河内屋源七
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河内屋 源七(かわちや げんしち、生没年不詳)とは江戸時代の江戸にあった地本問屋。
来歴
[編集]河源、東栄堂または東永堂と号す[1]。江戸の富沢町の家主で、享和から文政年間に地本問屋を営業している。喜多川歌麿、菱川柳谷、歌川国貞、菊川英山の錦絵を出版している。
作品
[編集]- 喜多川歌麿 「当世美人六歌仙」 大判揃物 文化ころ
- 菱川柳谷 「玉屋内明石」 大判 享和文化
- 歌川国貞 「葛の葉」 大判変形3枚継 文化10年(1813年)
- 歌川国貞 「褄重噂菊月」 大判2枚揃
- 歌川国貞 「今様大津絵」 大判
- 菊川英山 「風流美人鏡」 大判 文化
出典
[編集]- ^ 『原色浮世絵大百科事典』第3巻は東栄堂とするが、『浮世絵の基礎知識』は東永堂とする。