浦雅春
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浦 雅春(うら まさはる、1948年12月26日 - 2023年7月19日[1])は、日本のロシア文学者、東京大学名誉教授。
経歴
[編集]大阪府生まれ。大阪府立旭高等学校卒、1971年神戸市外国語大学外国語学部ロシア語科卒業。1983年、早稲田大学露文科大学院博士課程中退。1987年東京工業大学助教授。1994年東京大学教養学部助教授、1996年教授。2013年定年退任、東京大学名誉教授。
2023年7月19日に脳出血のため東京都八王子市の病院で死去、74歳没[1]。
著書
[編集]単著
[編集]共編著
[編集]- (武隈喜一・岩田貴)『ロシア・アヴァンギャルド(2)演劇の十月』(国書刊行会, 1988年)
- (武隈喜一・岩田貴)『ロシア・アヴァンギャルド(1)未来派の実験』(国書刊行会, 1989年)
翻訳
[編集]- エドワード・ブローン『メイエルホリドの全体像』(晶文社, 1982年)
- エドワード・ブローン『メイエルホリド演劇の革命』伊藤愉共訳(水声社, 2008年)
- イスカンデール『牛山羊の星座』(群像社, 1985年)
- ファジリ・イスカンデル『チェゲムのサンドロおじさん』(国書刊行会, 2002年)
- ゴーゴリ『鼻・外套・査察官』(光文社古典新訳文庫, 2006年)
- チェーホフ『ワーニャ伯父さん・三人姉妹』(光文社古典新訳文庫, 2009年)
- スタニスラフスキー『俳優の仕事 俳優教育システム 第1部』(未來社, 2008年)
- チェーホフ『かもめ』(岩波文庫, 2010年)
- 『チェーホフ傑作短篇集』(河出文庫, 2010年)
- チェーホフ『桜の園・プロポーズ・熊』(光文社古典新訳文庫, 2012年)
- ピョートル・エルショーフ『イワンとふしぎなこうま』(岩波少年文庫, 2016年)
- チェーホフ『ヴェーロチカ/六号室 チェーホフ傑作選』(光文社古典新訳文庫, 2023年)
脚注
[編集]- ^ a b “浦雅春さん死去 ロシア文学研究者、翻訳家”. 東京新聞 TOKYO Web (2023年7月22日). 2024年10月13日閲覧。
参考
[編集]- 『駒場2001』