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BEMAC

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
渦潮電機から転送)
BEMAC株式会社
BEMAC Corporation
本社(2023年1月)
本社(2023年1月)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
794-8582
愛媛県今治市野間甲105番地
設立 1956年7月(渦潮電機株式会社)
創業1946年4月(渦潮電機商会)
業種 電気機器
法人番号 1500001011226 ウィキデータを編集
事業内容 船舶およびビル・工場・施設等の陸上プラント
制御・配電・通信機器の製造・販売・工事
EV(電気自動車)の開発設計及び製造、販売
代表者 小田雅人(代表取締役社長)
資本金 9,000万円
売上高 単体 約330億円
グループ 約572億円
(2023年度実績)
従業員数 単体1,140名 グループ2,031名
(2024年6月現在)
決算期 3月31日
関係する人物 小田茂(創業者)
外部リンク https://www.bemac-jp.com/
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BEMAC株式会社(ビーマック)は、愛媛県今治市野間に本社を置く企業。1946年に漁船を対象とする蓄電池の充電と販売を行う企業として創業。現在は大型船舶の配電システムや制御システムなど、電気機器全般の設計・製造・工事・メンテナンスを一貫して手掛けている。

2002年、本格的な海外進出を前に、技術・製品・サービスを総称するコーポレートブランドとして「BEMAC(ビーマック)」を制定。2019年、現社名に変更。

現在は、グループ企業を含めた「BEMAC渦潮グループ」を形成し、創業時から続く舶用機器ビジネスを中心に、産業プラント事業、EV(電気自動車)事業、ITコンサルティング事業などを展開している。

主な事業所

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沿革

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BEMAC 電動三輪車両(E-TRIKES)
  • 1946年昭和21年)- 創業者・小田茂が、漁船を対象とする蓄電池の販売充電を目的として渦潮電機商会を設立。
  • 1952年(昭和27年)- 舶用配電盤事業開始。
  • 1953年(昭和28年)- 来島船渠株式会社の設立と同時に専属の電気艤装工事業者となる。
  • 1956年(昭和31年)- 渦潮電機商会から渦潮電機株式会社(うずしおでんき)に改組。
  • 1960年(昭和35年)- 今治造船株式会社の電気艤装工事業者となる。
  • 1961年(昭和36年)- 無線機、レーダーの据付、販売開始。
  • 1967年(昭和42年)- 海運局公認船舶電気艤装工事業者となる。
  • 1970年(昭和45年)- 小田道人司が社長就任。
  • 1975年(昭和50年)- オランダロッテルダムのデ・フープ・グロエンポルBV社と船舶電気のサービス委託契約を締結。
  • 1976年(昭和51年)- 国際船舶電装協会(ISES)に加入。
  • 1977年(昭和52年)
    • 遭難信号自動発信器サービスステーションとなる。
    • 海運局認定船舶電気艤装工事業者となる。
  • 1978年(昭和53年)
    • 陸上受配電盤事業開始。
    • 救命筏サービスステーションとなる。
  • 1985年(昭和60年)- 運輸省(現・国土交通省)認定製造事業場となる。
  • 1996年平成8年)- 財団法人日本海事協会舶用事業所承認事業所となる。
  • 1997年(平成9年)- ISO 9001認証取得。
  • 1998年(平成10年)- アメリカRTE社と冷凍コンテナPCT(電力線搬送)モニタリングシステムの技術及び代理店販売契約を締結。
  • 1999年(平成11年)- 大阪機電株式会社がグループ企業となる。
  • 2001年(平成13年)- 経営理念「光律探求企業」を制定。
  • 2002年(平成14年)
    • ISO 14001認証取得。
    • コーポレートブランド「BEMAC」(ビーマック)を制定[1]
  • 2004年(平成16年)
  • 2006年(平成18年)
    • 仏・シュナイダー社と舶用高圧配電盤のライセンス契約を締結。
    • 小田雅人が社長に就任。
    • FutureRays株式会社を設立。
  • 2009年(平成21年)- シンガポールに現地法人『BEMAC Marine Engineering Service (S) PTE LTD』を設立。
  • 2011年(平成23年)- トリトンEVテクノロジー株式会社を設立。
  • 2012年(平成24年)- 中国・上海市に現地法人『渦潮船舶電機(大連)有限公司(英文名: BEMAC CONTROL (DALIAN) INC.)』の上海分公司を設立。
  • 2014年(平成26年)
    • トリトンEVテクノロジーを吸収合併。
    • 世界最大級20,000個積みコンテナ船の電気設備・工事を受注。
  • 2015年(平成27年)- フィリピン国エネルギー省(DOE)から3,000台の電動三輪自動車(E-Trikes)を受注。
  • 2018年(平成30年)
    • 東京ミッドタウン日比谷に東京支社を移転、同時に東京データラボを開設。
    • MaSSA(決して止まらない船)コンセプトを発表。
  • 2019年(平成31年/令和元年)
  • 2020年(令和2年)
    • 本社を今治本社に改称、東京本社を新設。
    • グループ歴史館『渦潮邸』が落成。
  • 2021年(令和3年)- みらい工場敷地内に新工場(□棟)竣工。
  • 2022年(令和4年)
    • 驀進ベース(独身寮)竣工。
    • 株式会社グリップコーポレイションを吸収合併。
  • 2023年(令和5年) - みらい工場敷地内にパワエレ試験棟(呼称・GIRD)竣工。
  • 2024年(令和6年) - フィンランドの発電機メーカー「The Switch Engineering Oy」を三井物産と共同で買収[2]

関連会社

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  • 渦潮エンタープライズ株式会社
  • BEMAC Kiden株式会社
  • FutureRays株式会社
  • 渦潮船舶電機(大連)有限公司 BEMAC CONTROL (DALIAN) INC.
  • BEMAC PANELS MANUFACTURING VIETNAM CO.,LTD.
  • BEMAC STAR ASIA PTE.LTD.
  • BEMAC ELECTRIC TRANSPORTATION PHILIPPINES INC.
  • The Switch Engineering Oy

かつての関連会社

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その他

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脚注

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外部リンク

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