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淡路関空ライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社淡路関空ライン
本社が入居する洲本ポートターミナル
本社が入居する洲本ポートターミナル
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
656-0022
兵庫県洲本市海岸通1丁目11番1号洲本ポートターミナルビル
設立 2017年2月14日
業種 海運業
法人番号 1140001105089 ウィキデータを編集
事業内容 一般定期旅客航路事業
主要株主 淡路ジェノバライン
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株式会社淡路関空ライン(あわじかんくうライン)は、兵庫県洲本市海運会社淡路ジェノバラインのグループ会社である。

概要

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一般社団法人瀬戸内海島めぐり協会などが取り組んできた洲本港関西空港を結ぶ航路の復活に当たって、2017年2月に設立された。当初は2017年4月から運航を開始する予定であったが、船員の確保が難航したことから就航は延期された。2017年7月8日に就航記念式典を開催、7月9日から運航を開始した。所要時間は65分で洲本ICから関西国際空港まで約2時間かかる高速バス(関西空港交通南海バス徳島バス本四海峡バスの共同運行で淡路島内は洲本ICの他に東浦IC津名一宮IC志知に停車)の約半分の所要時間である[1]。同航路は淡路開発事業団が運航していた洲本パールライン2007年3月31日に航路休止となって以来、10年ぶりの運航再開となる[2]

しかしながら利用は当初の予想を大きく下回り、就航から僅か1年の2018年7月14日以降休航することとなった。

この航路に関しては淡路広域行政事務組合から補助金4500万円が投入されており、「補助金の返還要求を」「運航を継続しても黒字化は困難」などの意見が出ている[3]

航路

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所要時間65分(関西空港ポートターミナル - 第1ターミナルビル第2ターミナルビル間の連絡バス所要時間は含まれない)、1日5往復を運航する。洲本港発の1便は始発航空便への接続のため、4時台に設定されている。淡路ジェノバラインの「まりーんふらわあ2」「ジェノバⅠ」が就航する。

船舶

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  • まりーんふらわあ2(2017年7月9日 - 2018年6月24日)
1992年4月竣工、瀬戸内クラフト建造(第175番船)、淡路ジェノバライン所有、
104総トン、全長31.30m、型幅6.50m、型深さ2.60m、ディーゼル2基、機関出力2,200PS、旅客定員235名、航海速力24ノット(44.448km/h
  • ジェノバⅠ(2018年6月25日 - 2018年7月13日)

脚注

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  1. ^ 洲本~関空間の航路、10年ぶり復活 1日5往復、早朝便にも対応”. 乗りものニュース. 株式会社メディア・ヴァーグ (2017年7月11日). 2017年7月11日閲覧。
  2. ^ 西井由比子 (2017年7月5日). “洲本-関空航路9日再開 10年ぶり、1日5往復”. 神戸新聞NEXT (神戸新聞社). https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/201707/0010342403.shtml 2017年7月11日閲覧。 
  3. ^ 「補助金返還要求を」洲本ー関空航路休止で広域行政事務組合”. 神戸新聞NEXT. 神戸新聞社 (2018年6月27日). 2018年6月28日閲覧。

外部リンク

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