清勝院 (八潮市)
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清勝院 | |
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所在地 | 埼玉県八潮市八條1763 |
位置 | 北緯35度50分37.4秒 東経139度50分13.4秒 / 北緯35.843722度 東経139.837056度座標: 北緯35度50分37.4秒 東経139度50分13.4秒 / 北緯35.843722度 東経139.837056度 |
山号 | 金胎山 |
院号 | 清勝院 |
宗派 | 真言宗豊山派 |
本尊 | 不動明王 |
創建年 | 文明年間(1469年 - 1487年) |
開山 | 秀幸 |
札所等 | 西新井組中川通四箇領八十八箇所第67番札所 |
文化財 | 絹本着色虚空蔵菩薩像(埼玉県指定有形文化財)、清勝院山門(八潮市指定有形文化財)他 |
公式サイト | 真言宗豊山派 清勝院 埼玉県八潮市 |
法人番号 | 3030005005591 |
清勝院(せいしょういん)は、埼玉県八潮市にある真言宗豊山派の寺院。
歴史
[編集]文明年間(1469年 - 1487年)、秀幸によって開山された。秀幸には人夫も同行しており、秀幸の庵のそばの地を開墾したという。寺伝によれば、1501年(文亀元年)に「最勝院」と名付けたといわれていたが、1971年(昭和46年)の庫裏改築の際に出土品が発見され、それにより1489年(長享3年)の時点で既に「最勝院」であったことが判明した[1][2]。
当地は武蔵国八條領の最初の開墾地であり、関東地方の新領主となった徳川家康から見て、西の開墾地だったことから「西勝院」に改称、寺領15石が与えられ、三つ葉葵の紋章を用いることが許された[1][2]。
1907年(明治40年)、「清勝院」に改称した。1999年(平成11年)、河川改修に伴い現在地に移転した[1]。
文化財
[編集]- 絹本着色虚空蔵菩薩像(埼玉県指定有形文化財 平成5年3月10日指定)[3]
- 清勝院山門(八潮市指定有形文化財 昭和46年3月16日指定)[4]
- 木造不動明王立像(八潮市指定有形文化財 昭和46年3月16日指定)[5]
- 絹本着色理趣会曼茶羅図(八潮市指定有形文化財 平成8年3月9日指定)[6]
- 紙本着色不動明王二童子像(八潮市指定有形文化財 平成8年3月9日指定)[7]
交通アクセス
[編集]- 路線バス住宅団地前停留所より徒歩5分。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 埼玉県佛教会 監修『埼玉のお寺 埼玉県寺院全集』千秋社、2001年