池本夢実
基本情報 | |
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本名 |
池本 夢実 (いけもと ゆめみ) |
階級 | フライ級 |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1996年5月1日(28歳) |
出身地 | 静岡県榛原郡川根本町 |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 11 |
勝ち | 9 |
KO勝ち | 1 |
敗け | 2 |
池本 夢実(いけもと ゆめみ、1996年5月1日 - )は、日本の警察官、女子プロボクサー。静岡県榛原郡川根本町出身。琉球大学教育学部卒業。琉球ボクシングジム所属。沖縄県警那覇署地域課勤務[1]。初代日本女子フライ級王者。現WBOアジア太平洋女子ライトフライ級王者。
来歴
[編集]5歳で空手を始め、常葉大菊川高校在学中に全国大会3位の実績を残す[2]。
琉球大学進学後にボクシングを始め、2016年5月15日、成田佑美戦でデビューし判定勝利。
9月21日、後楽園ホールで石井愛世と対戦し2連勝。
2017年8月12日、デビュー4戦目で赤井優生に初黒星。
日本フライ級初代王座決定トーナメントにエントリーし、12月17日の準決勝で佐藤絢香に勝利し王座決定戦進出。
2018年3月8日、後楽園ホールにて小関有希との王座決定戦に挑み、2回にダウンを奪い判定で初代日本女子フライ級王座を獲得[3]。
2019年2月10日、川根本町本川根B&G海洋センターにて初の凱旋試合、東洋太平洋バンタム級3位のグレテル・デ・パズ(フィリピン)に判定勝利。
同年より沖縄県警に勤務。その後、新型コロナ禍の影響もあり、2年10ヶ月間も試合が組まれない状況が続く[4]。
2021年12月2日、後楽園ホールで行われたOPBF女子東洋太平洋フライ級王者決定戦で、同級1位の池本が同級前王者のチャオズ箕輪と対戦したが、2回TKOで敗れた[5]。
2023年6月10日、大阪府立体育会館第二競技場にて元WBO女子アジア太平洋ライトフライ級王者緒方汐音と対戦し、3-0判定で4年4か月ぶりに勝利を挙げた[6][7]。
2024年7月14日、沖縄県中城郡の中城村民体育館で前王者緒方汐音が2020年1月に王座を返上して以来約4年7ヶ月間空位となっていたWBOアジア太平洋女子ライトフライ級王座決定戦でWBOアジア太平洋女子同級2位のニラチャポン・タノームサックシーと対戦し、プロ初のKO勝ちとなる4回1分19秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
戦績
[編集]- 11戦9勝(1KO)2敗
獲得タイトル
[編集]- 初代日本女子フライ級王座(防衛0=返上)
- 第3代WBOアジア太平洋女子ライトフライ級王座(防衛0)
脚注
[編集]- ^ “「てっぺん取りたい」 警官プロボクサー 交番とジムで研さん 世界に挑む”. 沖縄タイムスプラス. (2020年1月9日) 2020年5月16日閲覧。
- ^ “日本王者の池本夢実が凱旋試合で白星 支援者に感謝”. nikkansports.com. (2019年2月10日) 2020年5月16日閲覧。
- ^ “[試合後談話]2018.3.9 激戦となった日本女子トリプル戦”. ボクシングモバイル. (2018年3月9日) 2020年5月16日閲覧。
- ^ 東洋王座を狙う女性ボクサーは警察官 教員になろうと進学した沖縄でジム入り(沖縄タイムス) Yahoo!ニュース 2021年11月22日
- ^ ““餃子戦士”が2回TKO勝ちで王座返り咲き チャオズ箕輪「来年は勝負の年に」”. Sponichi Annex. (2021年12月2日) 2021年12月3日閲覧。
- ^ “力石政法が世界前哨戦に3回KO勝ち 帝尊康輝は初代日本S・ミドル級王者に ヘビー級 但馬は初の判定勝利”. BOXING NEWS. (2023年6月11日)
- ^ “池本(琉球ジム)、判定で完勝 隙を見逃さず力で押す ボクシング女子ライトフライ級”. 琉球新報DIGITAL. (2023年6月11日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 [[]] |
初代日本女子フライ級王者 2018年3月8日 - 2018年12月(返上) |
空位 次タイトル獲得者 小澤瑶生 |
空位 前タイトル保持者 緒方汐音 |
第3代WBO女子アジア太平洋ライトフライ級王者 2024年7月14日 - 現在 |
次王者 N/A |