池田寛二
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池田 寛二(いけだ かんじ、1952年[1] - )は、日本の社会学者。
社会学博士 (東京都立大学) 。専門は環境社会学。法政大学名誉教授。元法政大学社会学部教授、法政大学大学院公共政策研究科教授。日本公益学会理事。過去に地域社会学会編集委員、環境社会学会会長などを歴任。
略歴
[編集]1976年 - 横浜市立大学文理学部卒業。1980年 - 東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程中退。
1988年 - 千葉大学文学部助手。1993年 - 日本大学農獣医学部助教授。1996年 - 日本大学生物資源科学部助教授。
2003年 - 東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程修了。2004年 - 法政大学社会学部教授。
社会的活動
[編集]2020年より神奈川県相模原市緑区区民会議委員[2]を務める。
著作等
[編集]共著
[編集]- 『よくわかる環境社会学』(ミネルヴァ書房、2009年)
- 『首都圏山村社会の現状と課題(4):相模原市政令指定都市移行と津久井・青根地域のゆくえ』(法政大学社会学部社会調査実習室、2010年)
- 『アジア農村の環境・エネルギー問題』(龍溪書舎、2010年)
- 『環境総合年表:日本と世界』(すいれん舎、2010年)
- 『現代社会学事典』(弘文堂、2012年)
- 『社会的共通資本としての森』(東京大学出版会、2015年)
- 『経済社会学キーワード集』(ミネルヴァ書房、2015年)
- 『社会学理論応用事典(日本社会学会理論応用事典刊行委員会編)』(丸善出版、2017年)
論文
[編集]- 『山村・都市・協同組合:山村社会の危機と再生』(現代の理論、216(9)、16-27、1989年)
- 『インドネシアにおける都市化の新局面』(人口と開発、(61)、32-39、1997年)
- 『環境社会学における正義論の基本問題:環境正義の四類型』(環境社会学研究、(11)、5-21、267、2005年)
- 『法政大学多摩キャンパスの森林における植生とバイオマス』(法政大学多摩研究報告、24(24)、35-40、2009年)
- 『気候変動の社会学をめざして』(社会志林、62(4)、35-51、2016年)など
専門分野
[編集]- 人文・社会
- 環境社会学
脚注
[編集]- ^ 著者プロフィール. 「環境をめぐる公共圏のダイナミズム」.『版元ドットコム』.2023年10月3日閲覧。
- ^ 『相模原市緑区区民会議』.2023年10月3日閲覧。