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渡辺寛 (歴史学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

渡辺 寛(わたなべ かん、昭和18年(1943年)3月 - )は、日本歴史学者皇學館大学名誉教授香川県出身。

専門は、日本古代史(法制史神宮史)。 法制史の分野では、律令格式、特に『類聚三代格』研究において業績をあげる。 すなわち、前田家本『類聚三代格』の検討から12巻本と20巻本の2系統が存することを指摘し、『西宮記』の記述などからその成立年代を限定、また、鼇頭標目の校訂や東北大学附属図書館狩野文庫本の発見により新訂増補国史大系本を大きく改めている。 神宮史については、特に斎宮制度の研究に成果をあげる。

略歴

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著書

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単著

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  • 『斎宮・斎内親王・斎宮寮-その成立と展開-』 皇學館大学出版部 平成23年

編著

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  • 風土記語句索引』 皇學館大学出版部 昭和45年
  • 『斎宮編年史料集(一)』 斎宮歴史博物館 平成3年
  • 『斎宮編年史料集(二)』 斎宮歴史博物館 平成7年

共著

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