油壺温泉
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油壺温泉 | |
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温泉情報 | |
所在地 | 神奈川県三浦市三崎町小網代1152 |
座標 | 北緯35度9分40秒 東経139度36分54秒 / 北緯35.16111度 東経139.61500度座標: 北緯35度9分40秒 東経139度36分54秒 / 北緯35.16111度 東経139.61500度 |
交通 | 京急久里浜線三崎口駅より京浜急行バス、京急油壺マリンパークまたは油壺下車 |
泉質 | ナトリウム - 塩化物温泉(高張性・弱アルカリ性・低温泉) |
泉温(摂氏) | 32.2 °C |
pH | 7.5 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 高張性 |
温泉施設数 | 2(運び湯を含む) |
外部リンク |
www |
油壺温泉(あぶらつぼおんせん)は、神奈川県三浦市(旧国相模国)にある温泉。
泉質
[編集]泉質はナトリウム - 塩化物温泉[1]。化石海水と呼ばれるタイプで、フミン酸により微黄褐色を帯びる。1kg中の溶存物質は17.6gで、高張性の療養泉に分類される[2]。
温泉施設
[編集]京浜急行電鉄の油壺の施設敷地内で温泉が湧出したことから、ホテル京急油壺観潮荘を温泉が楽しめる施設として2020年(令和2年)4月17日にリニューアルオープンした[1]。ただし、ホテル京急油壺観潮荘については2024年(令和6年)3月15日に営業を終了する(後述)[3]。
また、ラビスタ観音崎テラスでも源泉として使用されている[4]。ラビスタ観音崎テラスは旧「観音崎京急ホテル」をリニューアルオープンした施設で、京浜急行電鉄が所有し、共立メンテナンスが運営を行っている[5]。
歴史
[編集]観潮荘は温泉湧出前の1959年(昭和34年)1月から開業していた[3]。2018年11月より、京急油壺マリンパークの駐車場でボーリング調査を開始[6]。約1年後に、地下1514m[7]から温泉が湧出した。
2020年4月17日より、マリンパークに隣接するホテル京急油壺 観潮荘および観音崎京急ホテルで供用を開始した。このうち観音崎京急ホテルは2023年(令和5年)8月4日に「ラビスタ観音崎テラス」としてリニューアルオープンした[5]。
一方、ホテル京急油壺観潮荘については老朽化や油壺エリアの再整備のため、2024年(令和6年)3月15日に営業を終了する[3]。
アクセス
[編集]- 「ホテル京急油壺 観潮荘」は、京急久里浜線三崎口駅より京急油壺マリンパークまたは油壺行き京浜急行バスで終点下車。
- 「観音崎京急ホテル」は、京急本線馬堀海岸駅より送迎バス(事前予約制)または観音崎行き京浜急行バスでラビスタ観音崎テラス・横須賀美術館前下車[8]
脚注
[編集]- ^ a b “ホテル京急油壺 観潮荘”. 三浦商工会議所. 2023年9月29日閲覧。
- ^ 『三浦半島の最南端「油壺温泉」が誕生』(プレスリリース)京浜急行電鉄、2020年2月25日 。2020年3月1日閲覧。
- ^ a b c “三浦の油壺観潮荘 24年3月で営業終了 60年超の歴史に幕”. 神奈川新聞. 2023年9月29日閲覧。
- ^ “共立リゾート『ラビスタ観音崎テラス』8月4日(金)オープン”. 共立メンテナンス (2023年8月3日). 2023年8月11日閲覧。
- ^ a b “横須賀にリゾートホテル4日開業 旧観音崎京急ホテル新装”. 神奈川新聞. 2023年9月29日閲覧。
- ^ “「油壺温泉」湧いた 横須賀にも運んで使用 京急の2ホテル”. 東京新聞. (2020年2月27日) 2020年3月1日閲覧。
- ^ “三浦半島に「油壺温泉」誕生 京急グループの2つのホテルで活用 4月17日から”. ねとらぼ (2020年2月26日). 2020年3月1日閲覧。
- ^ “バス停留所の名称変更について”. 京浜急行バス (2023年7月25日). 2023年8月11日閲覧。