池田家住宅 (大阪市)
表示
池田家住宅 | |
---|---|
外観 (2020年6月) | |
所在地 | 大阪府大阪市住吉区住吉1丁目9番22号 |
位置 | 北緯34度36分44.0秒 東経135度29分45.6秒 / 北緯34.612222度 東経135.496000度座標: 北緯34度36分44.0秒 東経135度29分45.6秒 / 北緯34.612222度 東経135.496000度 |
類型 | 商家 |
形式・構造 | 瓦葺き |
延床面積 | 100m2 |
建築年 | 1892年 |
池田家住宅(いけだけじゅうたく)は、大阪府大阪市住吉区住吉にある町屋。国の登録有形文化財。大阪市都市景観資源。
概要
[編集]住吉街道と熊野街道の交差点、住吉大社の東参道四つ辻角に建つ店舗兼住宅。 元禄年間に酒造業を始め、その後味噌醸造を行った。西側1階の屋根には高灯籠があり、虫籠窓、防火のため柱を分厚く覆う土壁が特徴。老舗味噌屋の「住乃江味噌池田屋本舗」として製法を伝承している。建物の保存状態も良く、住吉区の都市景観資源に選定されている[1]。住乃江味噌の起源は明治初期、歯が悪くて食が細くなった当代の母に滋養をつけてもらおうと製造。近所におすそ分けするうち、商品化を勧められ名物となり、明治天皇に献上。大正、昭和両天皇も食したという[2]。
文化財
[編集]1892年 (明治25年) 建築、木造2階建、瓦葺き、建築面積100平方メートル。1999年 (平成11年) 8月23日、登録有形文化財に登録された[3]。
現地情報
[編集]周辺施設
[編集]脚注
[編集]- ^ “住吉区の都市景観資源について”. 大阪市. 2020年7月7日閲覧。
- ^ “池田屋本舗 住之江味噌 名物みその伝統つなぐ 2代先まで跡継ぎ”. 産経新聞. 2020年7月7日閲覧。
- ^ “池田家住宅”. 文化遺産オンライン. 2020年7月7日閲覧。