滝田文彦
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滝田 文彦(たきた ふみひこ、1930年3月1日[1] - 1996年11月11日)は、日本のフランス文学者・翻訳家。東京大学名誉教授。
人物・来歴
[編集]東京出身。父は実業家の瀧田英二、母は元女優の花柳はるみ。 第八高等学校、東京大学文学部仏文科卒、同大学院に学び、1957年東京大学教養学部講師、助教授、教授、1990年、定年退官、名誉教授。 現代フランス文学を中心に多くの翻訳をした。妹は瀧田あゆち[1]。
共編著
[編集]翻訳
[編集]- 『魅惑』(ピエール・ガスカール、白水社) 1967
- 『夏』(アルベール・カミュ、新潮社、新潮世界文学) 1968
- 『アルコール』(アポリネール、平凡社、世界名詩集) 1968
- 『アドルフ』(コンスタン、中央公論社、世界の文学) 1969
- 『青い花』(レイモン・クノー、筑摩書房) 1969
- 『王道』(アンドレ・マルロー、新潮社、新潮世界文学) 1970、のち文庫
- 『心臓抜き』(ボリス・ヴィアン、白水社、現代フランス小説) 1970、のち文庫
- 「将軍たちのおやつ」(ボリス・ヴィアン、白水社、現代世界演劇6) 1971
- 『イカロスの飛行』(レーモン・クノー、筑摩書房) 1972、のち文庫
- 「キリスト教形而上学とネオプラトニズム」(アルベール・カミュ、新潮社、カミュ全集1) 1972
- 『マノン・レスコー』(プレヴォ、集英社、世界文学全集6) 1975、新版1981
- 『言語理論小事典』(O・デュクロ/ツヴェタン・トドロフ、朝日出版社) 1975
- 『三つの物語 / 純な心』(フロベール、集英社、世界文学全集17) 1976
- 『はまむぎ』(レイモン・クノー、白水社) 1976
- 『なしくずしの死』(セリーヌ、集英社、世界の文学7) 1978.11
- 「もの書く我」(ポール・ヴァレリー、筑摩書房、ヴァレリー全集 カイエ篇1) 1980.6
- 『パルムの僧院』(スタンダール、集英社、世界文学全集20) 1981.2
- 「自我と個性」(ポール・ヴァレリー、筑摩書房、ヴァレリー全集 カイエ篇6) 1981.9
- 『フランス幻想文学傑作選』全3巻(窪田般弥共編、白水社) 1982 - 1983
- 抜粋版『フランス幻想小説傑作集』(窪田般弥共編、白水Uブックス) 1985.9
- 『アルルの女 / スガンさんの山羊 / 最後の授業』(アルフォンス・ドーデ、集英社、集英社ギャラリー、世界の文学7) 1990.4
- 『城から城』(セリーヌ、権寧共訳、筑摩世界文学大系80) 1998.5
参考文献
[編集]- 駒場の50年