清須宿
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清須宿(きよすじゅく)は、美濃路の宿場である。現在の愛知県清須市にある。
概要
[編集]清洲城の城下町であったが、いわゆる清洲越しによって町ごと名古屋城下に移転して、いったん清須の町はさびれた。しかし、慶長7年(1602年)に美濃路の宿駅となって町は宿場町として再生した。
最寄り駅
[編集]史跡・みどころ
[編集]清須宿の史跡・みどころ
[編集]- 清凉寺 - 門前は高札が立ち、札の辻と呼ばれた。
- 本陣跡 - 将軍上洛、朝鮮通信使、お茶壺道中、そして明治天皇の休泊所となった。
- 清洲城文化広場 - 清洲城は慶長15年(1610年)に廃城となった。現在の天守閣は、清洲町の町制100周年記念事業として再建されたもので、正式には「ふれあい郷土館」。入場料:大人300円、小人150円。
稲葉宿までの史跡・みどころ
[編集]- 北市場美濃路公園
- 長光寺 - 地蔵堂(六角堂)は、国の重要文化財。境内に四ツ家追分にあった道標が移設されている。
- 盤桓子誕生地
- 四ツ家追分 - 美濃路と岐阜街道との追分。現在は稲沢市による石碑が建つ。
- 七曲縄手
- 国府宮神社一ノ鳥居
ゆかりの人々
[編集]- 織田信長 - 1555年、清洲城に入る。1560年の桶狭間の戦いは、清洲城から出陣した。
- 浅野長勝 - 広島藩浅野氏の祖。長光寺の近くに屋敷があった。
- 長束正家 - 秀吉時代の五奉行の1人。七曲縄手付近に屋敷があった。
- 丹羽盤桓子 - 尾張藩の名筆家。美濃路沿いに誕生地の石碑が建つ。