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洲本ゴルフ倶楽部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
洲本ゴルフ倶楽部
Sumoto Golf Club
洲本ゴルフ倶楽部
洲本ゴルフ倶楽部の空中写真。
2004年4月21日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。 地図
所在地 日本の旗 日本
兵庫県洲本市池内1262番地
座標: 北緯34度19分13.61秒 東経134度51分59.84秒 / 北緯34.3204472度 東経134.8666222度 / 34.3204472; 134.8666222
概要
開業 1965年昭和40年)2月6日
運営 メンバーシップコース
設計 上田 治
運営者 淡路フェリーポート株式会社
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 5 527 1 4 366
2 4 431 2 4 441
3 4 359 3 4 406
4 3 194 4 5 555
5 4 420 5 3 215
6 5 555 6 5 542
7 3 215 7 3 172
8 4 424 8 4 375
9 4 405 9 4 400
36 3530 36 3472

その他
公式サイト 洲本ゴルフ倶楽部
テンプレートを表示

洲本ゴルフ倶楽部(すもとゴルフくらぶ)は、兵庫県洲本市池内にあるゴルフ場である。

概要

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淡路島には、1962年昭和37年)までゴルフ場が一つも無かった、ゴルファーは京阪神のゴルフ場に行くしかなく、「島内ゴルフ場」の誕生が夢だった[1]川崎重工業株式会社が、1963年(昭和38年)7月、淡路島北部のラカン山に、「淡路カントリー倶楽部」(1963年(昭和38年)開場、設計・上西荘三郎)を開場させた[1]。それでも「洲本にゴルフ場を造ろう」と動いたのが、洲本市長・山本安郎である。山本は、三洋電機株式会社社長・井植歳男に相談したところ、「ヨッシャ造りましょう」と二つ返事だった[1]

1962年(昭和37年)6月、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「淡路開発興行株式会社」を設立、社長に井植歳男が就任した[1]。新たなクラブ「洲本カンツリークラブ」を創設し、住友銀行株式会社頭取・浜田庄三が理事長に、関西電力株式会社会長・芦原義重がキャプテンに就任した[1]

ゴルフ場用地は、洲本市により15万坪が用意されたが、井植は「一流コースには不足」と50万坪の用地を買収した[1]。コース設計は、上田治に依頼し、1963年(昭和38年)4月23日、造成工事が着工された[1]。造成工事は、粘土質で苦労したが、1965年(昭和40年)2月6日、コースが完成し、開場された[1]

1967年(昭和42年)8月、三洋電機グループの「淡路フェリーボート株式会社」が、淡路開発興行株式会社を吸収合併した[1]1991年平成3年)11月16日、クラブ名洲本カンツリークラブを「洲本ゴルフ倶楽部」に名称変更した[1]2002年(平成14年)1月から9月にかけ、コースを全面クローズし、小林佑吉の設計により大改造された、グリーンを高麗芝の1グリーンからベントの1グリーンに、フェアウェイを拡幅し起伏を均して、ブラインドをなくした[1]

所在地

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〒656-0042 兵庫県洲本市池内1262番地

コース情報

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  • 開場日 - 1965年2月6日
  • 設計者 - 上田 治
  • 面積 - 1,160,000m2(約35万坪)
  • コースタイプ - 丘陵コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、7,002ヤード、コースレート73.7
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - 1グリーン、コウライ
  • ラウンドスタイル - 全組キャディ付、乗用カート使用、1組4人
  • 練習場 - 9打席70ヤード
  • 休場日 - 毎週月曜日、12月31日、1月1日[2][3]

クラブ情報

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  • ハウス面積 - 3,735m2(1,129.8坪)
  • ハウス設計 - アトリエ・テクノフォルム
  • ハウス施工 - 株式会社大工建設[2][3]

ギャラリー

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交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「洲本に「ゴルフ場を造ろう」と市長。島出身の三洋電機社長・井植歳男が後押し」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月12日閲覧
  2. ^ a b 「洲本ゴルフ倶楽部」、ゴルフダイジェスト、2021年4月12日閲覧
  3. ^ a b 「洲本ゴルフ倶楽部」、ゴルフホットライン、2021年4月12日閲覧
  4. ^ 「洲本ゴルフ倶楽部」、アクセス、2021年4月12日閲覧

関連文献

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  • 『ゴルフ場ガイド 西版』、2006-2007、「洲本ゴルフ倶楽部」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年4月12日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「洲本に「ゴルフ場を造ろう」と市長。島出身の三洋電機社長・井植歳男が後押し」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年4月12日閲覧
  • 『ゴルフ場セミナー』、「GOURMET RESTAURANT(213)地産地消を意識し淡路島の魅力を訴求 洲本ゴルフ倶楽部」、嵯峨栄二、岡本義生、山田育弘、東京 ゴルフダイジェスト社、2016年10月、2021年4月12日閲覧

関連項目

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外部リンク

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