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澄江寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
澄江寺ちょうこうじ

澄江寺山門
所在地 山形県寒河江市 3-12-3
位置 北緯38度22分40.9秒 東経140度16分25.8秒
山号 瑞龍山
宗旨 曹洞宗
創建年 長享3年(1489年
開基 開山竹院総梵、開基寒河江知広
正式名 瑞龍山澄江寺
法人番号 1390005007406 ウィキデータを編集
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澄江寺(ちょうこうじ)は山形県寒河江市にある曹洞宗の寺院。

歴史

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長享3年(1489年寒河江氏13代・知広が長州大寧寺に寺領を寄進し[1]子院として澄江院を建立した[2]。二親供養のためであったという。当時父の叔父にあたる全岩東純が大寧寺七世住職であった縁により行ったものである。その後、知広が亡くなると未亡人と嫡男が寺領を寄進して寒河江に移し瑞龍山澄江寺とした[3]。開山澄江寺一世として大庵須益の弟子(全岩東純の兄弟弟子に当たる)竹院総梵の名が伝わる[4]。境内には知広及び夫人の墓と伝わる五輪塔が残る。

寒河江氏は天正12年(1584年最上氏の攻撃により滅び、寒河江城元和9年(1623年)から翌年にかけて廃城となるが、三の丸辰巳門は同寺の山門として移築され現在に至る。

法系

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竹居正猷
 
器之爲璠
 
大庵須益
 
竹院総梵
 
象外東玄
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
全岩東純
 
足翁永満
 
天甫存佐
 
 
 
 
 

脚注

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  1. ^ 『澄江寺誌』「安中坊系譜」知広註より大江知広寄進状。長州豊東郡厚母郷十石の地。大内政弘が便宜を図ったものである。
  2. ^ 『安中坊系譜』知広註。
  3. ^ 東純の孫弟子天甫存佐が寒河江に下向し伝えたという。
  4. ^ 頂像が伝わるのは二世象外東玄からなので竹院総梵は名目開山の可能性がある。『寒河江市史 上巻』

参考資料

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  • 澄江寺 『澄江寺誌』、1993
  • 寒河江市史編さん委員会 『寒河江市史 上巻』、1994

関連項目

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