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湯田上温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湯田上温泉
地図
温泉情報
所在地 新潟県南蒲原郡田上町
交通 信越本線田上駅よりタクシーで約5分
泉質 塩化物泉
泉温(摂氏 28 °C
宿泊施設数 5
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湯田上温泉(ゆたがみおんせん)は、新潟県南蒲原郡田上町(旧国越後国)にある温泉。 由来は、温泉のお湯と所在地である田上を合わせたものである。

泉質

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  • ナトリウム - 塩化物・硫酸塩泉

源泉温度28℃。土用の丑の日に温泉に入ると一年間健康で過ごせる、とされている。

温泉街

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護摩堂山の山麓に温泉街が広がる。旅館は5軒存在する。

日帰り入浴施設「ごまどう湯っ多里館」入口(2020年5月)
エレベータと連絡通路を渡った先に施設がある。奥のトンネルは護摩堂山登山口駐車場に繋がる。

湯田上と丘を挟んだ北側には、温泉スタンドや日帰り入浴施設を内包する田上町多目的交流施設「ごまどう湯っ多里館」がある。町は同施設の温泉名を「田上ごまどう温泉」としており、また湯田上の温泉街にも直接接してはいないものの、この「ごまどう温泉」を含めた上で広義の「湯田上温泉」とする場合がある。

歴史

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1738年に開湯。護摩堂山の修行僧が入浴し「薬師の湯」と呼ばれた。

文化九年(1812)以降[1]の『諸国温泉功能鑑[2]に、越後国の5つ(松之山塩沢出湯関の山田上)の中に記されている。

天保十四年(1843)には、新発田藩士らによって湯治に利用されていた記録[3]がある。

1999年に新源泉の開発が行われ、上述の「田上ごまどう温泉」として開湯した。

アクセス

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公共交通

脚注

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  1. ^ ⽯川理夫「江⼾時代の温泉番付にみる温泉地の受容と変遷」『温泉地域研究』第27号、⽇本温泉地域学会、2016年9月、11-22頁。 
  2. ^ 江戸時代の温泉番付”. 観光経済新聞社. 2021年9月26日閲覧。
  3. ^ 『御在城・御留守行事』新発田市立図書館〈A10.2 14(9)および15(1)〉。 

関連項目

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外部リンク

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