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渡部弘晃

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渡部 弘晃
基本情報
フルネーム Hiroaki Watanabe
誕生日 (1991-09-18) 1991年9月18日(33歳)
出身地 日本の旗 日本
北海道岩見沢市
身長 177 cm
選手情報
クラブ 東京美装グループ
ワールドカップ
シーズン 2013 - 2020
優勝回数 0
他の表彰台 0
表彰台獲得数 0
最終更新日:2024年5月10日
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渡部 弘晃(わたなべ ひろあき、1991年9月18日 - )は、北海道岩見沢市出身の元スキージャンプ選手である。東京美装グループスキー部に所属した[1]

経歴

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幼馴染がジャンプをしていたのがきっかけで[2]、岩見沢第一小学校より当時隣町であった栗沢町(現・岩見沢市)の美流渡ジャンプ少年団に所属しスキージャンプを始める。

岩見沢緑中学3年時の2006/07シーズンからジュニア指定強化選手となる[3]雪印杯ジュニア組および宮様スキー大会ラージヒル少年組を優勝する。FISカップを兼ねた山形市長杯に出場し、27位でFISポイントを獲得する。

2007年4月、札幌日大高校に入学する。2008/09シーズンはコンチネンタルカップを兼ねるHTBカップ国際スキージャンプ競技大会に出場し、19位でポイントを獲得。ジュニア世界選手権シュトルブスケ・プレソ大会では個人40位、団体6位の成績を挙げ、FISカップを兼ねた蔵王NHK杯では優勝する。

2009/10シーズンは札幌市で行われたサマージャンプの少年組2戦と国体少年の部で優勝する。

2010年4月、日本大学に入学する。2010/11シーズンはトルコ・エルズルムで行われたユニバーシアードに出場し、ラージヒル20位、ノーマルヒル16位となる。

2012/13シーズンは札幌のコンチネンタルカップ3連戦で12位(札幌五輪記念は15位)、12位(HTB杯は16位)、6位(STV杯は8位)と健闘し、ワールドカップ札幌大会に初出場し、第1戦で29位に入りポイントを獲得する。また、2月の国体成年A組や3月の全日本選手権ラージヒルを優勝するなど、飛躍の年となった。

2013/14シーズンは、全日本学生スキー選手権大会1部で優勝する。

2014年4月、東京美装グループに入社する。2014/15シーズンは、ワールドカップ札幌大会に出場するが、2戦とも予選を通過できなかった。

2015/16シーズンはサマーグランプリ白馬大会に初出場し、34位となった。

2017/18シーズンは鹿角サマージャンプ大会で社会人初優勝し、以降3連覇を達成する。

2018/19シーズンは雪印メグミルク杯成年組を優勝、コンチネンタルカップ札幌大会で2戦に出場しポイントを獲得した。

2019/20シーズンは雪印メグミルク杯を連覇、HBC杯を優勝し、コンチネンタルカップ札幌大会では5位、3位と上位に入り、ワールドカップ札幌大会に出場するがポイント獲得はならなかった。国体成年B組を優勝後、ワールドカップルシュノヴ大会に派遣され、2戦目で28位となりポイントを獲得した。その後コンチネンタルカップ3試合を転戦しシーズンを終えた。

2020/21シーズンは、国内の冬季戦12試合で、優勝3回を筆頭に全試合で10位以内の安定した成績を挙げた。

2021/22シーズンは、国内の冬季戦で2勝した。

2023/24シーズンは、名寄サンピラー国体記念サマージャンプ大会で優勝した。2024年3月、現役を引退した[4]

主な成績

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ジュニア世界選手権

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ワールドカップ

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  • 最高順位 28位(2019/20シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2012/13 79. 2
2014/15 -. (予選不通過)
2019/20 69. 3

サマーグランプリ

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  • 最高順位 18位(2021シーズンまで)
シーズン 順位 ポイント
2015 -. 0
2021 53. 24

コンチネンタルカップ

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  • 通算 3位1回(2019/20シーズンまで)
シーズン 通算
順位 ポイント 順位 ポイント 順位 ポイント
2008/09 0134. 0012
2010/11 . 000 . 000
2011/12 . 000 . 000
2012/13 092. 0084
2013/14 0192. 0024 0113. 0024
2015/16 . 000 . 000
2017/18 0117. 004 0151. 004
2018/19 098. 0015 0124. 0015
2019/20 036. 00135 054. 00135
2022/23 0. 000 0. 000

ユニバーシアード

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国内大会

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  • 2007年
    • 第47回雪印杯全日本ジャンプ大会ジュニア組 優勝
    • 第78回宮様スキー大会国際競技会ラージヒル少年組 優勝
  • 2009年
  • 2010年
    • 第65回国民体育大会冬季大会スキー競技会少年組 優勝
  • 2013年
    • 第68回国民体育大会冬季大会スキー競技会成年A組 優勝
    • 第91回全日本スキー選手権大会ラージヒル 優勝
  • 2014年
    • 第87回全日本学生スキー選手権大会男子1部 優勝
  • 2017年
    • 第12回鹿角サマージャンプ・コンバインド大会スペシャルジャンプ男子組 優勝
  • 2018年
    • 第13回鹿角サマージャンプ・コンバインド大会スペシャルジャンプ男子組 優勝
  • 2019年
    • 第60回雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会成年組 優勝
    • 第14回鹿角サマージャンプ・コンバインド大会スペシャルジャンプ男子組 優勝
  • 2020年
    • 第62回HBCカップジャンプ競技会男子組 優勝
    • 第61回雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会成年組 優勝
    • 第75回国民体育大会冬季大会スキー競技会成年B組 優勝
  • 2021年
  • 2022年
    • 第93回宮様スキー大会国際競技会ラージヒル成年組 優勝
  • 2023年
    • 第20回名寄サンピラー国体記念サマージャンプ大会 優勝

出典

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WATANABE Hiroaki-Athlete Information”. 2021年3月11日閲覧。

  1. ^ 名寄ジャンプ、男子は渡部V、葛西17位 女子は宮嶋制す”. 産経ニュース (2021年12月21日). 2021年12月21日閲覧。
  2. ^ 渡部弘晃-東京美装グループスキー部”. 2021年3月11日閲覧。
  3. ^ ジャンプ日本代表(2006/2007)”. 2021年3月11日閲覧。
  4. ^ 大会出場予定のお知らせ-東京美装グループスキー部”. 2024年5月10日閲覧。