澤好摩
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(沢好摩から転送)
澤 好摩(さわ こうま、本名:澤孝(さわ たかし)、1944年5月22日 - 2023年7月7日)は、俳人。
来歴
[編集]東京都城東区(現江東区)生まれ。1963年、東洋大学在学中に俳句研究会に参加。翌年に坪内稔典らと全国学生俳句連盟を結成。「いたどり」「青玄」「草苑」を経て1968年に坪内稔典、攝津幸彦らと同人誌「日時計」創刊(1974年終刊)。1971年、折笠美秋の誘いで「俳句評論」に参加し高柳重信に師事。また「俳句研究」編集に携わる。1973年、「俳句研究」第1回五十句競作にて佳作第一席。1978年、夏石番矢、林桂らと同人誌「未定」を創刊(1990年退会)。1991年「円錐」創刊、編集発行人を務める。句集に『最後の走者』『印象』『風影』『光源』『返照』、著書に『高柳重信の一〇〇句を読む』、共著に『俳句の現在』『昭和俳句選集』『現代俳句論叢』他。2014年句集『光源』により芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2023年7月5日に、旅行先の山形県米沢市で転倒し入院加療していたが、同月7日、脳挫傷のため死去した[1]。79歳没。
参考文献
[編集]- 『澤好摩句集』 ふらんす堂〈現代俳句文庫〉、2009年
出典
[編集]- ^ “俳人の澤好摩さん、旅先で転倒し脳挫傷で死去…79歳”. 読売新聞オンライン. 読売新聞社 (2023年7月10日). 2023年7月10日閲覧。