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津守 小黒栖(つもり の おぐるす、生没年不詳)は、奈良時代の防人・歌人。下野国の人。姓は宿禰。下野目・津守首古の子とする系図がある[1]。
天平勝宝7歳(755年)2月、防人として筑紫に派遣される。『万葉集』に1首入集。
- 母刀自も玉にもがもや戴きて角髪の中に合へ巻かまくも(万葉集20-4377)
- ^ 「紀伊牟婁郡海神社祝笠嶋系図」(鈴木真年『諸氏家牒』下 所収)
- 坂本太郎・平野邦雄監修『日本古代氏族人名辞典』吉川弘文館、1990年。
- 宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会、1986年。