7月-11月 - 挿絵
- 『こけし』1号-65号、若木書房、1959年7月-1964年11月 - 表紙画
1960年 - 1969年
[編集]- 『こけし別冊』、若木書房、1960年代 - 表紙画
- 『ゆめ』1月創刊号-6月96号、若木書房、1960年1月-1968年6月 - 表紙画
- 『四季のコーラス』、立松由記夫、『ひとみ』2月号、秋田書店、1960年2月 - 挿絵
- 『友情読み物 バラ子ちゃん』、佐伯千秋、『小学三年生』第15巻第1号-第14号連載、小学館、1960年4月-1961年3月 - 挿絵
- 『長編小説 さぎり峠』、佐伯千秋、『女学生の友』第11巻第7号、小学館、1960年9月 - 挿絵(p.287-309.)
- 『星をあおいで』、大林清、『りぼん』12月号、集英社、1961年12月 - 挿絵
- 『さようなら』、窪田篤人、『週刊マーガレット』連載、集英社、1963年 - 画
- 『さくらの花ちるころ』、柏木ひとみ、『りぼん』4月号、集英社、1963年4月 - 挿絵
- 『湖の記憶』、佐伯千秋、『女学生の友』第15巻第2号、小学館、1964年4月 - 挿絵(p.234-247.)
- 『ジュニア小説 遠い灯・近い灯』、宮崎博史、『女学生の友』第15巻第3号、小学館、1964年5月 - 挿絵(p.342-353.)
- 『ジュニア小説 風は光っている』、日下カオル、『女学生の友』第15巻第4号、小学館、1964年6月 - 挿絵(p.356-370.)
- 『ジュニア小説 海の詩集』、日下カオル、『女学生の友』第15巻第8号、小学館、1964年9月 - 挿絵(p.358-368.)
- 『サフランの花咲けば』、富島健夫、『週刊マーガレット』連載、集英社、1964年 - 画
- 『ジュニア小説 高原からのたより』、岩橋邦枝、『女学生の友』第15巻第9号、小学館、1964年10月 - 挿絵(p.338-351.)
- 『春をまつ丘』、津村節子、『週刊マーガレット』連載、集英社、1965年 - 画
- 『窓辺の白い花』、新城さちこ、『別冊マーガレット』9月号、集英社、1966年9月13日 - 扉絵
- 『赤い屋根の車』、浦野千賀子、『別冊マーガレット』2月号、集英社、1967年1月13日 - 扉絵
- 『花は散った』、木内千鶴子、『別冊マーガレット』4月号、集英社、1967年3月13日 - 扉絵
- 『マリの王子さま』、立原えりか、『りぼん』9月号、集英社、1968年9月 - 挿絵
- 『悲しく美しいお話 さいごの夏雲』、有馬志津子、『小学五年生』第25巻第5号、小学館、1969年8月 - 挿絵(p.225-237.)
復刻
[編集]- 『懐かしの少女夢ふろく - 昭和30年代少女クラブからの贈りもの』、編集・発行講談社、2009年12月17日 ISBN 4062159570
- 『少女コゼット物語』、原作ヴィクトル・ユーゴー、文村松千代、『少女クラブ』新年特大号別冊付録(1956年1月)の復刻 - 挿絵(著作)
脚注
[編集]- ^ a b c What's New、「木村祥刀・切り絵の世界」、木村祥刀公式ウェブサイト、2012年10月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g リサーチ「江川みさお」、国立国会図書館、2012年10月3日閲覧。
- ^ a b 石子、p.121.
- ^ 藤井、p.163.
- ^ かって当連盟に所属していた先輩方の一覧、日本出版美術家連盟、2012年10月3日閲覧。
- ^ 木村祥刀プロフィール、「木村祥刀・切り絵の世界」、木村祥刀公式ウェブサイト、2012年10月3日閲覧。
- ^ 別冊太陽、p.5.
- ^ 別冊太陽、p.18.
- ^ お知らせ二つ!、松本かつぢ公式ウェブサイト、2012年10月3日閲覧。
- ^ 図説絵本・挿絵大事典 第2巻、国立国会図書館、2012年10月3日閲覧。
- ^ 懐かしの少女夢ふろく、国立国会図書館、2012年10月3日閲覧。
- ^ 挿絵画家の江川みさおさんが一昨日亡くなったそうだ。93歳。漫画家であったわたしの伯父の妻、つまりわたしの伯母の姉であった。親戚としてでなく客観評価として、少女雑誌が現在のマンガ専門誌に変貌する以前に一世を風靡した画家である。残念だ。 kmrt Twitter 2014年10月19日閲覧
参考文献
[編集]- 『少女マンガの世界 1 昭和二十年-三十七年』別冊太陽、平凡社、1991年7月 ISBN 4582942393
- 『戦後マンガ史ノート』、石子順造、精選復刻紀伊国屋新書、紀伊国屋書店、1994年1月 ISBN 4314006455
- 『乙女のロマンス手帖』、堀江あき子、らんぷの本、河出書房新社、2003年9月11日 ISBN 4309727328
- 『眼玉の道草』、藤井青、文芸社、2004年1月 ISBN 4835548035
- 『戦後少女マンガ史』、米沢嘉博、ちくま文庫、筑摩書房、2007年8月 ISBN 4480423583
- 『図説絵本・挿絵大事典 第2巻』(全3巻)、川戸道昭・榊原貴教、大空社、2008年11月 ISBN 4283006211