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深谷コミュニティFM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
深谷コミュニティFM株式会社
Fukaya Community-FM Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
366-0054
埼玉県深谷市緑ヶ丘25-30
法人番号 7030001137121
事業内容 コミュニティ放送事業
代表者 代表取締役社長 神山 憲秀
外部リンク https://www.fukaya-fm.com/
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深谷コミュニティFM株式会社
Fukaya Community-FM Co., Ltd.
愛称 FMふっかちゃん
コールサイン JOZZ3CY-FM
周波数/送信出力 88.5 MHz/20 W
本社・所在地
366-0054
埼玉県深谷市緑ヶ丘25-30
設立日 2020年7月1日
開局日 2021年4月1日
演奏所 本社と同じ
送信所 深谷市上野台369
正智深谷高等学校
中継局 なし
放送区域 深谷市、本庄市の各一部
ネット配信 ListenRadio
公式サイト https://www.fukaya-fm.com/
深谷コミュニティFMが入居する KBT Building。2022年9月撮影。

深谷コミュニティFM株式会社(ふかやコミュニティエフエム)は、埼玉県深谷市の一部地域を放送対象地域[1]として超短波放送FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 FMふっかちゃん(エフエムふっかちゃん)の愛称でコミュニティ放送をしている。

概要

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2021年(令和3年)開局。 ふっかちゃんは深谷市のイメージキャラクターである。

1999年(平成11年)に深谷市は「中心市街地活性化基本計画」を策定した。 この計画中の「商業等活性化のための事業」については深谷商工会議所がTMO(タウン・マネジメント組織)となり計画・推進することとしている。 これを受けた深谷商工会議所は2001年(平成13年)に「深谷タウン・マネジメント構想」を取りまとめた。 [2]

深谷商工会議所が事務局となり深谷TMO[3]は種々の事業を展開しているが、この中に「情報受発信事業」としてミニFM[4]がある。 2012年(平成24年)11月の深谷市産業祭[5]から種々のイベントで公開運用してきた。 2014年(平成26年)5月からは深谷町の深谷宿・七ツ梅酒造跡[6]から「FMふっかちゃん」[7]の愛称で毎月最終日曜日に定期放送を開始した。ミニFMの時代のFMふっかちゃんの周波数は88.0MHzで、放送エリアはコミュニティFM放送時代のFMふっかちゃんよりもっと小さくなった。 2017年(平成29年)には特定非営利活動法人ふかやにぎわい放送倶楽部が設立された。

一方で2013年(平成25年)から深谷商工会議所により推薦されて深谷市まちづくり評価委員会に参加した神山憲秀と埼玉県司法書士会から同委員会に推薦されて参加した吉田健は2020年(令和2年)に神山憲秀が同委員会委員長、吉田健が副委員長となる。この二人は一般社団法人深谷青年会議所で共に活動した間柄であった。

深谷市まちづくり評価委員会は深谷市の事業に市民目線の意見を活用することで事業の活性化や市民の行政への参加意識を高める事が目的であるが、市の様々な想いや考え方や事業などを市民に伝えていく手段として、既存のホームページやメールマガジンやSNSや広報誌だけでは限界に来ていることを同委員会の中で神山憲秀委員長と吉田健副委員長は感じ、新たな伝達手段を模索した。

また2019年10月(平成31年10月)の台風19号の接近により深谷市が発令した市内一部地域への避難勧告時の反省点として先を見込んだ避難勧告は素晴らしかったが、一人一台の車に乗って避難所に向かう市民が多数いたため避難所の中は余裕があるにもかかわらず駐車場が満車で避難所に入れないという事態が発生していたと同委員会で報告された。神山憲秀委員長と吉田健副委員長は災害のような緊急を要する場面での市から市民への情報伝達の新たなる方法の模索を考えるべきだと感じた。

そこで二人が様々検討していると、行政範囲単位で許可が可能なコミュニティFMの存在を知り、また深谷商工会議所の事業の一部でミニFM局をやっているふかやにぎわい放送倶楽部の存在も知る事となった。そこで神山憲秀は深谷商工会議所会頭の村岡正己氏にふかやにぎわい放送倶楽部代表の伊藤眞治氏と繋いでもらった。

伊藤眞治と神山憲秀はコミュニティ放送局の免許人とするべく株式会社を設立することとし設立準備会を立ち上げ、2020年(令和2年)に深谷コミュニティFM株式会社が設立された。代表取締役社長にはふかやにぎわい放送倶楽部代表の伊藤眞治が就任した。 なお、ミニFMのFMふっかちゃんは12月に終了[8]ふかやにぎわい放送倶楽部は解散した。

本社・演奏所(スタジオ)は深谷市緑ヶ丘のKBTビル2階にある。 送信所は深谷市上野台の正智深谷高等学校[9]にあり、特定地上基幹放送局呼出符号JOZZ3CY-FM呼出名称ふかやエフエム周波数88.5MHz、空中線電力20W、第二名称「深谷エフエム放送」、放送区域は深谷市、本庄市の各一部地域[1]

インターネット配信ListenRadioによる。

日曜深夜を含め24時間放送を行っている。自社制作番組以外はミュージックバードを放送。

沿革

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  • 2017年(平成29年)
    • 4月18日 - 特定非営利活動法人ふかやにぎわい放送倶楽部設立の認証[10]
  • 2020年(令和2年)
    • 7月1日 - 深谷コミュニティFM株式会社設立、本社は七ツ梅酒造跡地(須方書店[11] が併設)
    • 10月21日 - 特定地上基幹放送局の予備免許取得[1]
  • 2021年(令和3年)
    • 2月5日 - 本社を深谷町から緑ケ丘に移転[12]
    • 2月18日 - 特定地上基幹放送局の免許取得
    • 4月1日 - 開局、14時より放送開始[13]
    • 4月28日 - ListenRadioによるインターネット配信開始
    • 10月25日 - 設立の目的が果たせたとして代表取締役の伊藤眞治が退任し、副社長であった神山憲秀が就任、取締役であった田部井透、須藤悟の両名が副社長に就任、新たな取締役に柴崎勝と武田匡哉が就任、監査役の吉田健は留任とした。

脚注

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関連項目

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外部リンク

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