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浜松市議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
浜松市議会
紋章もしくはロゴ
種類
種類
役職
議長
戸田誠(自由民主党浜松)
副議長
須藤京子(自由民主党浜松)
構成
定数46(欠員1)
院内勢力
市政与党(28)
  公明党(5)

中立会派(14)

  市民クラブ(7)
  創造浜松(5)
  浜松市政向上委員会(1)
  市民サポート浜松(1)

市政野党(3)

  日本共産党(3)
選挙
中選挙区制
前回選挙
2023年4月9日
議事堂
日本の旗 日本静岡県浜松市中央区元城町103-2
ウェブサイト
浜松市議会
脚注

浜松市議会(はままつしぎかい)は、静岡県政令指定都市であり、県内最多の人口を誇る浜松市議会である。

概要

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  • 定数:46人
  • 任期:2023年5月1日 - 2027年4月30日
  • 選挙区:各行政区を選挙区とする中選挙区制単記非移譲式
  • 議長: 鳥井 徳考(自由民主党浜松)
  • 副議長:加茂 俊武(自由民主党浜松)

選挙区

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  • 浜松市議会の選挙制度は、各行政区を選挙区とする中選挙区制単記非移譲式)である。下記定数は行政区再編前の2023年選挙当時のもの。
選挙区 定数
中区 14
東区 7
西区 6
南区 6
北区 5
浜北区 5
天竜区 3
46

会派

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(2024年7月現在、◎は会派代表者)

会派名 議員数 所属党派 所属議員 女性議員数 女性議員の割合(%)
自由民主党浜松 23 自由民主党22・無所属1 ◎鳥井德孝、渥美誠、井田博康、太田康隆、小野田康弘、加茂俊武、神間郁子、久米丈二、倉田清一、小泉翠、齋藤和志、鈴木裕之、須藤京子、髙林修、辻村公子、露木里江子、戸田誠、中野和幸、花井和夫、平野岳子、藤田典良、松本康夫、栁川樹一郎 6 26.08
市民クラブ 7 立憲民主党1・無所属6 ◎斉藤晴明、石津陽子、岩田邦泰、大城七瀬、北野谷富子、鈴木真人、花井洋介 3 42.86
公明党 5 公明党 ◎幸田惠里子、黒田豊、松下正行、丸英之、山崎とし子 2 40
創造浜松 5 無所属 ◎遠山将吾、太田利実保、湖東秀隆、関イチロー、森田賢児 0 0
日本共産党浜松市議団 3 日本共産党 ◎北島定、小黒啓子、酒井豊実 1 33.33
浜松市政向上委員会 1 無所属 鈴木恵 1 100
市民サポート浜松 1 無所属 馬塚彩矢香 1 100
46(欠員1) 14 30.43

沿革

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2005年
  • 12月21日 - 市議会は伊藤善太郎に対する辞職勧告決議案を可決。伊藤はスナックで女性客の胸をさわり書類送検されていた。
2006年
  • 1月4日 - 辞職勧告決議を受けた伊藤善太郎が辞職。
2018年
  • 8月16日 - 西区選出の新村和弘市議(創造浜松)は記者会見で、アダルト動画を含む動画を市議会事務局の契約するインターネット回線から違法に投稿していたことを明らかにした[1]。動画の著作権者がネットの接続業者に権利侵害を訴え、接続業者の指摘で動画投稿が発覚した[1]。新村は、執務の空いた時間や自宅で作業していた[1]
  • 8月17日 - 新村和宏は辞職[1]
2019年
2023年
  • 2月2日 - 柳川樹一郎(自由民主党浜松)は、市民文教委員会で、市立中学校の男性教諭が男性の住むアパートに侵入して再逮捕された事件をめぐり、「この人はちょっと異常な性癖。ふつうの感覚だと、女性のアパートに侵入する」と発言した。柳川は2月4日、委員長に対し自身の発言を議事録から削除するよう求めた[2]
  • 2月8日 - 柳川は記者会見を開いて謝罪した。会見では、同年4月の浜松市議会議員選挙で「審判を受ける」とした。一方、性的少数者の支援活動を行う「浜松TG研究会」など4団体は柳川に対する公開質問状を提出し、「差別発言だ」と批判した[3]
  • 4月9日 - 浜松市議会議員選挙執行。天竜区選挙区(定数3)は無投票。前述の発言が問題視された柳川は南区選挙区(定数6)で最下位当選で10選を果たした。
2024年

歴代議長

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特記なき場合「歴代正副議長」による[4]

