清水唯一朗
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清水 唯一朗(しみず ゆいちろう、1974年 - )は、日本の政治学者。慶應義塾大学総合政策学部教授。専門は日本政治外交史、オーラルヒストリー。
略歴
[編集]長野県出身[1]。長野県長野高等学校卒業[2]。1999年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。2001年同大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了、2003年同博士課程単位取得退学。2005年慶應義塾大学より博士(法学)の学位を取得[3]。大学院では玉井清、笠原英彦のほか、当時東京大学教授であった御厨貴に師事した[4][5]。
2003年東京大学先端科学技術研究センター特任助手。2007年慶應義塾大学総合政策学部講師、2010年准教授、2017年教授。この間、日本財団国際フェローシップ第3期フェローとして2014年ハーバード大学ライシャワー日本研究所客員研究員[6]、2015年国立政治大学日本研究プログラム客座副教授、2018年ルール大学ボーフム日本学科客員教授などを務める[7]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『政党と官僚の近代―日本における立憲統治構造の相克』(藤原書店, 2007年)
- 『近代日本の官僚―維新官僚から学歴エリートへ』(中央公論新社〈中公新書〉, 2013年)
- The Origins of the Modern Japanese Bureaucracy(en:Bloomsbury Publishing, 2019年)
- 『原敬―「平民宰相」の虚像と実像』(中公新書, 2021年9月)
共著
[編集]- (瀧井一博, 村井良太)『日本政治史―現代日本を形作るもの』(有斐閣, 2020年)
- (任鈞華・龔婷訳)『日本千年歷史之謎』(遠足文化, 2019年)
- (中公新書編集部編)『日本史の論点―邪馬台国から象徴天皇制まで』(中央公論新社, 2018年)
共編著
[編集]論文
[編集]脚注
[編集]- ^ 『近代日本の官僚』(中央公論新社, 2013年)
- ^ “長野高校スーパーグローバルプログラム(2月13日) | SFC 清水唯一朗研究室”. web.sfc.keio.ac.jp. 2022年9月1日閲覧。
- ^ 国立国会図書館. “博士論文『近代日本における政党・内閣・官僚関係』”. 2023年12月22日閲覧。
- ^ 『政党と官僚の近代』(藤原書店, 2007年)
- ^ 『読売新聞』2010年3月6日
- ^ “日本財団国際フェローシップ 2014年度フェロー”. 日本財団. 2019年8月9日閲覧。
- ^ 清水 唯一朗 - 慶應義塾大学研究者情報データベース
外部リンク
[編集]- 慶應義塾大学SFC 清水唯一朗研究室
- 清水唯一朗 (@ys_jpd) - X(旧Twitter)