油井洋明
表示
油井 洋明(ゆい ひろあき、1958年12月10日-)は、日本の地方公務員、土木技術者。
神戸市役所では土木技術職の出世コースとされている都市計画畑を長く歩み、都市計画局計画部計画課街路係長、都市計画総局計画部主幹、都市計画総局計画部長、建設局道路部長、建設局長などの主要な職を歴任し、2019年4月に神戸市副市長就任。
神戸市民生活協同組合理事長兼務。 2023年3月に任期満了で神戸市副市長退任。
人物・経歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1977年3月-兵庫県立小野高等学校卒業。
- 1981年3月-神戸大学工学部土木工学科卒業[2]。
- 1983年3月-神戸大学大学院工学研究科土木工学専攻修了[3]。
- 1983年4月-神戸市採用。
- 2003年4月-北区まちづくり推進部まちづくり推進課長。
- 2005年4月-都市計画総局計画部主幹(工務第3担当)
- 2008年4月-建設局西部建設事務所副所長。
- 2010年4月-建設局中央水環境センター長。
- 2012年4月-都市計画総局計画部長。
- 2014年4月-建設局道路部長。
- 2017年4月-建設局長[4]。
- 2019年4月-神戸市副市長。
- 2023年3月-神戸市副市長退任。
- 2023年4月-神戸市立博物館長[5]。
危機管理室、建設局、建築住宅局、港湾局、消防局、水道局、監査事務局を所管し、三宮駅前再整備事業、人口減少社会への対応、大阪湾岸道路西伸部(六甲アイランド北~駒栄)の計画・事業、ジャイアントパンダ貸与に関する中国との交渉などを進めた[6][7][8][9]。
入職時の直属の上司が、後に都市計画局長から神戸市助役となる松下綽宏であった[11]。
また、元神戸市長である笹山幸俊の指揮の下、都市計画局にて、阪神・淡路大震災の復興都市計画事業(土地区画整理事業、市街地再開発事業、街路事業)にも取り組んだ[12]。
脚注
[編集]- ^ 油井副市長会見 2023年3月30日副市長退任会見
- ^ 暁木会の沿革 暁木会
- ^ 「関連新聞記事 2019年3月」 神戸大学
- ^ 「副市長」 神戸市
- ^ 神戸市の油井副市長が退任 災害への備え「状況の変化に応じて柔軟な対応を」 神戸経済ニュース
- ^ 「神戸副市長に油井氏就任 三宮再整備などに注力へ」 2019/4/2 05:30神戸新聞NEXT
- ^ 神戸市の油井副市長 「若者に選ばれる街に」 就任会見で 日本経済新聞2019/4/1 11:47
- ^ 「神戸市「魅力ある市に」 油井副市長抱負 /兵庫」 毎日新聞2019年4月5日
- ^ 「神戸市 副市長に油井氏 /兵庫」 毎日新聞2019年3月20日
- ^ 理事長挨拶 神戸市民生活協同組合
- ^ 松下綽宏さんの瑞宝小綬章授章について 神戸市建設局長 油井洋明 P.29 神戸大学工学部KTC
- ^ 平成20年度後期講義 プロジェクトマネジメント 2月2日 神戸市震災復興事業(土地区画整理事業、市街地再開発事業、街路事業)について 講師:油井洋明 神戸大学工学部市民工学科 講義