氏名 就任 退任 備考
松井良哉 明治44年10月 大正2年2月  
2 竹山平八郎 大正3年9月 大正5年3月  
3 沢田寧 大正5年3月 大正7年9月  
4 中村忠七 大正7年9月 大正11年9月  
5 沢田寧 大正11年9月 大正15年2月  
6 小竹祿之助 大正15年2月 大正15年9月  
7 鈴木幸作 大正15年9月 昭和5年9月  
8 津倉亀作 昭和5年9月 昭和8年4月  
9 坂本辰平 昭和8年4月 昭和9年4月  
10 石田秀作 昭和9年4月 昭和9年9月  
11 井上剛一 昭和9年9月 昭和12年3月  
12 石岡孝平 昭和12年3月 昭和13年9月  
13 内藤惣一 昭和13年9月 昭和15年9月  
14 大塚章司 昭和15年10月 昭和17年9月  
15 岩崎豊 昭和17年9月 昭和19年9月  
16 平野真一 昭和19年9月 昭和22年4月  
17 木全大孝 昭和22年5月 昭和25年6月  
18 小野江祐助 昭和25年6月 昭和26年4月  
19 徳田由太郎 昭和26年5月 昭和29年5月  
20 大林稔 昭和29年5月 昭和30年4月  
21 大林稔 昭和30年5月 昭和32年12月  
22 戸田利勝 昭和32年12月 昭和33年10月  
23 川合小四郎 昭和33年10月 昭和34年4月  
24 立石健 昭和34年5月 昭和36年12月  
25 川合小四郎 昭和36年12月 昭和38年4月  
26 牧野英司 昭和38年5月 昭和39年5月  
27 立石健 昭和39年5月 昭和42年4月  
28 安藤茂市 昭和42年5月 昭和44年5月  
29 青木梅太郎 昭和44年5月 昭和45年5月  
30 立石健 昭和45年5月 昭和46年4月  
31 高橋長節 昭和46年5月 昭和47年5月  
32 安藤茂市 昭和47年5月 昭和48年5月  
33 鈴木進午 昭和48年5月 昭和49年5月  
34 古橋三千平 昭和49年5月 昭和50年4月  
35 小杉武光 昭和50年5月 昭和51年5月  
36 安藤茂市 昭和51年5月 昭和52年5月  
37 榊谷義則 昭和52年5月 昭和53年5月  
38 大場俊雄 昭和53年5月 昭和54年4月  
39 青野坪三 昭和54年5月 昭和55年5月  
40 村木隆治 昭和55年5月 昭和56年5月  
41 加藤与茂一 昭和56年5月 昭和57年5月  
42 土屋静雄 昭和57年5月 昭和58年4月  
43 田中茂 昭和58年5月 昭和59年5月  
44 大石忠平 昭和59年5月 昭和60年5月  
45 鈴木進午 昭和60年5月 昭和61年5月  
46 村木隆治 昭和61年5月 昭和62年4月  
47 松下太三 昭和62年5月 昭和63年5月  
48 福田英雄 昭和63年5月 平成元年5月  
49 高林和夫 平成元年5月 平成2年5月  
50 榊谷義則 平成2年5月 平成3年4月  
51 鈴木芳治 平成3年5月 平成4年5月  
52 中村圭介 平成4年5月 平成5年5月  
53 三輪新五郎 平成5年5月 平成6年5月  
54 松野幹男 平成6年5月 平成7年4月  
55 伊藤善太郎 平成7年5月 平成8年5月  
56 音羽愼一 平成8年5月 平成9年5月  
57 倉田佐一郎 平成9年5月 平成10年5月  
58 遠藤隆久 平成10年5月 平成11年4月  
59 戸田久市 平成11年5月 平成12年5月  
60 青野正二 平成12年5月 平成13年5月  
61 江間広 平成13年5月 平成14年5月  
62 山下昌利 平成14年5月 平成15年4月  
63 栁川樹一郎 平成15年5月 平成16年5月  
64 栁川樹一郎 平成16年5月 平成17年5月  
65 田中満洲男 平成17年5月 平成18年5月  
66 寺田昌弘 平成18年5月 平成19年3月  
67 酒井基寿 平成19年5月 平成20年5月  
68 内田幸博 平成20年5月 平成21年5月  
69 髙林一文 平成21年5月 平成22年5月  
70 中村勝彦 平成22年5月 平成23年4月  
71 吉村哲志 平成23年5月 平成24年5月  
72 鈴木浩太郎 平成24年5月 平成25年5月  
73 太田康隆 平成25年5月 平成26年5月  
74 大見芳 平成26年5月 平成27年4月  
75 鈴木育男 平成27年5月 平成28年5月  
76 花井和夫 平成28年5月 平成29年5月  
77 渥美誠 平成29年5月 平成30年5月  
78 飯田末夫 平成30年5月 平成31年3月  
79 栁川樹一郎 令和元年5月 令和2年5月  
80 鈴木育男 令和2年5月 令和3年5月  
81 和久田哲男 令和3年5月 令和4年5月
82 太田康隆 令和4年5月 令和5年5月
83 戸田誠 令和5年5月 現職  

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d “浜松市議が動画違法投稿 議会事務局ネット回線で”. 日本経済新聞電子版 (日本経済新聞社). (2018年8月17日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34251300X10C18A8000000/ 2018年8月17日閲覧。 
  2. ^ 大平要 (2023年2月6日). “「ちょっと異常な性癖」住居侵入めぐり浜松市議が発言、取り消しへ”. 朝日新聞. 2023年2月9日閲覧。
  3. ^ 山田英之 (2023年2月9日). “「異常な性癖」発言の浜松市議が謝罪 性的少数者らが公開質問状”. 毎日新聞. 2023年2月9日閲覧。
  4. ^ 歴代正副議長”. 浜松市議会 (2021年5月24日). 2021年8月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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