渡辺大祐
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渡辺 大祐(わたなべ だいすけ、1974年3月11日 - )は、日本のゲームクリエイター、ゲームシナリオライター。スクウェア・エニックス所属。神奈川県横浜市出身[1]。
麻布高等学校卒業後、富士見書房やリクルートにアルバイトとして勤務。またフリーライターとして漫画のノベライズ等を手がける。スクウェア(現:スクウェア・エニックス)の入社試験ではプログラム関連の技術がないため不合格だったが、シナリオライター不在だった『デュープリズム』チームが採用。1年間のアルバイトを経て1999年10月1日に正社員となった。明るいコメディからダークな陰謀劇まで、作風は幅広い。
中学生時代にベニー松山の『小説ウィザードリィ 隣り合わせの灰と青春』を読んで作家を志したという[2]。
代表作
[編集]ゲーム
[編集]- デュープリズム(1999年)脚本・キャラクターメッセージ
- 少人数スタッフだったため、アルバイトでの参加。
- ファイナルファンタジーX(2001年)シナリオプランナー
- 野島一成の補佐。
- キングダム ハーツ(2002年)シナリオライター
- ファイナルファンタジーX-2(2003年)シナリオ
- 野島一成と連名。『キングダムハーツ』開発終了後に途中参加。
- キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ(2004年)シナリオライター
- シナリオスーパーバイザーは野村哲也・野島一成。
- キングダム ハーツII(2005年)テキストプランナー
- ファイナルファンタジーXII(2006年)シナリオ
- ディシディア ファイナルファンタジー(2008年)シナリオ
- 酒見治徳と連名。シナリオスーパーバイザーは鳥山求。
- キングダム ハーツ 358/2 Days(2009年)シナリオスーパーバイザー
- シナリオは石田ゆかり・金巻ともこ。ストーリーは野村哲也。
- ファイナルファンタジーXIII(2009年)リードシナリオライター
- ディレクター鳥山求もシナリオを担当。他シナリオライターは平野幸江・酒見治徳。ストーリーコンセプトは野島一成。
- キングダム ハーツ バース バイ スリープ(2010年)シナリオプロット
- シナリオは岡勝。ストーリーは野村哲也。
- キングダム ハーツ コーデッド(2009年-2010年配信)シナリオライター
- 酒見治徳・石田ゆかりと連名。ストーリーは野村哲也。
- フロントミッション エボルヴ(2010年)スクリプトライター
- とちぼり木・八島和彦と連名。シニアスクリプトライターは鳥山求。
- キングダム ハーツ Re:コーデッド(2010年)シナリオスーパーバイザー
- シナリオは酒見治徳・石田ゆかり。
- ファイナルファンタジーXIII-2(2011年)リードシナリオライター
- シナリオライターは八島和彦・齋藤なな子。ストーリーアドバイザーは映島巡。
- ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(2013年)リードシナリオライター
- シナリオライターは千葉広樹・八島和彦・石橋順子。
- メビウス ファイナルファンタジー(2015年配信)リードシナリオライター
- シナリオスーパーバイザーは野島一成。
- ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアックエイジ(2017年)シナリオアドバイザー
小説
[編集]- 業・影技(1996年)
- 漫画『SHADOW SKILL』のノベライズ。原作は岡田芽武、発刊は竹書房ガンマ文庫。
- ファイナルファンタジーXIII REMINISCENCE -tracer of memories-(2014年)
- 『ファイナルファンタジーXIII』シリーズ三部作の後日譚。週刊ファミ通2014年7月3・10日合併号(2014年6月19日発売)より3号に掲載、ファミ通.comで公開。
脚注
[編集]- ^ ガンマ文庫『業・影技』著者紹介より。
- ^ “『ファイナルファンタジーXIII REMINISCENCE -tracer of memories-』著者、渡辺大祐氏にインタビュー”. ファミ通.com (2014年7月11日). 2015年2月14日閲覧。